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一文字物語

作者: 長野晃輝

 遠くきらめく恒星があった。


 全てのものを平等に照らし、照らされるものたちからは感謝や信仰を送られていた。


 だがそれは、過去のことだ。


 今は彼には誰も感謝などを送っていない。


 彼が何か変わったわけではない。変わったのは照らされるものたちだ。


 彼の与える恵みをあたりまえだと彼らは奢り、高ぶった。


 だが恒星は変わることなく彼らを照らし続けた。


 彼らが滅び、恒星が寿命を終えた時、輝くものが一滴。


 その正体は誰も知らない。

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