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タイミングの悪い男

「またかよ!」

 オクイはまた声に出して大声をあげてしまった。


 目の前には連行される男と覆面パトカー、マッチョとわかるシルエットのスーツで短髪の男4人が男を囲って車に乗せていた。覆面パトカーはすぐに赤色灯をあげてT警察署の方角へ幹線道路を曲がって進んでいった。

 「あっ・・・大丈夫ですか?!奥さん!」

 オクイはじめ三人は倒れてしまっていた女性に声をかけて介抱した。すぐに税務署職員のうち一人がペットボトルの水を持ってきて女に飲ませた。

 「奥さん・・・そりゃ急に旦那さんが逮捕されたら、気もどうかしてしまいますよね。とりあえず、飲んで、少しお部屋で休みましょう」

 落ち着いた女は質問を始めたのであった。

 「あ、あの・・・あなたたちも警察の方なのですか?」

 そりゃあ警察に間違えられても仕方ないな。スーツで一応同じような格好だしな。オクイは少し悔しそうに言った。

 「いえ、我々は国税調査官と税務署の者です。私はH地方国税局、国税調査官のオクイと言います。それとこの地域を管轄しているS税務署の者です」

 「え・・・もしかして・・・」

 「はい。ササイ シンジさんには故意における脱税の容疑があるんですよ。その調査で三人で参りましたが、我々は一足遅かったようですねぇ」



約一か月前


 オクイは確定申告が再来月か・・・と言う時期で窓口対応も無い部署で眠そうにしていた。オクイは国税調査官である。それなりに脱税捜査で頭角を現したオクイは今の調査と告発するポストに抜擢されたのだが、地方支局ともなると正直あまり大きい案件も無いため、各地域の税務署で簡単な税務調査で終わってしまう案件が多いのだ。システム化されているため一通り案件をチェックして承認ボタンを押す、オクイはもうやる気と言うより、生きる気力も失いかけていた。

 その時だった。

 「オクイ調査官、問い合わせフォームにこんなの来たんですけど・・・」

 「・・・んん、ああすまない、見せて~」

 眠い顔がばれないよう、オクイは愛想を撒いた。印刷された紙を見た5秒後にはオクイは完全に脳が再起動していた。

 「これは・・・イケる・・・面白い!」

 内容はこう記されてあった。

 「H県S町川山24-410 電話番号080xxxxyyyyで、その住所に住んでいるササイ シンジはガヌーオークションでアマチュア無線機を購入し修理して転売。もしくは自分の出品物を購入した客に名刺を送って買い取りを行っているが古物商の免許はなく収入も未申告で毎年推定300万以上稼いでいる。推定と言うのは落札と出品した履歴を計算した結果で、ガヌーオークションを通さない直接の個人売を含めたらもっとあるだろう。古物営業法違反であり脱税も故意に行っている事から調査し摘発願いたい。なお私はササイを誹謗中傷で刑事告訴する予定だ」

 

 「おおぉ、こんな案件待っていたんだ。しかしなぜここまで細かい情報がわかるんだ?ガヌーオークションは匿名になって相手の情報が見えなくなったはずなんだがな・・・ああ、名刺配ってんのね。納得。つーか、これ自分で自分がやっちまってます~って言ってるようなもんだな・・・」


 オクイはすぐに裁判所に国税調査官として国税犯則取締法に基づく捜査許可を取りに行くこととした。今回は個人で細かいことまで特定できているので簡単に通りそうだ。決裁を取ってH地方裁判所へ行く事とした。

 裁判所でササイの立ち位置は最悪である。すなわち、裁判官でも検察官でも、裁判所事務官や法務事務官でも無いし、弁護士でも司法書士でも被告でも原告でもない。つまり、後回しにされるのだ。国税調査官は司法警察職員では無いので、逮捕状も取れない。すなわち微妙なところにいるのだ。

 今日は何時間待つのかなと自動販売機でコーヒーでも買おうと思った矢先だった。

 「あれ~?オクイ君じゃない、久しぶりじゃん!」

 警察の制服を着た同じ歳とは思えない少し老け顔の男が騒いだ。

 「おまえ、いつもながらにうるさいな・・・・久しぶりよ。元気そうだな、、あ、ああれ?おまえそれなんか・・・色変わってないか?」

 「そうよ、警部補よ」

 警察官がかなりにやけて言った。

 この警察官はオクイの高校と大学の同級生、タシロである。去年会ったときはタシロは巡査部長で警らパトカーに乗っていたがどうやら昇進したようだ。ちなみに警部補階級になると逮捕状が請求できる。オクイはピンと来た。

 色が変わっているというのは、警察官の階級章の事である。階級章の下部にある葉の色がシルバーからゴールドになり、その上に三つ並んでいる縦棒が三から一に減るのだ。

 「おまえも、権力持ったなぁ。いやすげえよ。本当に。ノンキャリでそこまでまず行かない人間も多いだろ?」

 「ま、前のところでちょっと色々あってね。捜査情報だからなんとなくしか言えないんだけど、たまたま摘発した奴らがとんでもないところとつながっていてあれよあれよと解決になっちまったからな。そういうのもあったのか推薦されちまったよ。ははは~」


 オクイは大学卒業当時、国家2種と国税調査官試験で迷い、国家2種で警察庁の準キャリアを目指していた過去がある。しかし、国家2種は合格したものの、警察庁の官庁訪問がうまく行かなったため、落ちてしまったのだ。しかし国税調査官は国家2種と日程も別であり、かつ国税庁専門の試験のため、行く官庁に応じて理由を変えなくて良いというメリットがある。なんとなく滑り止めでもいいか、と言う気持ちで受けていたら合格したのだ。

 タシロも同じく警察庁を目指し国家2種を受験したがペーパーテストで失敗。しかし、都道府県警察の採用試験で合格となり、そのままH県警へ入庁した。オクイの言葉の中に出てきた”ノンキャリ”とはそのまま、ノンキャリアの意味であり、昇進も遅い。しかし警部補は一般の警察署では係長級である。オクイは専門官とはいえ税務職俸給表で言うと4級、すなわち中央だと係長級で田舎だと課長補佐級である。言ってしまえば二人ともあまり級位も階級も、年収もさほど変わらない。オクイの方が少しだけ昇進が早かっただけだ。

 タシロが聞いた。

 「おまえは、金の調査か?難しいだろ・・・俺は金ばっかりじゃ大変で目回っちまうよ」

 「いや、もう慣れた笑」

 二人して笑う。旧知の仲が制服組と背広組で笑いあっているのは裁判所では異常だ。


 「地方国税局のオクイさん~」

 裁判所事務官から呼ばれた。どうやら時間通りに令状が下りたらしい。

 「タシロ、俺そろそろ行くわ。久しぶりのデカイヤマなんだよな」

 「マジかよ、頑張れよ。新聞見ておくわ笑」

 旧知の仲とはいえ、どちらも捜査・調査情報は言わない。これがルールだ。


 「お~こいつ、最近こっちに引っ越してきたのか」

 車の中で令状と付属紙を見てオクイがつぶやいた。口座情報の開示などの情報が含まれているが、これは色々な情報と紐づけされている。国税ではそういった情報もあらかじめ情報収集しておいて照会する。パソコンで局内ネットワークに接続し照らし合わせると、少し前までは関東のK市の地方銀行とネット銀行ばかり使っていたが、最近になってT信用金庫と言うこのあたりの地方信金の口座を開設したことがわかった。T信用金庫はT市とその周辺の町村に在住していないと開設できない。つまり、問い合わせフォームの内容はかなり事実に近い。

 「おっしゃ、ちょっと行ってみるかぁ~」

 オクイは公用車でササイの家へ向かうことにした。ここから三十分ほどだ。遠くはない。その前にS税務署に一報入れよう。

 「あ、もしもし?お疲れ様です。ササイの件なんですけど、令状とれたので各銀行に取引履歴貰いに行ってください。あ、信金はたぶん額少ないんですよね。あ~K市まで行っちゃう?マジすか?!そしたら、お願いします~向こうで入手したらすぐ電話くださ~い、すいません!」

 オクイは、テンションで仕事をするタイプなのだ。


 途中コンビニでトイレと昼食のおにぎり二個、お茶を買って食べた後車を向かわせたオクイは、感心していた。

 新興住宅街と言っていいのか、さびれた安い土地に建てただけ、と言っていいのか、とりあえず隣の家のない土地の手前に10m無いくらいの鉄骨のアンテナタワー、その上に八木アンテナ・・・だろうか。が二本。その上に小さい八木アンテナがさらに二本。棒みたいなアンテナも一本上がっている。家自体は平屋の、あまり大きくない家だ。エアコンの室外機がこちら側においてある。

 「う~ん、新築と言うよりリフォームだな。リフォーム工事やってるこの辺の会社も調べてみたいが知り合いだとこちらの動き読まれるな」

 オクイはテンションが高い頭で超キレッキレの判断をした。

 「口座の取引履歴から会社を割り出してもいいな」

 と、思っていたところだった。ササイと奥さんが出てきた。

 「お、はっけ~ん。シルバーのセダンね。ナンバーは88-33っと。ん、ササイ何か段ボール持ってるな。付けるか」

 オクイはそもそも高齢の仲間入りしようとしているササイの後を、さらに遅く追跡した。はたから見ると変だが、ここはS町。誰もいないのだ。離れてゆっくり走っている方が本人にはばれない。

 追跡すると幹線道路の方をコンビニの方に曲がっていった。オクイはもう頭の中で答えを出していた。

 「はは~ん、売れたんだな。荷物出しにいくってか」

 正にその通りだった。コンビニ”ハイソン”で店員にスマホを提示して何かしているのが見えた。そしてそのまま荷物を置いて車に乗った。

 オクイはスマートフォンで何枚かこの流れを写真撮影していた。盗撮ではない、れっきとした国税調査としてだ。

 「これは、荷物出した歴も調べた方がいいな」

 オクイはまたS税務署に電話を掛けた

 「あ、オクイです。すいませ~ん、結構いいシーン撮れたんで送りますよ~あと、ジャパンパック社にもオクイの送付歴もし取り寄せ出来そうならお願いできますか?基幹局はS局ですよね?電話番号でイケると思うんすよね。あ~面倒ですがお願いします~。あ、今ですか?オクイを追って家とか荷物出してるコンビニとかですね。クロっすよ。頼みます!!」


 オクイは、スマートフォンからすぐにメッセージアプリでササイの写真を送った。


 それからちょうど29日が経過した。K信用金庫からの情報を見ると完全に真っ黒であり、少なくとも8年間で3500万円分は申告が無いことが分かった。さらにT信用金庫の分を合わせると更に400万円はプラス。合計で4000万円に届かないくらいの未申告が判明した。

 そしてその歴はジャパンパック社の配達システムとも突合し、さらにガヌーオークション側にも開示請求。完全に額が一致しているが、過去5年分だけの照会であった。それより古いものは記録がないようだ。

 「よし、明後日ぐらいに突撃するか」

 「良いですね。何時にしましょうか?」

 「11:30ごろにしよう。仕事していないから昼ならいると思う」

 「承知しました。車予約します」

 オクイは雑務をT税務署から来た二人にお願いして、どのようにササイに現実を突きつけるか考えていた。10年で4000万円分、厳密には少し期間が違うが四捨五入してそれくらい。割ると利益は年400万円ほどか。定年前の技術職サラリーマンが年収700から900くらい、そこから更に年収400万円プラス。悠々自適だな。でもそれも明後日までか。などと考えていたら税務署職員の一人が近づいてきた。

 「オクイさん、すいません、黒塗りしか取れませんでした」

 「え~まぁいいや、あそこ道路汚いからさ、帰り洗車だな、はははは~」

 黒塗りとは、地方国税局にある公用車で2番目に良い公用車のあだ名である。1番も黒塗りなのだが、これは局長専用の運転手付き車両だ。黒塗りはデカイので皆借りたがらない。

 「よしと。じゃあ証拠もあるし、あとはササイが吐けば良いんだけどなぁ」

 「吐かなかったら、こちらから、と・・・」

 「そうですねぇ。楽しみですねぇ」

 「ああ、はい・・・」

 税務署の担当官が苦笑いした。


 翌々日、本番だ。

 それなりの量の紙とパソコン、令状を積んだ車は午前10時20分、T地方国税局を出発した。ササイの家までは1時間と少しだ。

 「オクイさん、そういえばササイの奥さんって何やってる人なんですか?」

 「あ~肉工場で働いてるわ~パートさんってやつかな」

 「へえ、奥さん働かなくても良さそうなんですけどね」

 「うん、そこがササイのブラックな面だよな」

 ブラックな話をしていたら、オクイはおなかがブラックになってしまいそうになった。

 「ちょ、頼む、コンビに寄れるか?」

 「え、オクイさんどうしたんすか?」

 「ト、トイレ・・・」

 「あ、あれありますよ、水なしで下痢止まるやつ、でもトイレ行った方がいいすね」

 税務署職員は一錠、オクイに渡して少し笑った。オクイは錠剤を飲んだが汗をかいていた。

 「あ、コンビニです。止まります」

 もう一人の運転手の税務署職員が言って止まった。オクイはすぐコンビニのトイレに駆け込んで10分ほど出てこなかったが、出てきたと思ったら奥の方に行ってしまった。

 「え、なにやってんすかね・・・・ああ、いや~オクイさんそんな・・・」

 なんと5,6本お茶とミネラルウォーターのペットボトルを買って来たのだ。

 「いや~ごめんね~マジで!飲んでこれ!あ、時間やばくない?」

 時計は11:25を指している。ササイの家まで20分無いくらいだ。

 「よし、行こう」

 少し急ぎ目に幹線道路を走ってササイの家まで向かった。オクイは今日は久しぶりの大物だということで、昨晩日本酒を飲んだのだが、少し量が多かったようでおなかを壊してしまっていたのである。前祝いも程々にしなければならない。

 15分後、ササイの家へ着いたが、何か変だ。ササイの車の他にもう一台シルバーのセダンが止まっている。ササイの車のワンランク下の奴だ。

 オクイは変な気配を感じ取った。国税調査官とはいえ、このようなことに遭遇するのは何回かある・・・いわゆる先客と言う奴だ。この業界で先客と言えば・・・

 

 警察か検察である。


 「あいつらの横に車つけてくれ!早く!」

 「わかってます」

 税務署職員二名も完全に感づいた。が、二人はもうすでにやられたと心の中で感じていた。

 オクイが車から降りて、ガタイの良い兄ちゃんの方に向かった。

 間違いない、こいつら警察だ。検察はこんなにガタイが良くない。

 「T地方・・・」

 「警察です。すいません帰ってください。捜査中です」

 「おい、国税のガサだぞ。テメーらこそ下がれよ」

 「え、ああ、でも、国税さん令状出ても強制捜査権ないでしょ?」

 「そうだけどよ・・・」

 「後から連絡しますから。えっと、その首から下げてる札だと・・・オクイさんと言うんですね。地方国税局の」

 「あー、まぁよろしく頼むわ。あなた名前は?」


 

 「アダチと言います」

 「ーーはいはい、とりあえずそっちで待ってるわ」


 オクイはなかなかイラついたが、まぁ同じ着地点向いてる連中だから仕方ないと思うことにした。

 そして渾身の一言を税務署職員の前で発したのである。


 「またかよ!」


 オクイが下がった後すぐアダチはチャイムをならし、ササイを呼んだ。


 「・・・あの、なんですか」

「T警察署生活安全課のアダチと言います。ああ、これ警察手帳です。ササイシンジさんですね?」

 「そうですが・・・」

 「あなたに古物営業法違反と名誉棄損罪で逮捕状が出ています。これ裁判所の令状です」

 

遠巻きにササイを見ていたオクイはやった!と言う気持ちも少し出てきて楽にはなっていた。

 

 「あの、犯罪なんて犯していないんですけど・・・」

 「ササイさんさ、ガヌーオークションで買い取りとか、あとメールで買い取りとかしてたでしょ?古物商の免許あなた無いよね?それから相手に嘘とか誹謗中傷するような評価コメント書いたでしょ?あれ評価付けた相手刑事告訴したのよ。とりあえず詳しい事は署で聞くからさ、逮捕状も出てるから」

 アダチの班員と思われる人間が手錠を出した。

「11時42分、通常逮捕」




 「ーー奥さん、奥さん?」

 ササイより少し若い奥さんは椅子に座って少し寝ていたようだ。

 「あ、すいません。この度は主人が・・・すいません・・・」

 「お水、まだありますからね、飲んでください」

 オクイがさっき買った水のペットボトルの残りを差し出した。下痢を漏らしそうになった時に買ったんだとは言えない。

 「奥さん、なかなか事情として大ごとです。旦那さんは過去10年くらいで4000万円ほど未申告で脱税しているんです」

 奥さんの顔色がまたおかしくなった。

 「え・・・・そうだったんですか・・・本人は個人売買だから大丈夫とか言ってましたが」

 「いえ、基本的には基礎控除を超えた分は申告が必要です。旦那さんの場合は開業届も出していないようなので、雑所得扱いになるでしょう。そうなると事業所得より課税される率が高くなります。また定年前からガヌーオークションは使用されていたようなので、その時の給与所得の率で計算するとおそらく、4000万円程が未申告かと思われます。それをざっくり10年分として割って当時の課税率で見積もって、10年の合計で500万円程が税金として請求する金額になるかと。しかし未申告なので500万円分の無申告加算税が300万円をこえますので30%加算となりざっと見積もっても支払ってもらう金額は合計650万円以上になるかと思います。ざっくり今簡単に計算しただけなので前後はしますよ」

 「はぁ・・・・」


 ササイより少し若い奥さんは泣いてしまった。


 結局、本人不在と言うことで証拠と話が聞けないということになり、国税調査官チームは出直すこととなった。3人だがどよーんとした帰りの車の中で、オクイは他の二人より残念な気持ちの方が多くなっていた。それは、警察に先を越されたからではない。奥さんのショック加減が、自分の心の中に響いたのだ。いままで脱税した経営者などをたくさん見てきたが、払えばOK!また話題作りで動画サイトに投稿!みたいな連中ばかりだった。しかし、ササイの奥さんはそうではない。


 普通の、50代半ばの女性だ。

 ササイは、自分の欲と傲慢であるために、すべてを失った。


 「あれ、そういや、ササイは何の罪で逮捕されたんだ?誹謗中傷だけなら任意同行で書類送検レベルだろ?古物営業法かな?まぁ教えてくれないだろうな。そうそう、それと、タシロは確か今はT警察署に居るって言ってたな。今度顔出してみるか」

※物語は事実ではなくすべてフィクションです

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