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152話 強化種との戦い

「下層は怪物地獄だってよく聞くけどさ、ぶっちゃけあまりそう感じないんだよな」

「祓魔十家ってだけで、怪異に対する高い特攻があるからね」

「華奈樹は神霊宿りの九字兼定、綾人は数百年物の古刀と殺傷能力の高い剣城家独自の剣戟呪術、そして美琴は雷神の権能。見事に怪異との相性はよいな」

「美桜の持っているその刀と脇差もね」


”家がすごいのもあるけど、あなたたち自身がおかしいことを自覚して!?”

”美琴ちゃんやフレイヤちゃん、華奈樹ちゃんと美桜ちゃんというあまりにも強すぎるJKばかりが目立ってるけどさ、二等探索者になるための推薦受けて準一等位になってる時点で綾人くんもおかしいのよ”

”女子高生だけじゃなくて男子高生もおかしいくらい強くないといけないのか”

”まだ筋力的な意味で男が強いのは分かるからこそ、美琴ちゃん達女子高生のやばさが際立って異常なまでに騒がれてんだけど”

”雷神JK、魔導兵装JK、剣神JK、のじゃ口調二刀流JK、戦闘メイド系JK、魔術ぶっ壊れJC、バフデバフぶっ壊れJC。そこに新たに加わる綾人くんはどんな名前が付けられるんだろう”

”まだ綾人くんのまともな戦闘見てないから何もつけられねえ”

”みんな落ち着いてくれ。上層中層を美琴ちゃん達のペースで息一つ乱さずついてきている時点で綾人くんもおかしいから”

”もう美琴ちゃんの速さに慣れすぎて何も言われないの草通り越して大森林”

”学生がしてていい強さじゃないのよwwwww”

”あの毒持ちヤマアラシを発見した瞬間にはその場から消えてぶった切ってるくらいには速いのに誰も突っ込まないのおかしすぎる”

”調べたら純粋な力だけで言うと刀崎家よりもずっと強いんだと”

”フィジカルでゴリ押すタイプの一族なのかあ”


 力の強さは確かに戦闘において重要だが、力だけではどうしようもない場面というのは世の中にはごまんとある。

 力だけで言えば刀崎家よりも上である剣城家がどうして十家最下位にいるのかというと、上の九つの家の持つ千年近く継承されてきた技や技術が、剣城家を上回っているからだ。

 だが逆に言えば、斬撃を発生させるだけの呪術と呼吸法と呪力励起による強化による圧倒的フィジカルで、日本が誇る最強の十の祓魔家に選ばれるのもおかしいのだが。


「俺は試験の時に中域までしか行っていないんだけど、それよりも下って危険だらけなのか?」

「うーん……まあ、危険だらけではあるかな」

「美琴の場合は参考にすらならなそうだな。華奈樹と美桜はどう感じた?」

「ねえ酷くない!?」

「美琴、あなたは雷神なのですから綾人の意見が正しいですよ」

「そうじゃなあ。疱瘡神と戦ったから特等の強さをよく理解できておるこそ言えるが、下層全体の怪異の強さは中層とは比べ物にならんぞ。大部分が準一等で、一等のモンスターも大量におるし、条件次第では特等級の強さになる個体もおる。それを美琴の補助もなしで中域まで行けるぬしは、十分実力者と言っていいじゃろう」


 美桜が言った通り、美琴がいるという最強すぎる保険があったとはいえ、一人でそこまで余裕を持っていけた綾人は、探索者全体で見てもトップ層にいるだろう。

 しかも美琴が見た感じ、まだ伸びしろがあるようにも感じた。もしここからもっと成長するなら、呪術師としては現代の六人目、あるいは退魔師として史上二人目となる特等になることができるかもしれない。


「……あれで実力者って言っていいのか?」

「のう、美琴。綾人は試験の時にどのモンスターと戦ったのか教えてはくれぬか? 強い奴だけで構わぬ」

「えっと、中層でモンスターハウスにボスのライカンスロープ、下層でミノタウロスと妖鎧武者、モスマン、下層ボスのレギオンに中域のネメアの獅子、だったかしら」

「綾人、今からでもギルドに一等に昇格しろと直訴したほうがよいと思うぞ」

「え、嫌だよ面倒くさい」


”美琴ちゃんの幼馴染だから絶対ヤバいと思ったら想像以上にヤバくて森”

”ソロ最大の鬼門の物量戦を仕掛けてくるレギオンを一人で倒すとかどうなってやがる!?”

”下層最強格の一般湧きモンスターのミノタウロスと妖鎧武者もやってんのかよ……”

”ヤマアラシ倒した時みたいに、開始早々超高速で移動して本体だけを斬ったんじゃないかって推測は立てられるけど、それはそれでおかしい”

”速さが武器っぽいから、その内「瞬神」とかいう二つ名付けられそう”

”雷神と瞬神、華奈樹ちゃんは剣神、美桜ちゃんは秘剣の名前から風神、灯里ちゃんは炎ヤバいから炎神で、ルナちゃんは月神、フレイヤちゃんは機械神かな”

”ガチの神様が一人で、それ以外が特徴や強さ的な意味で神が付くのか”

”なんでだろう、違和感が驚くほどない”

”近接殺しのネメアの獅子をどうやって一人で倒したん……?”

”今思えば確かに!?”

”証拠の動画を見せることができるなら見せてほしいですねえ”


「試験動画? 今度優樹菜さんに上げていいかどうか聞いてみるね」

「え、あれを公開するのか?」

「許可が下りたらやろうかなーって思っているくらいよ。多分下りるでしょうけど」


 まだ綾人のまともな戦闘シーンがないし、今回は美琴達がいるからと何かと言われるかもしれないため、綾人を配信に巻き込むと決めた時からぼんやりと考えていた。

 美琴は権能が全て戦闘に偏っているため、他者にバフをかけたりデバフをかけたりなんてことはできない。

 なので下層のボスを一人で倒している綾人の動画を見せれば、今与えられている等級と美琴のクランにいることに納得してくれるだろう。


「そんなことよりも、ほれ。やけに体のデカいミノタウロスが姿を見せたぞ」

「あれ……もしかしなくても強化種って言う奴ですか?」


 コメントに返事をしていると、美桜がモンスターが姿を見せたと言ってくる。

 彼女が見ている方に目を向けると、確かに今まで見てきたミノタウロスよりも筋肉が非常に発達していて、体がかなり大きなミノタウロスがそこにいた。

 一瞬、まさかまたほかの魔神がモンスターを己の手駒にしたのかと思ったが、じっと観察しても何も感じなかったし、美琴の中にいるバアルも違うと教えてくれたので華奈樹の言う強化種なのだと安堵する。


 ダンジョンに限らず世界は常に大魔・霊気で満たされており、魔術師や呪術師は呼吸をしているだけで消費した分の魔力と呪力の回復が行える。

 場所によって大魔・霊気の濃さは変動するが、ダンジョンの中は地上と比べると大分濃くなっている。

 人によってはその濃さで体調を悪くする人もいるらしいが、そういう人には改善するための薬がギルドにある薬局に売られているため、ダンジョン内に長時間い続けることができないという人はいない。


 そんな大魔・霊気が濃いダンジョン内に生まれるモンスター達は、ごく稀にその濃さに影響されて偏った強化を受けることがある。

 その強化は個体によってばらばらだが、大抵は階級の低い探索者では太刀打ちできないほどの強さになる。

 偏っているとはいえ確かに強化を受けており、ギルドはそれを強化種と名付けた。

 そしてその強化種は、通常のその種のモンスターより階級が一つ上に設定されており、一等モンスターのミノタウロスは特等級の強さになってしまう。


「へえ、あれが強化種なんだ。初めて見た」

「美琴は運がないですからね」

「強化種そのものの数がすごく少ないの。滅多に会えるものじゃないんだから」

「それでも活動半年で遭遇したのがこれが初なのは、運が悪いとしか言いようがないのう」

「逆に、今日は華奈樹がいるから遭遇できたんじゃないのか?」

「それはあるかもですね」

「私語はそこまで。来るよ」


 がたがたになっている巌の大剣を振りかざし、お腹に響く低く大きな雄叫びを上げながら、強化種のミノタウロスが走ってくる。

 まず前に踏み出したのは華奈樹で、力任せな振り下ろしを兼定で受け止めるのではなく、見事な名技で鮮やかに受け流す。

 大剣が地面に叩き付けられて食い込みそれを引き戻そうとするが、それよりも先に動いた綾人が瞬時に近付いて美琴の顔ほど太い腕を斬る。


 右腕を斬られたミノタウロスは、ならばと左腕をがむしゃらに振り回して綾人と華奈樹をその場から離し、地面につき立っている巌の大剣を掴もうとするが、美琴が雷鳴と共に接近して体の発条を使いながら顔面を思い切り蹴り付ける。

 異常に発達した筋肉で覆われているためかなり硬い感触が伝わってきたが、眷属(視聴者)達の信仰心を自分の力に変換できるようになっているため、美琴の足が弾かれるのではなく蹴られたミノタウロスが吹き飛んで壁に激突する。


”あ、やっぱ美琴ちゃんめちゃつよになっとる”

”ワイらの信仰心が力になるようになっているからなあ”

”筋肉モリモリすぎて最早鎧みたくなってるミノを蹴り一発で吹っ飛ばすとか”

”美琴ちゃんに蹴ってもらえるなんて羨ましい”

”毎度美琴ちゃんが攻撃するとドM変態が一定数湧くよな”

”美少女に蹴ってもらえるなんてご褒美じゃないですか!”

”あの丈の短い着物だからパンツは絶対に見えるだろうな”

”あんなに大人っぽくて清楚だから、エロい下着とか着けてそう”

”お前は一体何を言ってるんだ?”

”清楚で大人し目な女の子は実は結構えっちというデータがございましてですね”

”俺は信じない……美琴ちゃんはえっちなことは保健体育で習うことくらいしか知らない超絶清楚な女の子なんだ!”

”少なくともネット住民のおれらよりは圧倒的に知識はない”

”深層ソロ攻略している時の触手も、どうして触手の方を少し応援しているのか理解できていない感じだったしな”


「ぬしら……純粋培養されてきた美琴に何を期待しておるんじゃ……?」

『お嬢様には性知識が保健体育で習う程度しかございませんから、実は結構無自覚に色々と視聴者達を刺激しているようなのです』

「まあ、あのような格好をしておればのう。妾達に限らず、同年代であそこまで立派に育っておるのは中々おらんじゃろ」

「そこ! 変なやり取りしていないで参加する!」


 表示しているコメント欄を見ながら呆れた表情でアイリと会話をしている美桜に、何を話しているのだとほんのりと頬を染めながら叫ぶ。

 コメント欄にも書かれていたしアイリにも言われたが、確かに学校で習うこと以上の知識など持ち合わせていない。

 将来恋人ができたり結婚したらそういうことをするのだと分かっているが、どうしても学校で習うこと以上のことを調べる気にならない。多分知ったら恥ずかしさで死んでしまうから。


 ともあれ戦いに参加しろと美桜の方に視線を改めて送ると、やれやれと肩を竦めてから刀の鯉口を切ってから疾風のような速度でミノタウロスに接近する。

 瞬く間に美琴の隣を駆け抜けていき、壁に叩きつけられたミノタウロスは迎え撃とうと拳を打ち出すが、そよ風のようにひらりと無駄な動きなく回避して素早く刀を振るい、輪切りにする。


「ギャア!?」


 自慢の拳を腕ごと輪切りにされたのに驚いたのか、あるいはショックを受けたのか、自分の腕の断面を見て声を上げる。

 それを見た綾人が低い姿勢で刀を下段に構えて駆け出すが、ミノタウロスが不気味な笑みを浮かべるのを見てそれが悪手だと気付く美琴。


「綾人くん、止まって!」

「えっ!?」


 声を張り上げて制止しようとするが、僅かに間に合わなかったのかミノタウロスの間合いに入る。

 その瞬間、先に華奈樹に斬られていた右腕を瞬時に再生させて向かってくる綾人に合わせて撃ち出してくる。

 綾人も美琴が止めようとした理由をそれで気付き、回避しようとするがミノタウロスの攻撃の方が早い。


 このままでは顔面にあの拳が当たって大怪我してしまうと思った時には、美琴は動き出していた。

 どれだけミノタウロスの攻撃が綾人の回避よりも速かろうが、雷の速度には圧倒的に劣る。

 その速度を最大限活かして真横から綾人に体当たりするように飛びつき、ゴロゴロと地面を転がる……つもりだったが、地面を転がる感触の代わりに何かに強く引っ張られるような感覚があった。


 気付いた時には、綾人に左腕で抱き寄せられながらミノタウロスから五メートルほど離れた場所にいた。

 一瞬、どうしてこんなに離れた場所にと思ったが、すぐに終業式後に屋上で待ち合わせていた時に使っていた、剣城家の秘術を使ったのだと理解した。

 と、同時に、見た目以上に太く逞しい腕に抱き寄せられていることと、助けるためとはいえ抱き着いていることに恥ずかしくなり、鼓動が激しくなって顔が熱くなっていく。


「……悪い、すぐに使えばよかったな」

「う、ううん。忘れていた私が悪いから……」


 力強く抱き寄せていた腕を放しながら、少し気まずそうに目を逸らしながら言う。

 弟のように思っていたのに、ものすごく逞しくなっている体を感じて、もうあの時のような可愛い弟ではなくなったのだと強く実感する。


「そこ、こんな場所で、しかも戦闘中にラブコメしないでください」


 美琴達に向かって走り出そうとしていたミノタウロスの足を斬って阻害しながら、華奈樹が呆れたような眼差しを向けながら言ってくる。


「べ、別にラブコメしているわけじゃ……!」

「どう考えてもしとるじゃろう。こんな場所でもじもじしおって」

「美桜まで!?」

「そんなことよりもほれ、さっさとこれを片付けるぞ。いい加減、この筋肉ダルマを排除したいんじゃ」


 美桜も脇差を抜きながら同じように呆れたような目を向けてきて、コメント欄も美琴を抱き寄せた綾人に対する殺意や怒りのこもったコメントで溢れており、今この場に味方はいないのだと肩を落とす。

 とりあえず今は強化種をどうにかするのが優先なので、裁決の鍵の柄をしっかりと握って腰を低くして構える。


 斬られた足を再生させたミノタウロスが、地面に突き立っている大剣を強引に引き抜きがむしゃらに振り回しながら向かってくる。

 迎え撃つように美琴も踏み出し、上から力任せに振り下ろされてきた巌の大剣を、下から振り上げた裁決の鍵でたやすく両断する。


 岩すらこんな簡単に切ってしまう切れ味に一瞬思考が停止しそうになるが、もうフレイヤの作るものはこれが基本なんだと思うことで頭の中から刀の異常性を追い出し、ミノタウロスに集中する。

 集中すると言っても、下手に攻撃するだけでおかしすぎる切れ味で簡単に切れてしまうし、あれからフレイヤの手によって蓄積と放出という雷断と同じ機能も加えられているので、あまり集中しすぎると瞬殺してしまうかもしれないのだが。


 強化種自体そこまで数が多くないので、できれば情報を多く獲得したいのだが、雷を使わずに戦い続けるとミノタウロスの咆哮と戦闘音に他のモンスターが引き寄せられてくるので、長いこと情報を集めることができない。

 情報は大事だが、情報よりも命と時間が優先なので少し本気を出すことにする。


 雷を体に流して筋肉を刺激して速度と力を底上げし、それを制御できるように思考速度も底上げする。

 相手はモンスターで美琴は魔神。魔術や魔法では死ぬことはないが、全ての魔神に共通してシンプルな物理攻撃での殺害は可能だ。

 ミノタウロスは特殊な能力を持たない、シンプルなパワー型。ゆえに、相性だけで見れば最悪なのだが、強化種の強さの指標はあくまで特等()なので美琴にとってはそこまで脅威ではない。


「セェイ!」

「ブガァ!?」


 体の発条を使って回し蹴りを胴体に繰り出し、ドパァン! という音を響かせて再び壁に叩き付ける。

 すぐに立ち上がろうとするが、華奈樹が接近して両足を斬り落とし、美桜が華奈樹に掴みかかろうとしている両腕を輪切りにして、綾人が瞬時に二人の側に移動して肩に触れてから秘術を使って離脱。


 せっかくなので、付け加えられてしまった蓄積と放出の機能を試そうと柄の中に収納されている引き金を柄頭のスイッチを押すことで外に出し、裁決の鍵に雷を蓄積させる。

 神器でも何でもない、人が作った魔導兵装であるからか蓄積は一瞬で完了し、刀身にバチバチと紫電が弾けだす。

 出てきた引き金を引くと、蓄積された雷が刀身に凝縮されて行き、雷断を参考にしただけはあるなとあれを再現した彼女の手腕に感服する。


 刀を上段に構えると、ミノタウロスは身の危険を感じたのか逃げようとするが、足の再生が異常なまでに遅い。

 足に斬り付けた時に、華奈樹は死壊の魔眼を使っていたようだ。

 汎用性の高さはすさまじいなと使ってくれたことに感謝しつつ、刀身に圧縮されている雷を振り抜いて斬撃として放出する。


「─────────」


 雷の斬撃に飲まれたミノタウロスは、悲鳴を上げる暇すらなく消滅して、大きく太い角と美琴が両手で握っても隠れないほど大きな核石を落とした。


「なんか……思っていたよりも火力があったんだけどこれ」

『フレイヤ様のことですから、何かしら仕掛けはあるでしょうね。今度聞いてみてはいかがでしょう』

「そうするわ」


 近いうちにフレイヤと一緒に深層攻略配信を行うので、その時にでも聞いてみることにする。

 何がともあれ、初の強化種との戦いは(華奈樹と美桜から見て)謎のラブコメ的な展開がありつつも、四人とも怪我はせずに終わった。

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