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122話 深層ソロ攻略配信

「外はすっごく寒いのに、ダンジョンの中ってどうしてこんなにちょうどいい温度なんだろうね」

『今更それについて疑問を持つのですね』


 世田谷ダンジョン深層の入り口で、前回同様奇襲を仕掛けてきた大百足を一撃粉砕して、落とした大きくて超上質な核石を拾いながら、全くそれとは関係のないことを口にする。


”あの、大百足に奇襲されてワンパンしておいて言うことがそれってどうなん?”

”マジかあ……”

”そりゃ、前回は周りに人がいることと、データの情報だけでしか知らなかった深層モンスターとの初戦闘だから、手加減していたことくらい分かってたけどさあ”

”かつての深層攻略部隊に多大なトラウマを叩き込んで全員引退させた化け物をワンパンとかwwwww”

”やっぱ美琴ちゃんの火力を最大限活かすには、ソロで活動するしかないんだ”

”ワイとしては、戦闘に集中して真剣な表情になる美少女が見られるから大満足なんだけど”

”《探索者ギルド世田谷支部》☑:¥50000:できればもう少し戦闘を長引かせて、深層モンスターの情報を映してほしいです。あと、深層の素材はあまりにも貴重なものですので、大型モンスターの素材を持ち帰ってきてほしいと本部から連絡がありました”

”《探索者ギルド新宿支部》☑:¥50000:こちらからもお願いします。相応の報酬をお支払いしますので”

”《探索者ギルド大阪支部》☑:¥50000:こんな貴重な情報を無料配信するなんていけません! 支部長に掛け合ってあなたに予算からスパチャを投げてもいいと許可貰ったので、泣いてやめてと懇願されても投げ続けます!”

”ついに多数のギルド支部が配信に張り付き始めたかあ”

”世界で唯一の、深層を探索できる探索者だしなあ”


「新宿支部の方は、報酬は別に渡さなくても……。こうしてスパチャを投げてくださっていますし、それで十分です」

『お嬢様。深層の情報は、一分間歩いただけであっても数千万の価値がするほどのものです。それを安全に進めるお嬢様が、未知のモンスターを映しながら戦闘まで見せれば、その価格は計り知れません』

「そんなものかしらね」

『そんなものですよ。眷属の皆様もコメントしておりますが、深層に行って安全にモンスターを倒せるのはお嬢様だけ。質と正確性の高い情報を持って帰ってこられるのもお嬢様だけ。この配信では大人しく見えていますが、日本どころか世界中のギルドがお嬢様の持ち帰った情報を何としてでも手に入れたいと、虎視眈々と狙っているのですよ』


 アイリの説明を肯定するように、猛烈な速度でコメントが流れていく。

 日本語だけでなく、英語、韓国語、中国語、ロシア語、ドイツ語、イタリア語、etc。数多くの言語のコメントが見受けられ、同時接続者数は配信を始めて一時間と少しで一千万を超えている。

 今深層に足を踏み入れたばかりだし、ここからさらに増えて行くことだろう。


 今日は一週間ぶりの配信だ。

 体調を崩したとかではなく、グッズを作ると言ってしまった手前いつまでも放置しておくわけにもいかないのと、琴音が引くほどノリノリで協力してガンガンスケジュールを組んでいったので、放課後しか時間が取れないこともあって、配信ができずにいたのだ。


 幸い、次の配信の正確な日時の告知自体はしておらず、大雑把に次の配信は深層攻略だとツウィーターで告知しただけなので、放課後の過密スケジュールで配信時間が取れないと投稿したら、次の配信まで気長に待つというリプライで溢れていた。

 その中に、今回のように日本全国の探索者ギルド(京都の本部と世界中の支部・本部を含む)から、その情報を公開せずに売ってほしいというものもあったが、それだと配信活動にならないので却下していた。

 その結果、こうして配信にすさまじい額のスパチャが百門並べられた六砲身のガトリング並みに投げられていて、かなり戦慄しているのだが。

 ちなみに、深層攻略配信なので今日は完全ソロだ。


『お嬢様からすれば、下層より少し手こずるだけで大差がない穴場という感覚でしょうが、それは雷神だからです。一般の探索者であれば、こんな場所に足を踏み入れるなんてことはできませんから』

「そんなものなのね」

『そんなものです。あと、ここに映っているギルドのチャンネルですが、全て本物ですので書き込まれているコメントも、ギルドのものです。信用してもいいですよ』

「じゃあ素材とか本当に持ち帰っていいんだ。……人生初の持ち帰りできる素材が大百足の甲殻って、なんか嫌だなあ」


 黒くて光沢のある大百足の大きな甲殻。力を一つにして人を巻き込まないように加減した状態では、砕けるだけで倒すところまでは持っていけない強度を誇っている。

 これがあれば、下層のモンスターの攻撃くらいは防げる防具を作れるし、武器にすればそうそう壊れないものになるだろう。

 そう考えると持ち帰ったほうがいいのだが、いかんせん元が百足だと思うと、あまり触れたくない。それが人生初の、核石以外の持ち帰りだと思うとなおさらだ。


「……どうせ他にも大百足いるだろうし、これは一旦放置しましょう。最初に拾う素材がこれは流石に嫌だ」

『お嬢様だからこそできるわがままですね』

「女の子は百足なんて見たくもなければ触りたくもないものなのよ。現人神でも、そこは変わらないわ」


”《探索者ギルド大阪支部》☑:ダメえええええええええええええええええええええええええええ!?!?!?!?!?!”

”《探索者ギルド新宿支部》☑:お願いします! 言い値で買い取りますからその大百足の甲殻を回収してください!”

”《探索者ギルド多摩支部》☑:ぎゃあああああああああああああああ!?!? 推定億はするだろう大百足の甲殻があああああああああああああああ!?!?”

”《探索者ギルド横浜支部》☑:¥50000:お願いします! その甲殻の回収をおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!”

”《探索者ギルド京都本部》☑:¥50000:アイリ様! どうか雷電特等探索者を説得してください!!! 説得が無理ならあなたが持ってください!”

”張り付いているギルドの支部大発狂で草”

”そりゃこうなるよな”

”しれっとあの甲殻一つで億するかもしれないって情報流れてったな”

”あれで億とか夢ありすぎて、無理してでも深層行きそうな奴いそう”

”かつて腐れ十字がやったように、深層に行けないようにするために通行止めするんじゃない? 下層最深域直通エレベーターも作ってるし”

”それはあるだろうな”

”そもそも下層最深域まで行けるやつが少ない定期”


 多くのギルド支部の公式チャンネルが発狂しているようなコメントを送ってきて、それを見た視聴者達が面白がって不安を煽るようなコメントを送っていく。


『はあ。仕方がないので、私が持っておきます。これなら、お嬢様が拾ったものにはならないでしょう?』

「それはちょっと屁理屈な気がする」

『これ一つで多くの支部の方々が発狂しているのを見てまだ言いますか。確かに他にも大百足はいるかもしれませんが、お嬢様は運が悪いのですから出会うかどうかも分かりませんし、遭遇したところで落とすかどうかも不明なんですよ? そうなった場合、他の深層モンスターで埋めることはできますけど、支部の方々の心まで埋めることはできないでしょう』

「そんな大げさな反応しなくたっていいのに。ここには私以外の探索者は絶対に来ないんだし、適当に放置していても消えることもないんだしさ」


 ダンジョン物の創作物では、落とした素材などはダンジョンに吸収されると表現されることが多いが、現実のダンジョンはそんなことはない。

 核石と素材がランダムドロップなのは現実的にどうなんだとは思うが、そもそも元が怪異に近いモンスターが倒されて消滅して、なのにその一部を残すのも違和感がある。

 なにより、その素材を使って武器を作ることもできるのもおかしいとは感じる。

 今でも多くの科学者達が、どうしてダンジョン産のモンスターの素材を加工して装備にしたり、ものによっては一般に売りに出すことができるのだろうかという謎を解明すべく、日々研究している。


『そういえばそうでしたね。でしたらこの甲殻もここに放置でいいでしょう。モンスターに食われるというアクシデントがなければですが』


 素材が消えることがないことを思い出したアイリが、拾って持っていた甲殻を超適当に投げ捨てる。

 またコメント欄に、支部の公式チャンネルから発狂コメントが流れてきた。


「ないんじゃない? モンスター同士の共食いって確認されていないし」


 今放置した理由を話したのにいまだに発狂する支部の人達を見て苦笑を浮かべ、すぐに回収できるように分かりやすい場所に雷薙で突っつきながら移動させる。

 一族の人達が見たら、神器をそんな風に使うなと言ってきそうだが、自分しか使えない所有物をかなり無茶な使い方をしなければどう扱ったっていいだろうと、頭の中で反論しておく。


『お嬢様』

「ん。モンスターだね。言われなくても見えているから分かっているわよ」


 バチバチと体と雷薙に雷をまとわせながら戦闘態勢に入る。

 視線の先には、異常に発達した翼となっている前腕を持つ、赤黒い歪なドラゴンがいる。

 これで二度目の邂逅だなと、ぐっと踏み込んで雷鳴と共に踏み込む。


 このモンスター最大の武器は、物理的破壊力を持った咆哮による攻撃。

 推測でしかないが、このモンスターの喉は異常に頑丈になっていて、拡声器のような役割を持ちながらただの声を音響兵器に変える能力があると踏んでいる。

 ならば、一時的とはいえその攻撃手段を封じることができるのであれば、格段に戦いやすくなる。

 もっとも、そんな戦い方ができるのは美琴だけだろうが。


「雷薙! 霹靂神(はたたがみ)!」


 雷薙を開放して、穂先に雷を集中させて強化する。

 霹靂神は、使った当初は名前が付いていない状態で、視聴者達からは忍者漫画の技の名前で呼ばれていたが、著作権というのがある世の中なのでそれが怖くなって、雷の呼び名などを調べて自分で付けた。


 素手でもかなりの威力を持つが、分割した力を一つにした上に雷薙を開放すれば、防げるモンスターはきっといないだろう。

 その予想通り、かつての深層攻略の時の二鳴の征雷の一閃を弾いた鱗が、魚の骨を包丁で断つような感触で破壊できた。

 ドラゴンの喉を破壊して再生されるまでの間はあの音響攻撃を使えなくして、その間に他の攻撃手段を引き出させる。


 異常発達した前足による踏み付け、ナイフのように鋭い牙を持ったアギトによる噛み付き、回転しながら太い尻尾での攻撃。

 それらを美琴はすいすいと避け、合間に鋭く振るった雷薙で攻撃を叩き込んで鱗を破壊していく。


『胸部の急速な膨張を確認。咆哮攻撃まであと三秒』

「それやられると耳痛いから却下!」


 目に見えて一気に膨らんでいく胸に、雷の破城槌を生成して更にそれを陰打ちの要領で物質化してから射出する。

 ドグゥ! という鈍い音を立てて胸部に突き刺さると、風船が破裂するような破裂音が鳴ると同時に爆音が響く。

 その爆風で着物の裾が捲れそうになり、左手で押さえながらドラゴンから視線を外さずに雷薙を構える。


 ぼたぼたと血を流しながら鋭い視線を向けてきている。

 破裂した胸からは、きっとダイアモンド並みに硬いであろう太い肋骨と、それに守られている六つの巨大な肺が見えた。

 やたらと胸が大きく膨らむなとは思っていたが、まさか肺が複数あるとは思いもしなかった。

 あれだけあれば音響兵器並みに威力を持った咆哮を出せるだろう。


 ずぐずぐという気持ちの悪い音を立てながら再生させていき、ほんの二秒程度で再生させると同時に、体中に赤い血管のようなものを浮かばせて目も赤く染め上がる。

 以前も見たことのある怒り状態のようなものだろう。一定以上のダメージを受けることで自己を強化しているので、中層ボスのライカンスロープの手負いの獣と似た原理なはずだ。


 違いは、ライカンスロープは体が膨張して力が増す代わりに素早さが著しく低下するが、ドラゴンはシンプルに状態変化なしで力が増していることだろう。

 体が膨張しないから素早さが落ちることはないし、むしろ力が増したから速くなっている。


「ゴォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」


 息を大きく吸いこんでから、音響爆撃という表現が当てはまる咆哮を放ち、地面を抉る。

 お腹にずしんと響くような低い声の咆哮は、離れていても耳を思わず塞いでしまうほどの音量だ。


 両耳を塞いで顔をしかめると、その咆哮を維持したまま猛ダッシュしてくる。

 学習能力の高さは個体差ではなく、共通しているようだと脳内メモに書き込みながら、雷鳴と共に上に跳躍することで回避する。


 上に逃げるのを見えていたのか、ドリフトしながら停止したドラゴンが地面を抉りながら跳躍して、両の翼腕を強く羽ばたかせながら接近してくる。

 飛びながらも胸を大きく膨らませていき、ある程度近付いてきたところでまた音響爆撃咆哮をしようとするが、それよりも先に動いた美琴がまた喉を切り裂いて、そのまま胸も袈裟懸けに切り裂いて肺を斬り、自分のため込んだ空気で傷を大きく広げさせる。


 ふわりと地面に着地すると、墜落するように落ちてきたドラゴンが体を地面に強く叩き付け、しかしその程度で倒れるはずもなく、ぐぐっと体を起き上がらせながら傷を再生させていく。

 だが時間は有限で、初めての攻略のように数日潜るわけではないし、視聴者達は美琴が強力なモンスターをさくさく倒していくのを所望しているようなので、ある程度戦いの情報も取れたし、片付けることにする。


 周りに被害が出ることを考慮しなくてもいいなんて、結構ストレスフリーで楽だなと思いながら、ややセーブしていた力を開放して百パーセントにする。

 以前は自力で再現した白雷でやったが、常時七鳴神状態な今はそんなことをしなくてもいい。

 雷薙に雷を集中させて、体の発条を使いながら鋭く振り上げる。


「雷霆万鈞!」


 空間が崩壊する威力の、セーブをしていない状態の一閃。

 地面を抉り飛ばしていくそれは、雷速でドラゴンに急接近して、縦に両断する。

 流石のドラゴンも、体を真っ二つにされては再生もできず、ずずんと音を立てて左右に倒れてから体を崩壊させていく。


「お、核石。……と、これは牙かな? と、大きな鱗が四枚か」

『お嬢様にしては運がいいですね』

「私にしてはは余計よ。よし、これなら何も気にせず拾えるわね。この鱗とか、さっきの大百足より硬いんじゃない? 私のせいでちょっと伝わりづらいだろうけど」


”前はめっちゃ連携して倒してたモンスターだったのに、今回はソロであっさりといったよ……”

”マジで周りを気にする必要がないと、深層なんて楽勝なんだ”

”あまりにも割とあっさり倒しているから、勘違いしたバカが深層に挑みそうで怖い”

”《探索者ギルド世田谷支部》:これは雷電さんがおかしいだけで、決してモンスターが弱いわけではありません。これを見て、自分も深層に挑めるという勘違いは絶対にしないようにお願いいたします”

”するわけねーwwww”

”下層ソロですらできる奴なんて数える程度なんだし、深層なんていけないですよ優樹菜ちゃん支部長”

”むしろ雷を使わないと倒せないのがおかしいのでは?”

”そう思うと、魔眼持ちとはいえ呪術や魔術みたいな特殊能力なしで戦ってた華奈樹ちゃんと、魔眼すら持っていない華奈樹ちゃんと同じタイプの美桜ちゃんも大分イカれてんだな”

”改めてあれに参加してたJK組がぶっ壊れだって分かった”


「今更だけど、私の幼馴染はすごいでしょ。雷神になった後も態度を変えずにいてくれた自慢の親友よ」

『また視聴者の皆様に、唐突にボディーブローを叩き込まないでほしいと言われますよ』

「もう立ち直っているから、私的にはそこまで闇じゃなくなっているんだけどなー」

『どう受け取るかは、いつだって聞き手側ですよ』


 ドラゴンが落とした素材を一つずつブレスレットにしまっていく。

 ギルドが張り付いているので、本当に大丈夫なのかと内心結構びくびくしているが、公式が今回は持って帰ってきてもいいと言っているし、コメント欄にも感謝のコメントが送られているので、ほっと安堵のため息を吐く。


「にしても、配信で映すのは二回目でも私個人でここに来るのはもう六回目くらいだけど、今のドラゴンと遭遇したのってこれで二回目なのよね」

『配信している時にしか映らないのでしょうか』

「そんなピンポイントなわけないじゃない。ただの偶然よ。……できればもうちょっと遭遇頻度増えてもいいと思うんだけど」

『その場合、毎回あの音響爆撃咆哮を頂戴することになりますが』

「やっぱ来なくていいわ。アイリ、マップ出して」


 全ての素材と大きな核石を収納し終えたので、アイリマップを出すように頼む。

 個人的に何度かストレス解消できているが、あくまでストレス解消が目的で探索者度外視していたため、マッピングはあの大規模攻略の時から一ミリも進んでいない。

 今日は攻略配信なので、マッピングが完了していない部分を埋めるために、まだ行っていない場所に行くつもりでいる。


 きっとまだ見たことのないモンスターが山ほどいるのだろうなと、探索者として活動している感じがあって胸を躍らせる。

 今まではとっくに全容が明かされている下層で活動して、攻略とは名ばかりのモンスターの蹂躙を行ったり、灯里とルナの育成をしたりなどをしていたので、やっと名前らしく探索しているのが楽しい。


「ここまではあの作戦で行った場所だから……今日はこっちに行きましょう」


 そう言って指さした方向は、南の方だ。

 あのドラキュラがいる城がある方向とは全く別で、マッピングも全くできていない。

 というのも、あの作戦の時三つに分かれて行動していた際、南側に行ったのは黒原仁一率いる第三班だったのだ。

 一番被害を出した班であったので、もしかしたらとは思っていたが本当にマッピングもまともにできていなかった。


 まるであの時の尻拭いを今させられている感じがして癪だが、仕方ないだろう。

 気持ちを切り替えるために思い切りぐーっと伸びをしてから、相棒の雷薙を右手に歩き始める。

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