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S級魔王様は事件の後始末も完璧にお片付けあそばされます

 無事に王位継承権を得られた王子イリヒサは、失恋の無念を忘れようとしているかのように、改革へと乗り出した。


「魔族との取引に重税を課す差別法などいますぐ撤廃だ! 便利な道具が世の中に普及することの価値を認めない頭の古い家臣などいらん、全員罷免しろ!」


 古い家臣軍団は、新王の暴君ぶりに戦々恐々としていた。

 特に怯えていたのは、魔族との対立姿勢を前面に押し出していた大臣カノッサであった。


「まさか、王子イリヒサの暗殺に失敗するとは……! 四天王はいったい何をしているのだ……! このままでは、私の身が危ないではないか……!」


 そう、実はこの大臣こそ、軍師カルツァーデネフが阿臥王国に送り込んだスパイである。


 このまま王国を追放されれば、いつ四天王が彼を暗殺しに来るか分からない。

 任務に失敗したスパイほど、組織にとって排除したいものはないからだ。


 大臣は、爪をがじがじ噛んで激しいストレスに悶えていた。

 ぎょろりとした目は血走り、日を追うごとに白髪が増え、爪も短くなっていくようだった。


「わからん、魔力素も持たない、魔法道具も根こそぎ奪わせた、人間ごときに、なぜ獣王が……勇者プレミールとは、いったい何者なのだ」


 そんなとき、彼の背後に黒い影が忍び寄った。


「……誰だ!?」


 刺客に怯えていた大臣は、恐れおののいて飛び下がった。

 漆黒の甲冑を身にまとった暗黒騎士は、どうみても魔族の手の者である。


「我が何者か、死にゆく者に名乗ったところで仕方あるまい」


 その不気味な暗黒騎士は、一枚の羊皮紙を取り出し、それを大臣に投げ渡した。


 空中を音もなく飛んで行ったそれを受け取るや、大臣は急いで中身を確認した。

 4倍速魔法を使い、一瞬で中身を把握した彼は、眉をひそめた。


「……奴隷契約書? いったい、これはなんだ?」


「ラウムが隠し持っていた奴隷契約書だ」


「なんだと……! まさか、取りこぼしがあったというのか……!」


 大臣カノッサは、大きな両目をさらに大きく見開いた。


「そうか、まだ徴発されていない奴隷がいたのだとすれば、四天王が失敗したのも納得がいく話だ……!」


 奴隷が独自に生み出した魔法道具のお陰で、戦局を生き抜いた武将の話などざらにある。

 恐らく、勇者と王子はその手引きによって、獣王の強襲から逃れられたのだろう。


 そこまで考えて、大臣カノッサは、はっとして顔をあげた。

 では、この暗黒騎士は、いったい何者なのか。


 四天王の手先が彼を暗殺しに来たのなら、こんな長話をする必要はない。

 これまで魔族との敵対を声高に叫んでいた大臣のことなので、他の魔族がこれを機に近づいてくることも十分に考えられる話である。


 ひょっとすると、これは唯一の救いの手かもしれない。


「任務失敗で命も危ういこのワシに、いったい何を望んでいるのだ?」


「契約書はお前にくれてやる。我が手に入れたいのは、その魔法道具だけだ」


「……魔法道具を……」


 大臣カノッサは、ようやくはっと気付いた。

 この男はせっかく手に入れた奴隷を手放してまで、獣王ベレルリィッヒを破った魔法道具を欲している。


「何をするつもりだ……お前はもしや……」


 なんにせよ、この魔法道具は、魔王軍の急所だ。

 これを調べれば、四天王の一角、獣王の弱点が割り出せる。


 こいつは、魔王軍に反目する大魔族である可能性がある。


「2日後、ここに来る」


「ふ、2日!? たったそれだけで、いったい何をしろと……!」


「今の貴様に何ができるか、それだけを考えろ」


 暗黒騎士が立ち去っていくのを、大臣カノッサは呆然と見送っていたのだった。




「騎士か……なんだかすごい勢いで出世していくなぁ」


 夜の闇に包まれた王都を、勇者プレミールは静かに歩いていた。


 つい昼頃、彼女は獣王ベレルリィッヒを退けた功績をたたえられ、叙勲されていたところである。


 これで肩書としては騎士である。

 冒険者としてはSランク、殿堂入りとなった。


 新王イリヒサは、相変わらず、きらーん、と歯を光らせて、「剣の相手をしてくれないか」と迫ってきたが、勇者プレミールは、きらーん、と歯を光らせて、「悪いな、生理痛だ」と男前に言ってそれを退けていた。

 いちばん記憶に残ったのは、傍らにいた王女の顔を真っ赤にさせていたことぐらいだ。


「はぁ、王女様、可愛かったなぁ……」


 この世界でハーレムを作るという野望を抱いている彼女は、無謀にも王女すら攻略対象に含めていた。


 王女だけにとどまらない、竜女に聖女、獣女に仙女と、彼女は女とつくものなら何にでも手を出してきた。


 しかし、今日ばかりは王女様とお話をしている余裕はなかった。

 直接会ってお礼を言いたい女の子がいたのだ。


 地下組織を通じて送られてきた魔法道具は、すべて彼女が作ってくれたものだ。

 魔法道具をほとんど知らない世代であった勇者プレミールには、それが異常に高性能なものであることなど、判別しようもない。


 ひとつひとつが手作りだというそのアイテムを手にするたびに、モッチの愛が伝わってきて、勇者プレミールはいっそう彼女の事を好きになっていった。


「プレミール……待っていてくれ、いま戻るからー!」


 この日はモッチがお祝いをしてくれるから、一緒に食事をしようと約束していたのだ。

 1週間会えなかっただけで、こんなにも愛しくなってくるものか。


「モッチ!」


 いつもの道具屋に飛び込んでいった勇者プレミールは、そこで異変に気付いた。


 薬草のにおいが立ち込める薄暗い屋内に、ロウソクが灯っている。

 テーブルの上には料理が用意してあったが、作った人物の姿がどこにも見えない。


 鋭い視線を感じで、暗がりに目を転じると、黒い布に顔を包んだ何者かがこちらを見ている。

 その手はモッチを羽交い絞めにしていた。

 暗闇でも映える白いドレスを身に着けて、いつもの数倍かわいいモッチであったが、男の手に口をふさがれて、悲壮な表情を浮かべている。

 勇者プレミールは、考えるよりも先に身体が動いた。


「……貴様ッ!」


「おっと、動くな」


 男の手は、ギラリと光を放つ刃物を握り締めていた。


 これまで、冒険者ギルドがすぐ近くにある場所で犯罪に及ぶような真似をする輩は、ほとんどいなかった。

 それゆえ、モッチがひとり暮らしでも危険はなかったのだが。


「やめろ、ここが一体どこだか分かっているのか。ここで犯罪をおかせば、大勢の冒険者たちがお前に襲いかかって来るぞ」


「この娘はワシと奴隷契約を結んでおる。もう何をしようと、ワシの自由だ」


「なに……」


「お前の方こそ、ワシの邪魔をするな。こいつは悪魔の契約だ、もし契約に背くようなことがあれば、魔神の軍がこの町を襲いにくるぞ」


 本当の事か、と問いかけるプレミールの視線から、モッチは目をそらした。


「ごめんね、プレミール……」


 モッチは多くを語らなかった。

 しかし、プレミールは、どうしてモッチが急に多くの魔法道具を作ることができたのか、ようやく理解した。

 遅すぎるくらいだ。


「モッチ、わからなかったのか。私たち冒険者はどうしようもないならず者だ。だから命をかけるのは冒険者で充分だ」


 プレミールは歯を食いしばって、飛び出してゆきたいのをこらえた。

 彼女のために最後に作った料理は、テーブルの上で冷えていた。


「たのむ……モッチを、連れてゆかないでくれ。彼女は私の最愛の友で、最愛の嫁だ」


「嫁?」


 大臣カノッサは、しめた、とばかりに眉を吊り上げた。

 つい先刻、必死の捜索でこの奴隷の少女の正体を突き止めたのだ。


 どうやら勇者プレミールと幼馴染みの関係であるらしい事が判明した。

 ならば、たった2日の間に彼のできることと言えば、これぐらいしかない。


「こいつが欲しいか? くくく……くれてやらんこともない。こいつが作った魔法道具と引き換えならな」


「魔法道具だと?」


「こいつは魔法道具を作るために悪魔から知恵を借りた。その契約を無効にするのなら、作ったすべての魔法道具と引き換えがふさわしかろう」


 勇者プレミールは、欲のないその要求に目を剥いていた。

 もっと理不尽な要求をされるものと覚悟していたが、悪魔の考えることはよく分からない。


「……そうか、本当に、それでいいのか?」


「ああ、いいから、早くしろ、ワシの気が変わらないうちに!」


 モッチの魔法道具は、すべて肌身離さず持っていた。

 勇者プレミールは、肩から提げていたカバンを床に下ろすと、指示に従って相手から数歩後ろにさがった。


 大臣カノッサが慎重にカバンのジッパーを開いてみると、どうやらそのカバンはアイテム収納ボックスだったらしい。


 さまざまな未知のデバイスが入っているのを確認すると、大臣はそれを大事そうにわきに抱えあげ、歓喜の声をあげた。


「ひひひっ、ひひひひっ! じゃあな、せいぜい契約書は大事にしてろ!」


 大臣カノッサは、モッチを突き飛ばすと、凄まじい勢いで逃げ出した。

 走って行けば追いつけるかと思ったが、床に倒れたモッチをプレミールが抱えあげている間に、大臣の姿は1匹のコウモリとなって、窓の外から逃げていった。


 飛んで逃げられたら、もう手の出しようがない。

 窓から、忘れられたように羊皮紙の巻物が投げ込まれ、それきり周囲の闇はふんわりと軽くなった心地がした。

 羊皮紙を開いてみると、それはモッチの奴隷契約書だったようだ。


「モッチを奴隷にするなんて……」


 怒りに任せて羊皮紙を破こうとしたプレミールだったが、大臣の言葉が頭をよぎって、直前で堪えた。

 そして、いや、待てよ、ともう一度文面を読み直した。


「この権利は、この契約書の所持者に譲渡される、か」


 奴隷は、基本的に転売などを繰り返すものなので、所有者が明確に記された契約書があると後々面倒だったりする。

 プレミールはそれを大事に握りしめると、火照った顔でモッチを見下ろした。


「そうだな、これからは勝手な真似をしないように、誰かがこの子を管理してやらないとな」


「どうしたの? プレミール……」


「ふふん、これからは、様をつけろよ?」


「……うん、そうだね。もう貴族様なんだもんね、プレミールは」


 モッチは、プレミールの胸にしがみついて震えていた。


「私、あなたの役に立ちたかったの。王子とプレミールと、私の3人で冒険していた昔みたいに。けれど、あなたはどんどん先にいっちゃって、私じゃ追いつけなくなって」


 この幼馴染みが自分の奴隷になったのだと思うと、勇者プレミールにはなかなかくるものがあった。


「言っただろ、君は俺の癒やしだ。それで充分だよ」


「うん……ありがとう」


 プレミールは、モッチをぎゅっと胸に抱きしめた。


「とりあえず、一緒にお風呂に入ろうか。昔みたいに」


 モッチは、ふんわりと笑って、尻尾をふるふる、と振った。


「うん、そうだね。……えへへ。なんだか懐かしいなぁ」




 醜いコウモリになった大臣カノッサは、夜の街中でその変身を解いた。

 勇者プレミールから手に入れた魔法道具の入ったバッグを抱え、一目散に駆けていくと、まるで一部始終をどこかから見ていたかのように、物陰からこっそりと暗黒騎士が姿を現した。

 大臣は、ひー、ひー、肩で息をしながら、慎重に暗黒騎士に尋ねた。


「ひとつ、教えてくれ。お前は魔王軍にたてつこうとしているのか? それとも、その逆か?」


「お前に教える義理はない」


「いいや、これほど重大な機密を渡そうとしているのだ、魔王軍の行く末を左右するかもしれんというのに、何も知らなかったではすまされまい」


 大臣カノッサは、慎重に言葉を選んでいた。


「もし、お前が魔王軍の手の者だったら、喜んでこれを渡そう。だがもし、お前が魔王軍にたてつこうとしているのなら……」


「だったら、どうだというのだ?」


 暗黒騎士が放った言葉の圧力に、大臣カノッサは、ごくり、と喉をならした。

 間違いない、この暗黒騎士はあえて魔王軍と敵対しようとしている者だ。


 この男こそ、四天王が彼に探すよう命じた『裏切り者』ではないのか。


 魔族と敵対している阿臥王国に大量の薬草を売って支援し、街中のゴブリンを魔法で撃退し、魔法道具を普及させた、張本人。


 この『裏切り者』の素性をどうにか探れば、魔王軍に復帰することが可能かもしれない。

 大臣カノッサに残された道は、ひとつしかなかった。


「……だったら、ワシにも協力させてもらえんか?」


 仲間たちに罵られようが、魔王軍に裏切り者として命を追われようが、彼は構わなかった。

 そう、すべては魔王バンドール様のために。




 夜の街に、暗黒騎士のかしゃ、かしゃ、という足音が響いていた。

 大臣カノッサから手に入れたバッグを脇に抱え、人の姿が周囲にない街の一角へと到達すると、彼はその鉄仮面を脱いだ。


 大きな巻き角が鉄仮面を被るときに邪魔だったが、それはS級魔王バンドール本人であった。


「ふむ……これで回収完了であるな」


 彼はスマホをいじって、作られた魔法道具リストとバッグの中身を確認していた。

 ひとつでも四天王の手に渡れば、大騒ぎである。


 こうして、この事件は幕を閉じた。

 魔王の耳には、その後このスパイがどうなったかという報告も届かないのだった。




 やがて、王国に捕まえられていた魔法道具の販売者と製造者は釈放され、魔族に課せられていた重税も緩和された。


 他国との取引が始まると、阿臥王国は目覚ましい発展を遂げていった。

 この急成長が世界の大国に危機感を抱かせ、後にブロック経済による制裁と、世界大戦へと繋がっていくのであったが、それはまだ数百年も後の話だ。


 晴れ渡る空の元、冒険者たちにいつもの雑貨を売っている少女の店前には、いつもの通り、キザったらしい勇者の姿があった。


 知恵の悪魔との契約も切れた今、もはや魔法道具を作ることはできなくなってしまったのだが、それでも彼女は勇者のために回復薬を作ってあげられるし、暇を見ては何かを作っているみたいだった。


「モッチ、今日の髪の香りは柑橘系だね」


「あー、わかるー? ラムスライムの石鹸で洗ってみたんだー」


「ああ、あのヌルヌルしたやつ? あれは楽しかったね」


「プレミールもおしゃれしないと、もうお貴族さまなんだから、旦那さんの1人や2人手に入れなきゃダメだよー?」


「何を言っているのか聞こえないな」


 家庭用の魔法道具が簡単に手に入るようになると、井戸からの水くみや、火を起こすための薪割りといった仕事がなくなり、モッチの仕事は格段に楽になっていった。


 空いた時間を使って、いろいろなものを作ってみているようだったが、かつての魔法道具と比べると、なんとも微笑ましいものである。


 こうして魔王バンドールは、店先で売られている魔法道具を実際に手に取り、じっくり観察してまわることができるようになったのだった。




 ようやく一般的な炊事場の構造を把握した魔王バンドール様は、『箱庭』のマイホームも完成させ、女神アステラを迎え入れた。


 女神アステラは、これから彼女が長らく住まう事になる住居をじっくり見渡して、目を輝かせていた。


「素敵じゃない、バンドール。部屋中に薬草や回復薬の瓶が飾ってあるのかと思ったわ。薬草マニアだもの」


「仕事と私生活はなるべく分けたい。お前の為にベッドに花を敷き詰めたり、風呂に花を浮かべたりすることはやぶさかではないが」


「楽しみにしているわ」


 二人の愛の巣が女神の目にかなったことに、魔王はほっと胸をなでおろした。

 窓から見える風景を眺め渡した女神は、丘の向こうに見えるレンガの建物を指さした。


「あの離れはなんなの?」


「魔法道具の工房だ……今は誰も使っていない」


「ふうん……なにかに使えるかしらね」


 窓の外に見えるレンガの四角い建物を、女神アステラはじっと見つめて、なにやら考えていた。


「あなたの職業って、魔法道具の職人だったりする?」


「いや」


 魔王は、首をひねった。


「趣味のようなものであるな」


「ざんねん、ハズレか」


 職業に関しては、まだ明確な答えは出せていなかった。

 魔王は、適当に話題をそらした。


「アステラ、今日はぜひ、お前の手料理を食べてみたいのだが」


「ふふっ、食いしん坊さんね? わかったわ」


 アステラは、エプロンを身につけてキッチンに立った。

 キッチンには、最新の魔法道具の数々が取り揃えられていた。


 女神アステラの記憶にある350年前のドトール界には存在しなかったものである。

 魔王バンドールは、心の中で、にやり、と笑みを漏らした。


 もし、道具の使い方が分からなければ、手取り足取り教えよう、という男の下心満載の計画だった。

 ここまで、すべて魔王の計画通りである。……だが。


「いくわよー、それっ!」


 女神アステラは、キッチンに背を向けると、何もない空中から、ぽぽぽぽん、と音を立てて、色とりどりの手料理を生み出してしまった。


 次々とテーブルの上に並べられていく、出来立ての手料理。

 それらを前にして、魔王バンドールは目が点になってしまうのだった。


「アステラ……ひょっとして、20人分くらい一気に食べるのか?」


 疑問を呈する魔王バンドールに対して、女神アステラは、にっこりと微笑み返したのだった。


「そうよ? だって食べるのって、楽しいじゃない?」

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