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「いらっしゃいませ」
そう言ったのは、僕と同い年くらいの若い男性。彼女は、もうそこにはいなかった。
僕は、手にしていた本を一冊、彼に差し出した。彼はそれを受け取ると、いくつかの質問のあと、その本の値段を告げる。僕は、言われた金額を財布から取り出す。
「ありがとうございました。」
「ありがとう」
僕は儀礼的な言葉を返し、その場を去る。外に出ると、秋の風が吹きつけ、僕の首元を冷やした。
あれは、夢なんだよ。彼女がフロイトやユングが好きなわけないだろ。
そう言い聞かせることしかできない自分が情けなかった。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。サクッと読めてサクッと書ける(笑)短編を書いてみましたが、いかがでしたでしょうか?
恋愛ものはどうも苦手でして。今回の物語は、内気な青年が主人公でしたが、私も恋愛に関してはこんな感じだったりします。こういう男性って、モテないんでしょうねえ(笑)。
もっと手の込んだ恋愛ものを書いてみたい・・・・・・。大分、先の話になりそうですね(笑)。
それでは、またの機会に会いましょう。バイバイ!




