表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神々戦線  作者: イーオ
21/36

20 紅のミヤモン

襲いかかるミヤモン!巨大な前足でエリカを地に叩きつける。


「ぐっ。スピードが前の比じゃねえ!!この豚マジで殺す!」


エリカが拳を振りかぶる。しかし、あっとゆう間にエリカの後ろに回り込み今度は後ろ足で蹴りあげる。


「エリカ!!」


ミカがエリカのサポートに入る。


「いくよ。」


津波を呼び寄せたミカ。波はミヤモンをのみ込み再び陸地は海と化した。水中でミカが恐ろしく冷徹な目でミヤモンを睨み付ける。


「、、、、海賊。殺ス。」


「!!!水中でわたしと同じようにしゃべった!?」


ミヤモンは進化と同時に水中での呼吸を能力として身につけていた。ミヤモンとミカが激突。ミカは軽く交わし、水圧を操りミヤモンをペシャンコに押し潰した。潮を引かせ海を陸に戻す。


「不死身で、凄まじい順応性をもって再生してくる。ミヤモンには生半可な攻撃は意味ないよ!!」


再生するミヤモン。邪気を増し、今度はあらゆる圧に耐久できる硬い体に進化した。


「マイ ネーム イズ princessミヤモン!!!」


衝撃波でミカを弾き飛ばした!!


「くッ!!」


「どうやったら倒せる?」


「なめやがって豚がぁ、、、!!!」


ミカとエリカはミヤモンに攻撃できずにいる。


「そろそろ俺様が終わらしてやるよ。」


ガクトがようやくしゃしゃり出てきた。


「むろ。」


アポロも前に出てきた。


「戦えんのか?貴様らが。」


一等級に繰り上げになったばかりの二人に、エリカはまた上からエリカ様でしゃべりかける。


「ようはアレだろ?再生できねーようにすればいいんだろ?すぐ終わるよな?アポロ。」


「むろ。すぐ終わるむろ。」


「、、、」


「魔王、変人に交代?カカッテコイ。」


「赤い炎しか見たことねぇだろ?この大魔王ガクト様の闇の炎で焼き死ね。」


どす黒い猛々しい炎を口から吐き出したガクト。


「!!グオオオオ!!」


燃え盛るミヤモン。


「フハハハハ。今度は炎に耐性をもった体へと進化し再生シテヤル。ぐ、グオオオオ」


炎に焼かれもがき苦しむミヤモン。時間は経てど経てど炎は消えることなく、ミヤモンは包まれた炎で焼かれ続ける。


「闇の炎はそう簡単に消えるこたぁねぇ。不死身なんだろ?ミヤモンちゃん。もがき苦しみ永遠に燃え続けとけ。」


「むろ。ガクト。チェンジ。」


「わりぃ。わりぃ。フィニッシュはアポロに任せるよ。」


炎を解いたガクト。今度はアポロがミヤモンを相手する。


「ぐ、ぐぐぐ、、、殺ス!!」


「いただきまっしゅ」


「!!!!」


アポロはミヤモンを丸のみして食べた。

まさにほんの一瞬で勝負はついてしまった。


「ごちそうさまっしゅ。チャーシュー美味しかったむろ。」


「!!あいつら!!そこそこ手こずったあの豚を一瞬で、、、!!」


「やっぱガクトすごいなぁ。アポロも相当腕あげたんだね。ふふっ。」


一等級まで登り詰めた実力を見せつけたガクトとアポロ。ミヤモン討伐の吉報を手に四人は学園へと帰っていった。ちゃんちゃん♪

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ