【放送事故】真剣な人生相談配信が、きゅうりとアヒルに乗っ取られた件
2026.02.06 制作
配信画面: 「深夜のガチ人生相談枠~今日は弱音吐かせて~」
ライバーあい(画面にはあいの顔): 深刻な表情。GMは悲しげなピアノソロ。
コメント欄: 「大丈夫?」「今日はとことん聞くよ」「無理しないで」
あい:「みんな、来てくれてありがとう。最近さ、正直ちょっと限界で…。配信も仕事も、なんか空回りしてる気がして…」
コメント欄が一斉に「うんうん」「辛い時は辛いって言っていいんだよ」と励ましの言葉で埋め尽くされる。
あい:「私なんて、誰にも必要とされてないんじゃないかって…」
あいは涙を拭おうと、カメラ設定を確認するために画面をタップした。その時、指が滑ってエフェクトボタンに触れてしまった。
《ポンッ!》
画面上のあいの顔が、一瞬にして「リアルなきゅうりの一本漬け」になった。目と口だけが妙にリアルな実写パーツとして貼り付いている。
あい:「(気づかず深刻な声で)…本当に、心が折れそうなんだよね…」
コメント欄:
「え」
「きゅうりwwwwwwwww」
「待ってwwwwwその顔で言わないでwww」
「漬物になってるぞwww」
「状況と絵面の落差で死ぬwww」
あいはコメント欄の流れの速さに違和感を覚えるが、涙で滲んでよく見えていない。
あい:「(きゅうりの姿で)笑わないでよ…!こっちは真剣なんだから!」
きゅうりが怒った。緑のボディがプルプル震え、実写の唇が「への字」に曲がる。それがまた、シュールさを加速させる。
コメント欄:
「きゅうりがキレたwww」
「ごめんwwwでも無理www」
「新鮮な悩み相談ですね(野菜だけに)」
「腹痛いwww誰かスクショ撮ってwww」
あい:「もう…なんなのよみんな…」
異変に気付いたあいは、慌ててエフェクトを解除しようと画面を連打する。
「これ!?これ消せばいいの!?」
《ピロリーン♪》
エフェクトは消えた。しかし、焦りすぎたあいは、今度はオーディオインターフェースの「ボイスチェンジャー」スイッチを肘で押してしまっていた。設定は「超高音ヘリウムボイス」。
あい:「(元の顔に戻って安堵しつつ)あー焦った。ごめんね、変な顔になってた? 気を取り直して…」
聞こえてきたのは、あいの美しい地声ではなく、完全にドナルドダックが窒息しかけたような声だった。
あい(ドナルド声): 「『本当ニ、私、ミンナガ居ナイトダメナンダヨ…』」
コメント欄:
「ブフォwwwwwwwwwwww」
「声wwwwwwwwww」
「アヒルwww今度はアヒルwwww」
「ディズニー出禁レベルwwwww」
「呼吸困難になるwwwww助けてwwww」
あいは自分の声が変になっていることに気づかず(モニターヘッドホンをしていないため)、そのまま感極まったラストの言葉を口にする。
あい(ドナルド声): 「『ミンナ、アイシテルヨォッ!!!(ケワッ!)』」
最後の「ヨォッ!」が裏返り、謎の奇声を放った瞬間、コメント欄の爆笑はピークに達した。スパチャが飛び交い、画面は草(w)で埋め尽くされ、もはやあいの顔が見えない。
コメント欄:
「『アイシテルヨォッ(ケワッ!)』で腹筋崩壊した」
「こんなに笑ったの久しぶりだわwww」
「悩みとかどうでも良くなったwww最高www」
「天才かよwwww」
ようやくリスナーの指摘で自分の声と、さっきまできゅうりだったことに気づいたあい。
あい:「(急いでボイチェンを切って)嘘でしょ!?今の全部アヒルだったの!? 待って、アーカイブ残さないからね!絶対消すから!!」
しかし、その慌てふためく姿を見て、リスナーたちの結束はさらに強まった。
コメント欄:
「元気出たわwwwありがとうあいちゃん」
「悩み吹き飛んだよ」
「伝説の回だった」
「きゅうりとアヒルのハイブリッドライバー推すわ」
あい:「もう……ほんと、何やってんだろ私……(笑)」
画面の向こうで、あいは涙を拭いながら、今日一番の笑顔を見せていた。真剣な悩み相談は強制終了したが、結果として、あいもリスナーも、ここ最近で一番笑った夜になったのだった。
この話はこれでおしまい またにゃー またのお楽しみ バイにゃー
最後までお読みいただき感謝申し上げます。ミクチャでライバーをしています。ミクチャでの経験をもとにスーとストーリー書いてます。




