英霊 巫女ネイトとの融合
小夜は、「星哉君、加奈子、ここどこ?!」と戸惑っていたが、智紀達に事情を聴き、
「…わかった。私も協力する」と半泣きで言った。
巫女ネイトに、英雄の融合者である星哉と加奈子が、
「久しぶり」
「久しぶりね、ネイト」
と言った。英雄のジークフリートとアンナから発せられた言葉だった。
巫女ネイトは頷き、
「始めましょう」といった。
小夜と巫女・ネイトが融合する。
小夜は拒絶反応が出て、泣き出した。
小夜は気を失ってしまったーーーーーーーーーーーーーーー
小夜の精神の中、小夜が歩んでいくと、巫女ネイトが立っていた。
「始めまして、小夜さん。私はネツァクの神殿で人々に祈られている間、人々の絶望、恐れ、苦しみを感じていました。けれど、その混沌とした闇の中でこそ、『希望』という感情が生まれるのも見ました。私たち英雄が、エリュシオンを救ってから、何世代も何世代もその『希望』は人々を照らしました。けれど、今その希望も消えかけています。お願いです。私と融合し、このエリュシオンに再びの『希望』を」
小夜は、頷いた。
「ありがとう」
そう言い、ネイトは小夜と手をつないだ。
まぶしい光が当たりを包む。
「だいじょうぶですか?小夜さん」
智紀が言うと、目覚めた小夜は泣いていた。
恐れの涙ではなく、歓喜の涙を。
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