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悠里の気持ちと梨子の思い

はぁ~大きなため息を悠里がしていると

背後から何、ため息しているのと

声をかける人物は悠里の母親花白梨子はなしろりこです

5か月に渡るツアーが終り、数日間の休日を利用して久々の

実家に顔を出していました


思い出したようにお母梨子が話し出しました。

そうそう3月も終わる頃、悠君連れて雪さんがあいさつに来てくれたよ

えー。ユウリは母の口から二人の事が語られて、自分の知らない所なので驚き

母梨子の方へ顔を向ける。

そして、悠里は頭の中で掻い摘んで考えてみる。


ツアー中で、集中していたい事もあり

3人で会った日から、ゆき達とは連絡は取ってなく

中さんから間接的に連絡を受けていた。

(ユウリ達の諸々な重要な案件などは担当者の中さんが一手に引き受けている)

昨年の12月頃、離婚届渡してあるけど、まだ出されてないから

どうしてなのか?とユキから連絡があったと聞いた。その時

中さんに息子さんの事で手続きする書類が必要なので速く出してほしいと

言っていると聞いた時、なぜか複雑な気持ちが湧いてきて

中さんが代理で提出してきましょうか?といってくれたけど

どうしても、自分で出すからと言ったんだよなぁ。何故か。

そうしている間に、日にちだけ過ぎてしまい。再度

ユキから4月までこのままの状態で、それ以降に出して(離婚届)との申しでが

あったので自分もその方が都合が良く了解したんだよなぁ。


数時間前の光景が蘇る

自宅に行ってきた。

半年振りの我が家は、玄関入って直ぐに異変を感じた

スッキリ。凄く部屋の中が綺麗、自分の持ち物だけあるだけ

既に二人は家を出て行っていた。

(悠里は悠に逢えないくてガッカリ肩を落とし。はぁ~とため息をした)


悠里が、ため息をつきながら腰かけている椅子の正面に

テーブルを挟んだ椅子に梨子も座り、先ほどの話の続きを語りだした


雪さんからの話は、4月以降に離婚することになり用紙は悠里に渡してある事

住居を香港に移しお姉さんに頼まれたお店へ転職すること

悠は現地の小学校に通うことにした事

以上の事を雪さんから聞いた後

この6年間悠の面倒を色々見て貰らい

ありがとうございましたと、お礼を言いたく訪れたとの事でした。

梨子がその時の事を代弁して悠里に伝えた。

2日後には発つと言ってたから

今は香港にいるんだと思うよ。と母梨子は早口で力ずよく話す

あなた忙しさに、かまけて家庭を疎かにずっとしていて

挙句の果て週刊誌には、あんな事は載るし悠里は雪さんが支えてくれてなかったら

今の地位は築けてなかった事忘れちゃいけないよと行った後

母は静かに立ち上がり奥の部屋へ

去っていきました


悠里は思い出した様に椅子からバァン!と立ち上がり

自分のカバンから携帯を取り出して、中さんに電話をかけました。

本日も読んで頂きありがとうございました。

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