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悠と悠里の思い。雪の思い

高校では優秀な成績にも拘らず退学する羽目になる所だったけど通信制で高校卒業、大学は諦めて

働きながらユウリを支えるが裏切られ、私の人生進んだ方向正しかったのか?間違っているのか?

迷いながら日々奮闘するゆきと家族の物語です

私は次の日に指定された場所に車走らせユウを迎えに行きました。

指定された場所に入っていくとユウリのマネージャー(峰)がユウに付き添っています。

お店の中は薄暗く、ユウの表情をはっきり確認する事が出来ない明るさでした。

峰からユウリは次のライブ会場移動の時間が早まった為、こちらの都合で私の付き添いになってしまった事を申し訳なさそうに話しているが、ゆきは昨日の電話で話してるから、代えつてユウリ以外の人で良かったと心の中で思った。

そう思うのも、注目を浴びたくないからユウリはもう普通の人では無いくなっているからです。何処にいっても、フアンやパパラッチがいる状態なのです。容姿は長身180cm以上あり、顔だちはイケメンと言われるらしい。(高校の時から女子がそう言って大騒ぎしていた)普通に色んな人達が行き交う場所に、そんな目立つ人がいたら、忽ち注目浴びてしまう。それだけは絶対に避けなければいけないと、思っていたので私的には好都合でした。


峰さんが去った後、私はユウの横に座っています。

ユウはオレンジジュースを私はアメリカンコーヒーを飲みながら、どちらかが話し出しても、おかしくない状態でその空間を静かに過ごしました。

飲み干したのがユウの方が早かった様で、話し声が聞こえてきました。

ユウが話出しました。私はユウの声に聞き入りました。

ユウリを駅で見送ってきたよ。

そう。

でも遠くからね。

うん。

峰さんが危ないからと言って後方にいた方が良いと、その場所に一緒にいてくれたんだ。

だつてユウリ達のフアンが凄かったんだよ

そう。

でもカメラを持った一部の人が僕に気づき

後方に近づいくる気配を察した峰さんが人込みに紛れて駅から連れ出してくれたんだ

そう。大変だったねと私は答えました。


ユウの話を掻い摘んで言うと、泊まっていたホテルの部屋を一緒に出る時にユウリが、難しい話だけど聞いてねと言って、父さんと母さんは一緒に入られなくなって別れる(離婚)事になったけど、何事があってもユウは俺の息子なんだからね。話したい会いたい時には、この番号に電話して良いからと電話番号が書いてあるメモを渡してくれたようです。事務所が手配した車にユウリが乗り込む時

ユウはバイバイ又ねと言って笑って、その車を見送ったそうです。

その光景を見た峰さんが気を利かして駅のホームまで連れて行って、遠目から見送れるようにしてくれたんだろうけど、ユウの顔を知っているパパラッチが気づいて、危うく週刊誌などのネタに

なりそうになる所を峰さんが気づいて直ぐにその場を去る事になったんだと語ってくれました。

駅まで連れて行ってもらったけど

結局ホテルで別れたユウリの姿を最後に見る事は無かったそうです。


ゆきにユウが言いました。

僕のパパは凄い人なんだね。

別々に暮らす事になっても今までと変わらないから、俺は寂しくないよ

だって、一緒にいた記憶数えるくらいしか無いもん。

いつも通りになるんだねと言ってユウはユウリが渡してくれた電話番号が書いてあるメモ用紙を見つめました。

この6年間ユウが言うようにそうだなぁと私は思った。

音楽活動優先でユウリは、家には休みでいる数回、ほとんどユウの記憶の中は別々の生活が普通になってしまっていたんだなぁ。だから悲しい。苦しい?色々な感情がユウの心を今回支配したんだろうけど

ユウなりに今まで通り

たまに会えるんだ、何も今までと変わらないと考えた様です。

後に、この時の事はユウ本人が話しますが

まだまだ何年か先になりますけどね。

今回も読んで頂き有難うございました。

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