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それぞれの気持ち

高校では優秀な成績にも拘らず退学する羽目になる所だったけど通信制で高校卒業、大学は諦めて

働きながらユウリを支えるが裏切られ、私の人生進んだ方向正しかったのか?間違っているのか?

迷いながら日々奮闘するゆきと家族の物語です

ユウはゆきが帰って行ってしまって、なんでゆきも一緒に、この部屋にいなかったのか疑問視している様子を見ていたユウリは大事な話をする為にユウに声を掛けました

ユウ今から大事な話があるから、ここに座ってとユウリの隣の場所を手でポンポンと叩いてみせました。

それを見たユウはユウリが座っているソファに腰を下ろした。

先ほどまでの感激の再会とは打って変わって、二人とも静かに沈黙になった。

口を開いたのはユウからでした。ユウリ大事な話って何?どうしてゆき帰えっちやったの?

大事な息子ユウに問いだされて、ユウリはユウの顔をじーつと見つめながら話をはじめました

ユウも父親の顔を真剣な眼差しで見つめ、話を聞きました


約1時間位過ぎた頃

時間をかけユウに話ている時に、ユウの目から涙がこぼれはじめました

それを見たユウリはゆっくりと自分の胸にユウを引き寄せ、ごめんねと言いました。

それに対してユウはユウリも大好きだけど、ゆきが一人になっちやうから僕はゆきと一緒に暮らすとユウリに涙ボロボロ流しながら叫んだ

ユウリはユウの頭をなでながら、分かったよと一言だけ言いました。


更に時間が過ぎ

泣き疲れた息子はユウリと一緒のベットで寝入ってしまいました。

ユウリはユウの寝顔を見ながら、ベッドから降りてソファに座り、ゆきに電話をかけました

電話に出た、ゆきにユウリは先ほどの会話とユウはゆきと暮らすことを決めた事を話しました。

ユウリの言葉を電話越しに聞き、ゆきは分かったと伝えました。

ユウリは今まで有難う。いろんな面で苦労かけ甘えてばかりだったこと詫びました。

ゆきは明るく振る舞う声で届いている書類に早めにサインして投函するねと言いました。

ユウリ、うん分かった。と言う言葉を聞いたゆきは、じゃあねと言いって電話を切りました。

電話が切れて、何故か寂しく感じたユウリ。スッキリした感は全然ないなぁと独り言をポロリと言った。


ゆきは電話切った後、フゥーと一息つき、ユウの気持ちを考えると胸が苦しく締め付けられた。

明日は迎えに行った後、ユウの好きな飛行機が見れるセントレア空港に気晴らしに連れていって上げようと思った。

そして、前々から今後の詳細な事が書いてある書類が私宛に随分前に届いていていたので書類にサインして封し手元に置いていた。その封筒を持ち明日には投函しようと決心、気持ちは、さぁ明日から新たな人生スタートだぁとスッキリした顔の花白雪がそこにいました。

今日もありがとうございました

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