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三人の話し合い、その後

高校では優秀な成績にも拘らず退学する羽目になる所だったけど通信制で高校卒業、大学は諦めて

働きながらユウリを支えるも裏切られ、私の人生進んだ方向正しかったのか?間違っているのか?

迷いながら日々奮闘する雪と家族の物語です

東京に居る息子悠里の元へ、例の件で足を運んだ梨子は


今回どうしても、話をしなければいけない彼女のマンションに


悠里を伴って訪れました。


リビングに通された二人は静かにソファに座るも


夏菜子が、お茶の用意をする為、キッチンに行っている間に


梨子は、室内を釘いる様に見渡し、豪華すぎる装飾などに


何故か違和感を感じたのか、ボソと言った時、悠里はこわばった顔で


苦笑したのでした。


「あんた達を担当するだけの仕事で、こんな立派なマンションに住めるんだね」

「、、、、、そうかな?」


そんな、何気ない会話をしていると、夏菜子が二人に


お茶のおもてなし


どことなくギクシャクした時間を、静かにお茶を飲む三人


そんな中、莉子の問いかけで、夏菜子を困惑した顔にさせました。


「急にお宅に伺って、ごめんなさいね。早い方が良いと思ってね


単刀直入に聞くんだけど、あなたのお腹の子は、悠里の子供だよね」


「え、、、ぇ、、はい、、、」


夏菜子の返事を聞いた、莉子は彼女の顔?瞳をじっと

黙ったまま見つめた数分後


「じゃあ、花白家の孫になるから、一度DNA鑑定をしてもらていいですか?」

「はぁ、、」


DNA鑑定?梨子の口から、そんな言葉が出て、驚いたのが悠里でした。

またか!!そう出るとは思っていなかったからでした。


「こんなんだけど、私からしたら大事な一人息子なんだよね

今までの経緯を悠里から聞いて、正直信用できない部分があって

私としては、ハッキリさせてから、悠里と一緒になるなり好きにしていいから

検査してもらえます?」


「、、、あ、、、え、、と」


苦し紛れの言葉しか、、返答が出来ない夏菜子の

額から?顔から?徐々に冷や汗の様な光るものが、にじみ出てきたかと

思うと、顔面蒼白、、明らかに動揺していました。


「検査の時は、私も付き添いますから、悠里も一緒で良いよネ」

「あ、俺は、それで良いよ。だけど、そんなに大袈裟にしなくても

良いんじゃない」


「はぁ、、何、、甘い事言ってる、この先、悠ちゃんにも

関係してくるんだよ!!しっかりしなさい!!」

(悠は悠里の息子)


悠里のあまりにも甘い考えに情けなく一喝を入れる母莉子は


真剣な顔で言いました。


二人の会話を、苦しそうな顔で見ていた夏菜子が

急に泣き出してしまいました。


「ごめんなさい、ごめんなさい。」

「どうした、、、夏菜子大丈夫か?」

「ごめんなさい、、うううう、、、」


取り乱してしまった夏菜子は、泣くばかり、

その姿を見て悠里はオロオロするばかりでしたが

莉子は、そんな夏菜子の肩にそっと手を置きポンポンと

優しくあやす感じで、寄り添いました。


「大丈夫よ。夏菜子さん」

「ごめんなさい、、私、、ううう、、」


どれほどの時間が過ぎたのか、、寄り添っていた莉子に

苦しかった、胸の内の心境を話し出しました。


「ごめんなさい、お母さん、、」

「大丈夫だから、、落ち着いてからでいいですよ」


優しい言葉が、夏菜子の心に届く


「本当は、違うんです。ごめんなさい。」

「違う?何が、違うの」

「本当に、、本当にごめんなさい、、、赤ちゃん違うんです。悠里は

関係ないんです、、、ごめ、、ん、、なさい」


絞り出すように、真実を話した夏菜子は、そのまま、うな垂れ

二人の顔を、見る事が出来ないでいましたが、莉子が、優しく

寄り添いながら、彼女にそっと話しかけました。

「大丈夫だよ。もういいよ」


「はぁ、、違う?、、え!!」

話を聞いていた悠里は言葉を失い、ただ茫然と二人を見つめ


自分のいい加減な行動で、母に迷惑をかけてしまった事


彼女に甘えていてしまって、このような結果をもたらしてしまった事で


頭の中が、ごちゃごちゃになり、両手で髪の毛をくしゃくしゃ

し、頭を凭れてしまいました。

「はぁ、、、」


そこで一言梨子が二人に、激を飛ばしました。

「あなた達、、何、、悲壮感出してるの?」


その大きな声に、びっくりした二人は顔を上げ

一段と大きく見開いた瞳で、莉子を見ました。


「まだ、、終わってないよ!!夏菜子さん悠里、あなた達は

今後の事、しっかりと話し合わなければいけないよ」


「そ、そうだな」

「はぁ、、、い」


その後、お腹の子を悠里の子供と、偽った経緯や何故そんな


重要な問題を、簡単に考えてしまったのか?夏菜子は少しずつ


二人にポツリ、ポツリと話始め、いい方向に答えが出た頃には


外の景色は、暗く大きな窓からは、赤黄色の明るい光の夜景が

見えていました。


そして、莉子は夏菜子に、ある人物に電話を掛けてねとお願いしました。

自分が東京滞在している間に、今回の件を

終わらせる為、このマンションに、来てもらう様に持ち掛けたのでした。

梨子の、提案に夏菜子は

快く、頷き相手に電話を掛け始めました。


深夜に近い時間にも拘われず、莉子達親子は、夏菜子が呼び出した


相手が来るまで、そのままマンションで、待っていました。


長い一日を、起きている梨子は、睡魔が襲うのか、


ソファに凭れて、ウトウトしていました。


すると、ドアを開けてもらう為のチャイム音が鳴りました。


ピンポン!!ピンポン!!












2021年、最初の小説です。今年も宜しくお願い致します。

そして、多くの皆さんが、いつも読んで頂き、ありがとうございます。

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