表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
55/70

母莉子、、動きます

高校では優秀な成績にも拘らず退学する羽目になる所だったけど通信制で高校卒業、大学は諦めて

働きながらユウリを支えるも成功した彼に裏切られ、私の人生進んだ方向正しかったのか?間違っているのか?

迷いながら日々奮闘する雪と家族の物語です

ゴー、、ゴー、、と音を立てトンネルをまた一つ通り超し

少しづつ、東京へ近づく新幹線のぞみに乗っているのは、ばぁば梨子でした。


朝が、早かったから、、まぁ、、睡魔に襲われても仕方ありません

窓際の座席に座る、、その姿は頭が前にコクリ、コクリしながら

居眠しています。


実は、悠里達から、、待てど暮らせど良い返事が中々、ない事に

これ以上我慢できなくなった梨子は、思い立ったら直ぐに行動してしまう性格

早朝の新幹線に飛び乗り悠里の元へ

予告なしで、訪問することにしたのでした。


コクリ、、コクリ


後何分で、東京駅到着のアナウンスが、流れた、、その時

はっ!!と、、した梨子は目を覚まし、、独り言


「そろそろかな、、さぁてと、、どうしたものか」


前に、、電話した時に、今日はオフだと聞いていたので

駅から、タクシーで直接悠里のマンションに突撃しようと思っていた

下車後、改札口の人に、タクシー乗り場を聞き、、急ぎ足でタクシーに乗り込み

その車は、迷うことなく、悠里の元へ向かいました。


その頃、悠里は昨夜のライブ終了後、、打ち合わせが深夜までかかり

自宅マンションに帰宅して、眠りについた時には

夜中の3時を過ぎていましたので

朝10時になっても、まだベッドの中で爆睡状態でした。


そんな時、、玄関のインターホンが、、ピンポン、、ピンポンと

何回も、、切れ間なく鳴り響きました。

「、、、なに、、、。」

ピンポン、、ピンポン

「ん、、、なんだよ!!、、誰だ!!」

ピンポン、、、ピンポン

「あああ!!!うるさいな!!」


インターホンのチャイムに気づいていたが、睡魔の方が優っていた為

無視し続けていたが鳴りやまない、音に我慢できなくなった悠里は

寝ぼけ眼で、モニター画面を確認しました。その瞬間

「はぁ!!、、え、、なんだよ!!」

その画面に映し出された人物は、先ほどタクシーに乗り込み悠里の

マンションに向かった梨子でした。

突然のことで、、一気に目が覚めた悠里は、、急いで玄関ドアを開けました。


「どうした!!」


「来たよ、、」


「はぁ、、何で?、、、連絡せんかった。。。」

(突然、、悠里は、方便の言葉がしゃべる)


「あんたが、、グズグズしとるから、、来ちゃいました」


笑顔の梨子とは対照的に悠里は、まだ、寝起きで呆然としたまま

梨子を部屋へ、入れました。


リビングのソファに座る梨子は、黙ったまま部屋の中を見渡しました。

悠里も、少し離れソファに座り、、二人は沈黙

「、、、、」

数分後、今日訪問した内容を、莉子が話し出しましたが

悠里は、母が部屋に来た時点で、夏菜子絡みの件だと、直ぐに察しがつきました。

母は、夏菜子に連絡とって、、部屋に来てもらうか、何処の場所を指定して

そこで、会って話をしようと、悠里に持ちかけました。


黙って聞いていた悠里は、チラッと時計に目をやり

何か、言いたげだったが、座っていたソファから立ち上がり

寝室へ行って、戻ってきた左手には、携帯を持っていました。

そして、誰かとメールのやり取りをしていた後

梨子に、3時に、夏菜子のマンションに行くからねと言った。


「え!!もう連絡取れたの?」

「ああ、、」

「ふう~ん?」


以前から仕事がオフになった時に、話し合いをしょうと、会う約束の日が

偶々、今日の午後3時になっていた。

そんな中での、突然、の訪問に、、衝撃だったが

悠里は、何という偶然なのか?、母莉子の行動に驚かされていた。


数時間後、、夏菜子には母莉子が行くことを黙ったまま

15分前に彼女のマンションに着きインターホンを押しました。


「ピンポン」


「、、、、」


「ピンポン」


応答がありません?

エントランスで待つこと数分、、セキュリティの為、

二人は、、その場に佇むも

もう一度、悠里はインターホンを押しました。

「ピンポン」

「、、、、、はい」

「あ!、、俺、着いたから、開けて」

「、、、、、え、、でも、、。」

夏菜子の返答の反応が、思わしくありません。

それは、モニター画面に悠里以外の人物が映し出されていたからでした。

悠里が訪れるであろう、2時間前から、夏菜子は部屋の片づけ等、済ませて

待っていた所、彼が二人で訪問していることに、動揺していました。


こんな風に成ると、、、分かっていた

困惑した顔で話している

そんな息子の様子を、傍らで見ていた莉子は

替わって、、、と、悠里を押しのけて話し出しました。


「こんにちは!!、、突然お邪魔してごめんなさい。悠里の母です。

悠里から、話を聞いていた件で、今回、伺いました。

よろしければ、お会いしてお話し出来ないでしょうか?」


梨子の放った言葉の後、、スーと透明のガラス張りの扉が開きました。

二人は、顔を見合わせ、、どちらからともなく扉の奥へ入って行きました。









今日もこの小説を読んで頂き有難うございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ