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ユウリの思い

高校では優秀な成績にも拘らず退学する羽目になる所だったけど通信制で高校卒業、大学は諦めて

働きながらユウリを支えるが裏切られ、私の人生進んだ方向正しかったのか?間違っているのか?

迷いながら日々奮闘するゆきと家族の物語です

ライブ終了後、楽屋で仲間達と話している時、後方から呼びかけられる。

ユウリさん今日の打ち上げ、いつもの所で予約しましたよマネージャー(峰)が言って来ました。

地元でのライブコンサート終了時には学生の頃から通っている行きつけのお店に予約入れて、朝まで飲み明かすのが恒例となっていた。(学生の頃は遅い時間になると店長に追い出されていた)

今回ばかりは、重要な事が控えいることもあり、自分は参加しないので早めに場所の予約を抑えてほしい旨を自ら申し出たこともあり、峰の方から直ぐに自分に言ってきたんだろうと思っていると、事務所か連絡が入る。ユウ(息子)がパパラッチに見つからない場所に待たしているので行く様にとの内容だった

俺は仲間や関係者、皆にお先に失礼しますと声をかけた。皆何か察したのかスルー、お疲れという声を後にする。歩きながらユウの元へ行く最中ユウリは考えていた。ゆきに二人分のチケットを渡してあるので、ライブ終了後、事務所からの連絡場所にユウを送って行ってくれたんだろうなぁ今更ながら、ゆきには甘えてばかりで今回ちゃんとしないとなぁと思う。ユウリは軽く拳をにぎる。


ホテルの一室でゆきとユウはユウリが来るのを待っていた。

ユウは久し振りに父親に会える喜びで顔がキラキラしていた。まだかまだかとドアの方をチラチラ見ている様はやはり6歳児、父親恋しいのは仕方ない事。私はこれから起きる事を思うと気が重いが顔には出さない様に至って冷静でいる様、務める事にしました。


ガチャという音に反応したユウがドアの方へ駆け出した

開いたと同時にユウとユウリはユウ、ユウリと呼びながらユウはユウリに抱きつくユウリはぎゅうと息子を抱きしめた。

それを見た私はユウリに、じゃぁ私は帰るからユウよろしくねと言って部屋を出て行きました。

ユウはえぇ、何で一緒にいないのと不思議な顔だった

バタンとドアが閉まり、私は振り返らず部屋を離れて行きました。



ユウはどちらを選ぶのでしょうか

読んで頂きありがとうございました

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