新しい日々の生活は、充実してるね
高校では優秀な成績にも拘らず退学する羽目になる所だったけど通信制で高校卒業、大学は諦めて
働きながらユウリを支えるが裏切られ、私の人生進んだ方向正しかったのか?間違っているのか?
迷いながら日々奮闘するゆきと家族の物語です
ユウを学校へ送り出した後、自宅近くの駅で凡人と待ち合わせていた
ユキは共に新幹線で、東京に向かっています。
名古屋駅構内で、あれこれと買いだめしていたユキが、、座席に座っり落ち着いた頃
その袋の中から、缶珈琲と、お茶のペットボトルなどなどを、取り出して隣に座っている
彼(凡人)にどれが良いか、訪ねました。
「どれでも、良いよ、ユキが好きな方選んで、僕はその後でいいよ」
ユキに選ぶように言われた、彼は購入したユキが先に好きな物を選ぶように
しなよと言い、その顔は笑っていいます。
「何でいいよ、早く、ハイどうぞ」
強引に先に、選ぶように押される凡人は、自分が先に選ぶのが申しわけなさそうな声で
「じゃぁ、缶コーヒーとサンドイッチを頂きます。ありがとう」
その言葉に満足したのか満面の笑みのユキは、どういたしましてと言った後
凡人と、お同じ物を選び、軽食しながら、今から向かう東京でのスケジュール確認
をするのでした。
およそ1年前に、副業としていた?自分の趣味?イラストレーターの夢があるユキは
お店で自分のデザインしたイラストをモチーフにした雑貨を、手作り販売したり、
注文を受け描く絵画と、家庭、お店、の両立が著しく共わなくなり、お店の経営は姉沙美
譲り、兼ねてより、やりたかった描く仕事に力を注ぐことにしたものの、日々仕事量が
増え、ユウとの関わりが疎かになってきてしまったこともある中
母ミツが、玄関先で転んで、足を骨折したことがきっかけとなり
3年弱の海外生活にピリオドを打ち、日本に帰って来たのでした。
あの元気な母ミツが怪我したことで、夫婦二人だけの生活に不安を感じて
誰か帰ってこれないと?助け舟の電話を受けた、ユキと姉沙美は話し合い
やっと自分の居場所を見つけた沙美は、今の生活に満足していた
その様子を、いつも身近で見てきていたユキは、自分達が帰国した方が良い
たいと思い、日本に帰る事を、決めたのでした。
日本帰国に喜んだのが、ユウでした。
ここ最近の、ユキは、
期限に間に合わせるため自宅で、夜遅くまで作業することが、増え
沙美姉と一緒にいる事が増え、ユキとの会話は逆に減っていっていました。
我慢する事に、慣れてしまっているユウはそんな状況、寂しさを
感じるも、仕方ない事と諦め日々過ごしていた所で、
ばぁば、じぃじのいる日本に帰国する話が出た時には
やったー!と、ハイテンションの、喜びでした。
自宅こそ、実家で生活する訳ではありませんが
近くに済むことで、両親達の目配りも出来るし
また、ばぁば達も孫に、いつでも会える事が、いい刺激になったようです。
後、どうして凡人が居るのかというと、
以前、日本出張の時、林家に泊まった事をきっかけに
日本大好きだった事も有り、ここで生活してみたいとも思ったらしく
ユキが、事業を立ち上げる話を聞いた時、自分もそこに参加させて
欲しいと申し出たのでした
ユキ本人も、イラストを描くにあたり、色々デジタル化の作成に力になってくれ
期限に間に合いそうに無い時には、助けてもらっていたりしていたので
断る理由がなかった。。そして、今に居たり
ユキの、実家を、間借りしているのでした。
東京に着いてからの、ユキ達は各出版社や、ギャラリー等により、展示品や
表紙のデザインなどなど、詳しくメールでのやり取りが出来ない部分の打ち合わせや
現物を持参しての話し合いでした。
今では、無料で簡単に表紙のデザインなど手に入れる事が出来る時代になりましたが
本物の、心揺さぶる絵画や、デザイン画などは、やはり
実物を見て決めるてもらう事にしているユキ達でした。
一日中フル回転で、今日のスケジュールを終わらせた二人は
アリーさんのお店Arisa's general store(ありーさんの雑貨屋)の一角のカフェに座り
アリーさんの到着を待っていました。自分の夢を実現させる切っ掛けを
与えてくれた人、アリーさんとはいつも、東京訪れた時には最後に会うよう
しています。なぜなら時間を気にせずに、ゆっくりと話し合いができるからそうしている
のでした。
遅れること30分、その間ユキ達は、お茶を飲みながら、ハードスケジュールが終わり
やれやれと、ホットしながら寛いでいました。
お店に、入るなり慌てている顔のアリーさん
「ごめんなさい。遅れてしまいました。ユキさん」
ユキはその顔を、見るなり笑いかけます
「お久しぶりですねアリーさん、全然大丈夫ですよー」
ユキと凡人は、アリーの姿を見るなりソファーから立ち上がり、
近寄ってきたアリーさんとハグをし、再会を喜ぶと共に
新しく描いた絵画を見せ、、前に送った画像と共に確認作業をするのでした。
「これは?ユキさんが描いたの」
アリーさんがユキに質問したのは、私が時間が足らず、途中から凡人に
依頼した絵でした。この事はメールで連絡済みですが
現物を見るのは、初めてのアリーさん、真剣な表情で見入っているその様子を
一番心配そうに見ているのは、凡人です
あれ?了解済みじゃなかったのか?心の中で思う凡人は
ユキの顔を見て、大丈夫?、、と確認のポーズをとりました。
心配顔の凡人の視線を感じるもユキは、黙ったまま
明るい顔で左手親指を軽く立てた後、小さな声で耳打ちをしました。
「大丈夫だよ」
ゆっくり、細かく確認したアリーさんは、話し出しました
「私が思っていた、いつもの色使いと、少しイメージと違いますが
取り合えず、ギャラリーに飾ってみましょう」
返事を待っていたユキと凡人は、ぱ~と嬉しさ弾ける顔で
右手同士でハイタッチをした二人は、そのままアリーさんと握手を交わしました。
(アリーさんは、片言の日本語が上手になっていました)
Arisa's general store(ありーさんの雑貨屋)を後にした数時間後
何処にも寄り道を、することなく目まぐるしい一日をを終えた二人は
チケットが直ぐ取れた新幹線に、飛び乗りました
行きつく暇なく慌ただしく、座席に座ると初めのうちだけ会話をした後
二人共、疲れからかウトウトと、寝入ってしまいました。
後数分で名古屋到着のアナウンスが流れはじめて、はっと気づいたユキは
慌てて、凡人を起こします。
「凡人、もう直ぐ名古屋だよ」
その声に、反応して、あ、あ、え~もう名古屋?と言った凡人は車窓を見ました
「本当だね。すっかり寝入ったみたいです」
二人は、顔を見合わせ、ふっと笑い降りる準備をすることにしたのでした。
その後、電車を乗り継ぎ、実家に帰宅した時には、夜の10時を、回っていましたが
ユウは起きて、待っていました。
「おかえり!!」
ユウ(悠)は玄関まで、出てきて嬉しそうな顔で迎えました。
そして、凡人を見るなり、イエィーと言って
二人は、ハイタッチするなり、久し振り!!と笑顔でじゃれ合いました。
(締め切りが近くなり、アトリエで仕事に没頭していたので最近は
殆んど顔を合していなかったから、久し振りに二人は、顔を見たのでした)
ユウは、すっかり凡人と、仲良く、二人で出かけたり
分からない事が、あるとユキでなく彼に聞き、いい関係を築いていました。
その関係性を、外野から見ている林家の家族やユキは、複雑な心境?
ほんわかした気持ち?今は、何方ともなく、ユウの事は
凡人が居ることで、とにかく助かっているのが現状です
子供の成長と共に、父親の存在が段々と大きくなってきていると
この頃、ユキ自身思っていた中
先ほどの、ハイタッチにびっくりしたと同時に
心の中で、私より、凡人と気兼ねなく気が合うし
父親が必要になってるのか?だいぶと凡人に頼ってしまってるなぁと
ユキは、二人の会話を見ながら思うのでした。
ユウと凡人が東京の話で、盛り上がっている時に
母ミツが、奥の部屋から出てくるなり
「明日は学校休みだけど、ユウもう寝る時間ですよ」
その声に反応しした二人は、顔を見合わせて、えへっとバッが悪そうな顔をして
はーいと返事をしたユウはリビングから去っていきました。
私も今日は、遅いので実家に泊まることにしましたが、凡人は今は客間の部屋を
間借りしているので、明日は一緒にアトリエに行く事になる様です。
部屋に戻ったユウは、子供なりにユキの事を心配していました。
自分を犠牲にして、俺を大事にしてくれるのはとても嬉しく、愛されている事は
よ~く分かっているんだぁ、、。でも、もっと
母ユキが幸せになってもらいたいと思うのでした。
遠くにいる自分の父親ユウリは、生涯切っても切れない親子
ユウリへの偉大さ、尊敬の思いは変わらない。
でも、母ユキの事を、思うと
今現在、自分自身も大好きな凡人と、一緒になってくれたら
ユキは幸せなんじゃないのかと、考えていました。
いつも、母ユキの事を、小さい時から心配している
大人の様な考えを持っているユウは、一人ベッドの中で
そう思いながら、意識が遠のいていきました
また、凡人も間借りしている部屋のベッドの上に寝そべり
想いに耽っていました。
林家家族の温かいさや、ほんわかした雰囲気の日々
そして、ユキ親子と接する自分が、幸せな気持ちになり
今の生活を楽しでいる、この日本での生活に満足していた。
呟く凡人
「ふ~う、、明日は朝起きれるかな」
彼が何故、不安な言葉を、吐いたのには
理由がありました。
朝が弱い彼は、ばぁばミツや、ユキ親子に良く起こされる事が
多々あったからでした。
眠りにつく意識の中
迷惑かけない様にしないとなぁ、、と思いながら瞼が重くなりました。
久し振りに投稿です
いつも読んで頂きありがとうございます




