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貴方はどうしたい。進先は

高校では優秀な成績にも拘らず退学する羽目になる所だったけど通信制で高校卒業、大学は諦めて

働きながらユウリを支えるが裏切られ、私の人生進んだ方向正しかったのか?間違っているのか?

迷いながら日々奮闘するゆきと家族の物語です

蘭玲ランリィンの一族とその他大勢との食事会の日

沙美姉に、自分のスマホで撮ってもらった楽しい食事会の画像を

ユウ(悠)は近況報告がてらユウリ(悠里)にウキウキ気分で何枚も送ってみた。

普段は自分から写真撮ってなんて言わないユウが、沙美姉に自分のスマホを、、渡して

撮ってもらった画像を見ながら嬉しそうに、その中から、どれがいいかなぁ?と

選りすぐり、何枚かを送ったのは、この穏やかなに、流れる

長閑な風景を、ユウリにも見せたかったからでした。

ユウリ、喜んでくれるかなぁ~と思いながら、スマホの送信を可愛い指で

押しました。

スタジオ一室で

送れられてきた画像の写真を見るユウリ(悠里)は複雑な心境で見ていました。

疲れた身体より、精神的な疲れの方が大きいユウリにとって、ユウからの

メールは代え難い、癒しの源。

しかし、送られて来た画像には、ユウとユキ(雪)、その他一名(凡人)、三人の屈託もない

楽しそうな、クシャクシャな顔で笑う幸せそうなフォト画像でした。

自分や身内以外の傍らで、屈託のない笑顔を見せた事が無いだけに息子ユウ

が、この様に、自分の知らない人と一緒に写っていることに

動揺と驚きを隠せないでいました。

横目でその様子を見ている、バンドメンバーユタカが余計な一言を発した

「何かこれ見ると、仲いい家族写真て感じだなぁ」

と、言った本人は慌てて,口ごもるも、ユウリの眉間にしわがより段々と

不機嫌になって行きました。

その後、音合わせや流れなど、再チエックするも、何度かやり直しが入り

冷静さにかけたユウリに、メンバーやスタッフなどが、どうしたんだろう。と

気遣う有り様。ユウリ自身イライラや、居た堪れないどうしようもない

感情に取りつかれたままで、皆に迷惑を掛けている事が分かっているだけに

気持ちの整理したいと言うユウリは、打ち合わせを一旦中断要求して、部屋を

出ていきました。

残されたメンバーその他スタッフは、どうしたんだろう?今まで

ストイックなまでの仕事をする人なので、みんなは思い思いに驚いていました。


スタジオを離れ、外に出た踊り場の壁にもたれ掛かったユウリは、ユタカの

一言に動揺してしまうなんて、どうしたんだよ。。。

ユウリは、ミホリの監視的な束縛にこの1か月以上悩まされ、精神的にだいぶ

疲れていた所にユウのあの写真画像、かなり応えたようでした。

ユウリの脳裏に、ユキの再婚がチラッついたのでした。そんなこと起こること無いと

何処かで、勝手に思っていた。ユキが自分以外と家族を作る事になってしまうと

ユウは息子でも、この先会えなくなる、、、、?

そう思うと、胸のあたりを、何かにギュウっと握り潰されたような感覚で

身体が無意識のうちにストイックな自分では、居られなくなっていました。

「はぁ~、、情けねなぁ俺」

ため息をついたユウリは、壁にもたれ左腕を瞳を閉じた上に覆い

また、ため息をつき、そのままその場を動けないでいました。


散々な一日を終えたユウリは、どうやって、あの後乗り越えたか、あまり

思いだしたくありませんでした。、

朧げに、、あの後、直ぐに

心配してユタカが探しに来てくれた。

そして、ユタカが、どうしたいのか?このままズルズル往くんだったら

今の関係決めろや、あの映像だけで動揺するくらいだったらと、言い放った。

高校の時から、苦楽を共にしているユタカしか、分からないユウリの事情

ユタカしか核心を突いてくる人間は、自分の周りには居ない

だから、ユキと離婚してミホリと正式に付き合い出してから

ボロボロになつていく様を見ていただけに、心配しになり

自分も同級生で友人の雪が、この先再婚する事もあるんだから、どうしたいか

しっかりしなよと、言う思いの発言だったんだ、が、、、

こんなにも、ダメージを受けるユウリを見たのは雪と別れた時以来

なので驚きを隠せないでいたと話してくれた。

その時に、気づいてしまったしまった胸の奥にしまい込んでいた

気持ち、感情、想い、、、。

別れたくなかったんだよ。本当に!

あの日、香港に行ったのは離婚することじゃなく、やり直したくて

会いにいったんだから、、、、。

空港で見送りに来てくれたユキに、振り返ることなく去った時も

振り返って、もう一度やり直そうと言いたかったんだ。

自分勝手な俺自身が許せなく、ユキに対しても申し訳ないと

思う気持ちが先に出てしまい、取り返しのつかないことになってしまった後悔

仕事に集中して考えない様にしてきたが、ユウからのメール画像と

ユタカが発した一言で、タガが外れてしまった

身体に力が入らなく

自宅マンションのソファから動けないでいました。

脱力感から、何もしたくない、考えたくないユウリの素に

またしても、ミホリからのメール、電話攻めがはじまりました。

チカチカと幾度となく光る携帯、、、。

寝そべりながら、画面を見る、やっぱりミホリか。


動かし難い身体を起こして、やっぱりこのままじゃ駄目だ!!

遭って、ちゃんとしないと!!ダメダメな俺は!!

その後事務所と相談して場所と時間と日にちをセッティング

双方一人づつ立ち合いをつけて、話し合いになる事になった。

ミホリは、ユウリに執着、依存しているように見える

ユウリも又正常な状態になかったからでした。


一方のユキ家族は、楽しかった食事会から帰ってきた後

沙美姉に、高校の時からやりたかった、イラストの道に本格的に

進んで行きたいと自分の考えを話てから、そのせいでお店の協力をしてもらう

事になってしまうけど、いいか、、どうか、、聞いていた。

沙美は気持ち良く一つ返事で了解してくれました。

その後沙美も又、宙ぶらりんになっている、自分の居場所を

此処に移して、本格的にユキと一緒に、ここで新たな人生を

歩いてみようかと、思っているんだけどと、話し出しました。

その為には、一旦日本に帰国して、手続きしてこないといけないんだけど

逆にどうかなぁ?とユキに問うのでした。

ユキもまた一つ返事で、いいよ!!と

大きな声で言ってしまいました。

すると、、沙美は普段見せない妹の何気ない仕草がおかしかったのか

プッと軽く吹き出し笑いました。ユキはその様子にフッと軽く顔がにやけました。

その二日後に沙美姉は日本へ帰って行きました


ユウとユキ二人の生活に戻ってからは、お店の営業時間をユウに合わせる形になり

学校が休みの時には、お店も休みにしました。

この状況に、ユウ本人は満足しているようで毎日楽しく学校に通っています。

ユキは、サユさんがお店に出勤している時を利用して

凡人ファレンさんがお店に訪れる時に、デジタル操作を学ぶ日々を送り、少しずつ

描く操作が自分なりに、納得できる出来栄えになりつつも、まだまだ未熟な点は

根気よく凡人に聞くのでした。


その後、波乱な出来事が待っているとは、この時にはユキも凡人を

思いもよりませんでした。








まだ続きます。本日はありがとうございます。

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