楽しい気持ちも、何処に行くのやら
高校では優秀な成績にも拘らず退学する羽目になる所だったけど通信制で高校卒業、大学は諦めて
働きながらユウリを支えるが裏切られ、私の人生進んだ方向正しかったのか?間違っているのか?
迷いながら日々奮闘するゆきと家族の物語です
近況報告はメールや画像、電話で頻繁に繋がっていたが、生ユウに逢えるのは
香港で別れたてから、だいぶと経った。悠里はユウを見るなり
ギュウと抱きしめました。悠はいつも事なので、ハグされても照れることも無く
「お帰りなさいユウリ」
ユウもギュウとハグを返した。
「相変わらずユウリの髪、明るいね」
自覚がないユウリは髪を触って、そうか??余り気にする様子が無い
ユウから見た父親像は紛れもなく、この目立つ姿なんですよね
ユウリからの連絡で、遅くなるから先に寝ててねと言われたが、ユウは頑張って起きて
待っていました。
少し時間を、見計らって
ばぁば梨子が、悠ちゃんもう遅いから早く寝るよ~と声を掛けました
ユウリも明日は、一日中ユウと過ごすことが出来るから、もうお休みと促した
ユウと母が就寝して、リビングで一人寛いでいるユウリは
さっきユウが送ってくれた最近の画像をゆっくり時間をかけてみて見ました。
、、、。色々な表情で写っている自分の息子を眺めると顔が綻ぶ
食い入るように見るユウリは、ユキも一緒になって、ユウと笑っている顔を見て
「こんな表情で、笑ってたっけ」
それがいつだったか?と聞かれると高校の頃だったかなぁ??
結婚生活で、ユキが嬉しい楽しい幸せというような顔をしてたことがあった?
それぐらいユウリには記憶に無い
思い起こすと、自分の前では髪振り乱し、眉間にしわ寄せ険しい顔か、疲れた顔?だった。
別れて気づく。こんな穏やかな顔をさせる事が、出来なかった。
自分の未熟者、情けない俺、ビッグになって幸せにさせてるなんて思う自分の自己満足
はぁ~!!大きなため息をするユウリ
離れて初めて気づくとはなぁ、、、。見放されても仕方が無かったんだな俺
ユキと香港で会った時、綺麗になっていた驚きと現在こんなに穏やかに笑う
画像を魅せられると、今の方がユキは幸せなんだと
ユウリは一人の空間の中で納得した。
深夜、薄暗いリビングのソファベッドでウトウトしているユウリ
手に持った携帯の画面が光、着信音が鳴り出した。
眠気がまだある中、午前2時半?誰だこんな時間に?
ウトウトしながら、着信の相手を、、、。
「はい。どうしたの」
電話の相手はミホリでした。ミホリもまた、名古屋開催のイベントに参加、仕事で来ていた
「打ち上げが終わって此れから、みんなで一緒に次のお店に行くんだよけど、この後会おうよ~」
陽気に一人で喋りまくるミホリを、だいぶ酔ってるなぁ。ユウリは言葉として発さず黙って
聞いていた。
昨日から名古屋で仕事しているミホリから逢える?と前日から連絡がきていた。
今後、いつ休暇が取れるか予定が経っていない。未定のままのユウリは
この機会を逃すと夏休みで帰国したユウに、今度いつ逢えるか分からないから
逢うのは無理だよと、本人には話してあった。
ユウリの話しの内容は理解できたミホリだが、それでも、
ミホリも又、何時ユウリに逢えるか?分からない。
(自分の仕事も有り、休みがバラバラですれ違いが多い)
偶然、同じ時期に名古屋での仕事になり、ユウリが育った地元の色んな場所に
連れて行って貰いたかったので、必死に頼んでみたのだった。
それでも、ユウリは国内に居れば何処かで会う時間は出来るとミホリより、
ユウと逢う時間を優先しました。
ユウリ、おはよう!
ユウが顔を近づけてきた。
「え、、と、今何時」
9時だよ~。と言いながらユウリの上に覆いかぶさった。
ユウリはまだ回らない頭の中、ボ~としながら良々と、息子ユウの頭を撫でてあげた。
ああ、、電話越しのミホリが一方的に喋っている話しを聞きながら、そのままソファベッドで
寝落ちしてしまったんだ
さぁ!!今日はどうするかな?バァーと起き上がったユウリは
ユウと遊びに行く場所の予定を立て直しましたが、
やっぱり、あそこだよなぁ~と思った(行く場所は、ほぼ決めていた)
ユウリとユウは、最寄り駅から電車で行こうと思っていたが、ユウリパパは何せ目立つ
のである。サングラス、帽子を使用していても長身、明るい色の髪、光の加減で
オレンジ赤系に見える。タクシー移動になった。(料金高そう)
梨子ばぁばが今日の夜は、いっものお店で食事だから、それまでには帰ってきてね
忘れない様に出掛ける2人に予定の確認をした。その言葉を聞いて
笑顔のユウは元気な声で梨子ばぁばに
「ハーイ、わかったよ。行ってきま~す」
「いってらっしゃーい」
梨子は2人を見送った後。楽しんでおいでとボソッと言いました。
車内で何処に行くのか聞いている。にこやかなユウ
ユウリは、家族3人で、いっも行っていた場所に連れていくつもりでした。
「あ。ユウリの携帯が光ってる」
気づいたユウが電話鳴ってるんじゃないのと教えてくれた
何かを考えていたユウリは気の無い返事をする。
ああ!そうだねと言って、ズボンの後ろのポケットに入れていた携帯を取り出し
着信の確認をしたユウリの表情は困った顔?
ユウがどうしたの?と聞いた
「あ、うん、ちょっとね」
ユウリは、心の中で何考えてるだ?
着信音の相手は、ミホリからのメールでした。
その内容を読んだユウリが困惑するのも仕方ないことが綴られていた。
メールの内容は、近くにいるから、迎えに来てよ~!
来てくれるまで待ってる。
ユウリの実家近くの、最寄り駅にいるとのメッセージでした。
何ヶ月も逢えなかった穴埋めに、親子のスキンシップをしょうと
ユウリはあそこ行って、ここ行ってユウを楽しませようと計画を立てていたのでした。
しかし、さっきのメールで帳消しになりそうです。
「はぁ~」
小さな、ため息と共にユウリが、
「すみません!Uターンして貰えますか」
ユウリがタクシーの運転手に告げました。行先変更をお願いしたい後
「ゴメン、今日は計画変更になった」
困惑顔のユウリが、言った言葉にユウは、先ほどまでのウキウキ気分が嘘の様に
気持ちが沈んでいきました。
分かった!と言ったユウは、静かに顔を窓側へ向け、外の景色を眺めました。
先ほどの道を引き返して、最寄り駅に到着すると、ひと際目立つスラリとした髪の長い
モデル体型の(モデルですけど)女性が立っていました。
ユウリはタクシーを降りて、その女性の方へ歩いていきました。
ユウは、その様子を車内から、じっと見ています。
あの人?誰?姿形何処かで見たような??覚えがあるような、、、、。
ユウリが乗り込んで来た後に、その女性が乗り込んできました。
ユウリを間に挟んで、その女性は帽子とサングラスを外して、ユウの方へ身を乗り出して
こんにちは、初めまして、貴方が悠君。私はミホリで~す。と自己紹介してきました。
ユウも、こんにちは。と冷めた顔で、その女性に挨拶をしました。
ああ!あの人。。
ユウは、さっきより更に心が重くなっていきました。
本日も読んで頂きありがとうございます。
まだ続きます。




