一人の楽しみ方忘れて
高校では優秀な成績にも拘らず退学する羽目になる所だったけど通信制で高校卒業、大学は諦めて
働きながらユウリを支えるが裏切られ、私の人生進んだ方向正しかったのか?間違っているのか?
迷いながら日々奮闘するゆきと家族の物語です
ごめんなさいね。3日も休んでしまって、これ日本のお土産で~す。
開店前に蘭玲達にお土産を渡しました。
「ありがとうございます。わぁ~これは。。。」
帰国前にどんな物が良いのか聞いていたので、多分迷惑な物では無いと思います
見るからに嬉しそうな蘭玲の顔ですので、良しとしました。
昨日の夜、日本から帰って来た私は、早朝からお店に来ました。
蘭玲が、仕事に慣れ、お店を任せられるようになってからは、今回の様に
私が居なくても、支障がなくなりました。
只問題は長くは、蘭玲達だけにする事が出来ないのが現状なんです。
がむしゃらに仕事をするより家族や友人とのプライベート優先の
彼女達?ここでの生活スタイルが、そうなので、
私自身の長期連休は、今の所は考えられないです。
本当はユウと夏休みの間、日本に居る事が出来れば良いんですが、今のところは無理です。
お昼は久し振りに蘭玲達とランチに繰り出しました。
最近短期のバイトで、働いている鈴木サユ(すずきさゆ)さんも一緒です
ご主人が現地駐在員で働いているそうですが
一人寂しく家にいるのも退屈なので、求人募集に応募したそうです。
蘭玲は身長158cm私よりも低いですが
サユさんは更に低く152cm小柄な可愛い系の女性です。
姉、綾と同い年の32歳
私より年上ですが、見た目は同じぐらいに見えてしまう。
蘭玲も年齢を聞いて驚いていた。
日本帰国で、無理なシフトを二人にお願いしたので、自由に移動が出来るタクシーで
サユさんお勧めのお店に行くことにしました。
お店には10分位で着き予約してあったので、すんなりとお店の中に入れました
私の想像通り、日本料理店でした。サユさん曰く海外に住むと、どうしても日本食が
食べたくなるそうです。まぁ私もそうなんですけど
蘭玲の前なので言葉に出さず、心の中で思いました。
帰国する前に決めたシフトのままでしたので今日は、サユさんはランチの後は
帰宅になりました。
午後、
お客様が居なくなった店内で蘭玲が、
「今度の日曜日ユキさん覚えてますか」
え?不意に問いかけられたユキは、何だったかなぁ?と考えてしまいました。
その顔をみた蘭玲は
「ユキさん忘れちゃ駄目ですよ!もう家族に言ってあるんですからね。」
ああ!そうだった!!!蘭玲に帰国前にバーベキューに誘われていたんだ
話は聞いていたけどバタバタしていたせいで、良いよと受け流しただけでした
今になって誘われてた事忘れていたので、びっくり。
「そう、、、そうでしたね」
私は曖昧な返事をしてしまった事を後悔してしまいました。
その日の夜
「は~」
ユキは大きなため息をしました
困ったなぁ。ユウが居ないのに一人で出かけるなんて、、、
個人的に遊びに行くなんて高校生以来、ユウが産まれてからは
ユウ中心の生活に明け暮れて、自分一人が楽しむなど考えたことが無かったからです。
上の空で返事してしまったことが、こんなことになるなんて、、、
「は~あぁ」
ユキは何度も、ため息をしました。
ユキがため息を着きたくなるのは仕方ありません
家族や仕事関係以外の他、プライベートで遊んだのは高校生ぐらいまで、子育てと仕事
両立で、自分自身が楽しむなど、思った事も無かったから今更ながら、ユウ不在の中
蘭玲以外無縁の人達と、楽しむ事が出来るのかしら?
この7年間で自分自身がエンジョイする事など、忘れてしまっていた。
気が重くなってしまたユキは、あああ!そうか?
この部屋に一人でいるから、余計なこと考えてしまうんだぁ
ユウが居ない生活なんて、今まで無かったから、、、、
「う。。」
ユキは直ぐに、ユウに電話をかけました。
「はいはーい」
う、この声は、母ではないですか?
「私ユキだけど、ユウは」
母ミツは、悠ちゃんはお昼遊び過ぎて、疲れて就寝したよと電話越しに話しました。
そして、ユウちゃんなら心配しなくていいよと言った後
電話があった事、明日話すからね。
他に用事ないなら電話切るよと一方的に話した後、プップッー、、プー
「あ!ちょっと」
話す間もなく、弾丸炸裂な母ミツ
いつもながら人の話を、ゆっくりと聞く耳もたない人だなぁ~
呆れるというか、自分の母親でも、この状況に慣れる事は無いです
次の日、林家の朝
窓のカーテンはしっかりと閉じていたにも拘わらず
なぜか朝の陽の光がカーテン越しに感じる明るさが睡眠を妨げ
目が覚めてしまった悠は、直ぐにスマホを見た
スマホを持っ様になってからの悠は朝起きた時に見る癖がついてしまった。
「あ、ユキから電話がかかって来てる」
寝ぼけ眼の悠の顔が綻びました。
悠も又、母ユキと離れて生活するのは初めての経験、
何なだか、変な感じ?居て当然の母が居ない
数日しか経ってない生活に寂しさを感じていました。
いつも読んで頂きありがとうございます




