新たな出来事
高校では優秀な成績にも拘らず退学する羽目になる所だったけど通信制で高校卒業、大学は諦めて
働きながらユウリを支えるが裏切られ、私の人生進んだ方向正しかったのか?間違っているのか?
迷いながら日々奮闘するゆきと家族の物語です
ユキ!早く行くよ~!間に合わないよ!!
ユウが大きな声で私を呼んでいます。
私は履き慣れないヒールを履いているせいか、階段を駆け上がる勢いが出ません
ユウに追い着きたいのに、気持ちだけが空回りして置いて行かれてます。
人混みの中から、こっち、こっち早く~!左手で大きく手招きしている
ユウの方へ速足で歩いています。
ああー。間に合ったぁ、ハァ苦しい~。私は胸に手を当て大きく息をした。
ユウは私の顔を見て笑いながら、良かったじゃん間に合って
私もつられて軽く笑った。
本当に急なんだから。。私は車窓を見ながらボソッと言った。
先週、姉からの電話連絡があったせいで、諸々と都合をつけて
お店の方も今日は急なお休みの看板を掛けておいた。
私達は地下鉄に乗り、姉が指定した待ち合わせ場所、中港城に向かっています。
やっぱり休日だから混んでるね。
車内はギュウギュウ詰め状態まではいかないけど
かなり人との密着度合いがあります。
到着した尖沙咀駅からも二人急ぎ足で歩いています。
待ち合わせ時間15分前、信号が赤に変わりそうになり急いで横断歩道渡ろうと
ユウは私の手を引っ張り少し前を歩いています。
人にぶつからない様に身体を捩りながら
抜けていくのが必死な私は、左から来るであろう人物に気づいていたにも関わらず
私の手を引っ張っているユウの手を離せず、スローモーションの様に
一瞬で身体と体がぶつかり、足元の不安定な私は前のめりに倒れ
ぶつかった相手はスマホが飛び
私の上に転びそうになったが、回避出来た様だった。
転んだ私をユウがびっくりして歩み寄り、ユキ!大丈夫!
痛たたぁ。私は膝を思いきりぶつけてしまいました。
背後から直ぐさま 对不起。
その声の方に私は顔を向けると目の前に顔がありました。
痛いけれど、びっくりの方が勝りおお!!と声を出しそうになったが呑み込み
相手の様子を見ると、倒れた時に覆い被さらないように
私の背中の上を跨がり手をついた状態で、謝っていました。
私も対不起と言って謝りました。(あれから片言の日常会話は話せるようになっています。)
ユウが落としたスマホを拾って、ぶつかった相手に渡した時に
ありがとう。と話し出しました。その言葉を聞いてユウは
え!!少し驚いて日本の人??
その男の人は少し日本語話します。ごめんなさい。だいじょうぶですか?
聞きやすい日本語でゆつくりと話しました。
私もユウも、日本語を聞いて顔が笑顔になって行くのが分かりました。
人通りの中での久し振りの母国語だったので、顔が綻びました。
お互いにお詫びが終わってその場を離れようとした時
相手の男の人がスマホの画面を真剣に見て触って、あぁ~。
ため息交じりの声が聞こえてしまい。私はその場を離れられなくて
どうしました?
男の人は笑ってスマホの画面を私に見せてくれました。壊れました。
あぁ!と少し大きな声を発して、彼のスマホを見た私は
ヒビがいってしまってる。私とぶつかった時
飛んでいたよね??確か?と考えながら、もう一つ別の焦りが
迫っていた時間は、まだ大丈夫か確認をしました。
ちょっと、時間やばいかも。。!
バックから急いでメモ用紙とペンを取り出して、私の名前とスマホの番号を書いて
スマホの修理代分かったら、こちらに連絡してくださいと
メモを渡して立ち去ろうとした時に
相手の男の人も渡されたメモの隅を破り、破った紙にサラサラと書き
凡人林です。連絡です。と言って
さっきと同じ様に私にメモ紙を渡してくれました
私達は時間が迫っている事もあり、少し早口で
凡人林に分かりましたと言って
その場を離れました。
早く歩きながら、ユウが言いました。ユキってさ
ユウリには番号教えなかったよねぇ。
あの人(凡人)には、教えていいの?
と疑問?変なのと言いたそうな顔で私を見ました。
私も、こんなに簡単に番号教えたことないのに??でもあの状況だったら
仕方ないよねぇ。時間もなかったし、そう自分に言い聞かせました。
でも、いっも私を見ているユウからしたら
おかしいなぁ?と思うのも無理ないでしょうね。
おかしいなぁ?、、、、?
中港城
エスカレーターで上がりカフェ前にいる見覚えの人影にユウが
綾姉と呼びました。
こちらを見た姉は、遅いよ!!早く早く
来たそうそう、あっちだよと言って
チケット売り場を指さしました
そして
先頭をサッサッと綾姉は歩き
いつもの弾丸行動がはじまりました。
今日も読んで頂きありがとうございます。




