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生活環境

現在の住まいは、高層ビルが立ち並ぶ場所から外れた

緑が多い長閑な一角の15階建ての11階が私達の新しい住居になります。

香港島と比べると家賃は比較的、安くなります。


1月頃一緒に住居を見に行く?と綾姉から確かメールが届きました。

でもユウを預ける事に抵抗があって全面的に任せまーす。と返信

あの綾姉が探してくれたる場所は何があっても文句は言えない

と返信した後思ったんだよねぇ。

結局、ユウと現地到着した時に初めて住居を見ました。


姉いわく、あなたは時間と一緒に生活するのは、性格からして合わないだろうから

のんびり時間が過ぎる空間がある場所を探しといたからね。と姉は言ってた

公園も近くにあるので休日は二人で歩いて行けるし遊具で遊んだり

散策も出来そう。良い所を姉は見つけてくれました。



1年生になったユウには海外という事もあり、連絡が何時でも取れるように

スマートホンを持つことになりました。

ユウが私に聞いてきました。

ユウリの電話番号どうやって入れる?

私はユウに説明しながらユウのスマートフォンに入力してあげました。

そのやり取りを見ていたユウが

今度はユキの番号、僕が入れてみると操作している時、私はあーそうだ!

思い出した様にユウの顔を見ながら、私の携帯、引っ越しの時

水没させちゃって、新しい番号にしたんだよとユウに話しました。

私の目をじっと見ながら

ユウは心配そうな顔で、新しい番号ユウリ知ってるの?

その言葉に、

あ!、、忘れてた。ユウリの担当者に番号変更の事、連絡してない。

あれから、数か月過ぎ4月も終わろうとしているのに、

しまった~。

部屋の隅に段ボールが手付かずのまま、数個ある中から

書類などが入っているであろう箱の封をあけて

ガサゴソ、確か此の箱に全部まとめたと思うんだけどなぁ~独り言ってると

ユウが、俺の電話でユウリに掛けていいと尋ねる。

私は考え込んで、少しの間沈黙した後

多分掛けても、知らない番号だから悠里は出ないと思うよと言いました。

何でかは、分かるように悠里の置かれている環境、状況をまとめて話すと。

分かったと言って、手に持っているスマートホンをテーブルの上に置きました。


今日ようやく

目が回るぐらい忙しい日常から解放され

ユウとのんびり他愛もない話が出来ていたのに

私のおっちょこちょいな性格が出て、又やってしまった。

ああごめんと心の中で叫びました。こちらに来てからは

日本では、やることも無かった帰宅してからも仕事を遅くまでしたりと

ユウには、我慢させたであろうから、

悠里宛へ送った控えの書類に確か電話番号書いてあったんだけどなぁ。

と段ポールから出しては、えーとこれは違う、これも違う

これはどかなぁと確認の繰り返しをしている。と見かねた

息子の悠が小さいファイルを持ってきて、その中の一枚の名刺を出してくれました。

私は思わず大きな声で、これこれ!悠の手を握って喜びました。

ユウは得意げな顔と又やったなぁーとあきれ顔

で私を見ました


ユウが寝入ってから

私は、先ほどの名刺に書いてあったアドレスにメッセージを送りました。

本日も読んで頂き有難うございます

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