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クナスト  作者: グリム
2/14

アルバムのはじまり、新学期のはじまり

少し間が空きましたが「クナスト」第2話です

ここから物語が動き始めます

相変わらず拙い文書ですがどうかよろしくお願いします

突然ですがこんにちは!

私の名前は「桃山(ももやま)ルミ」と申します!

特に特徴はない今年JKデビューする平凡な女の子です

唯一特徴的な部分をあげるとしたらピンク色の髪の毛ってこと以外ないほどツマラナイ人間でした

でしたっていうのは今は普通じゃないってことでして…

私は本来、県の普通高校に入学する予定でした

頭は悪くはなかったのでそれなりの高校に行って特に何かに書かれるわけでもない死に方をする…そんな予定だったのですがどういう訳か()()()()()()()らしいのです

何故なら今はあの「クナスト」に私は来ているからです

そしてクナストの中にある施設「白虎学園(びゃっこがくえん)」の廊下を歩いているのです…

簡単にまとめますと私も()()()()()()()()()()()()()()()()()

そして、能力に目覚めた人間は4年間の講習、またはクナストでの奉仕活動が義務付けられているのです


「んー、せっかくだし色んなところの写真でも撮っておこうかな…」


そう思い私は教室や廊下、施設をパシャパシャと撮り始めた

…そうなんですよ、写真好きなんですよ

クナストの施設というだけで中はとくに普通の学校と大差がないんだけど、浮かれていた私の指はカメラのシャッターを切るのをやめなかった

写真を撮ることに熱中していた私を()()()()()()()()()()()()()()()後ろから


「あのちょっとよろしいかしら?1のαのクラスを探しているのですが…えっと…人違いでしたら申し訳ないんですが、もしかして桃山ルミさんですか?」


ふとその艶っぽいどこか懐かしい声に思わず私は振り向いた


「え?ひ、広子(ひろこ)ちゃん!?」


私はかつての大親友と思わぬ場所で再開した衝撃で思わず声が裏返ってしまった


黒田広子(くろだひろこ)、彼女は物心ついた頃からの親友だった

どこに行くにも何をするにも常に2人で行動するようなそれほどの仲だったのだ

しかし、小学校を卒業してからは()()()()()で彼女とは離れ離れになってしまい連絡もつかなかったのだ

ともあれ私達は数年ぶりの再開に心を踊らせた


「まさかルミもここに来ているとは驚きだわ…」


広子ちゃんはまじまじと私を見ながらそう呟いた

私も広子ちゃんがここにいるなんて驚きだよ!っと言葉を発しようとしたとき1つの疑問が浮かび上がった

ん?まてよ…?広子ちゃんがここにいるってことは()()()()()()()()()?なんて私が考えていると


「そういう感じね、貴方も私も偶然なんの前触れもなく例の力を持ったってことになるわ」


やっぱりそうだよね、これも何かのめぐり合わせかな?なんて普段そういうことを信じもしない私が少し()()()()()()()()()()いると


「正直貴方と話したいことはたくさんある、能力のことにしたってつもる話にしたってね、でもルミそろそろ時間になっちゃうわよ?」


広子ちゃんの言葉に一瞬ポケーっとしてしまったけど、すぐに思い出した


「あーッ!何処かに集まるんだったよね?確か…1のαってクラスに!」

「やっと思い出した?というか私が最初にその場所をきいたんだけどね」


広子ちゃんがふふふっと笑いながらそう答えた

確か1のαはこの廊下を真っ直ぐ行ったところにあった気がする

広子ちゃんにそう伝え、お互い小走りをしながらクラスに向かった


こうして私達の新しい土地で新しい体験が始まったんだ

再び巡り会えた親友との生活、本当にワクワクした

そのときの記憶は今でも私の頭の中とアルバムのなかに残っていた


キャラクターの簡易的なプロフィールは3話目のあとに載せる予定です

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