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死刀の黒狼

  スペルオーネ帝国南部・・・森林区画死刀の黒狼アジト


  スペルオーネ帝国南部に広がる森林区画の一部を縄張りとしている盗賊軍団、死刀の黒狼のボス・・・ゼオ・マグザスの前に突き出されてしまったエリカとアイカ。

  二人を逃げないようにする為に手と首に木で作られた首枷を着けられており満足に動けずにいた。

  目隠しと騒がないように口に布を当てられてしまったエリカとアイカは、今何処にいるのかも分からずに、助けも呼べずにいた。

  ただ恐怖だけがエリカとアイカを支配してゆく。

  本当なら泣き叫びたいところだが・・・エリカとアイカは必死に恐怖に耐えている。

  泣き叫べばどうなるのか分かっているからだ。

  今エリカとアイカの服装はボロボロであり、ボロボロになった服からは殴られたような跡が見られる。

  これはエリカとアイカが馬車に乗せられた時に出来た傷で、叫んで助けを求めようとしたエリカとアイカは殴られてしまったのだ。


『こいつらがあの女の子供か・・・』

『正確には子供かどうかは分からないですけどね』

『とりあえずお嬢ちゃん達にはあの女を誘き出す為の餌になってもらうよ』


  そう言いながらエリカの顔を触るマグザス。

  そしてエリカとアイカを包囲する死刀の黒狼の面々。

  目隠しをしているので周りの景色は分からないが、多少の物音は聞こえたので周りで何が起きているかくらいはわかるものだ。


(あの女って・・・まさかお母さん!?)


  エリカは先ほどマグザスが言った言葉の意味を考える。

  エリカとアイカにとって知り合いの女性はマリアティアスであり、何故マリアティアスが狙われているのか考えるが・・・思い当たらない。


『されあの女が来るまで待つとするか』



 スペルオーネ帝国南部・・・エルセローネにある街外れにある屋敷にて


  日も暮れ、 街に街灯が灯るなかでマリアティアスは街外れにある屋敷に赴いていた。

  周りには街灯が点々とあるだけで薄暗く、女性一人では出歩きたく無いような場所だ。


『よぉ・・・時間通りだな』


  そう言ってマリアティアスに近づいて来たのはローブを着た男と、屈強そうな大柄な男の二名だ。

  大柄な男の手には剣が握られており、脅しのつもりなのかわざとマリアティアスに向けて矛先を向けている。


『やっぱりすげぇ別嬪さんだなぁ』

『それに見ろよあの胸。服の上からでもあれだけなんだ脱いだらもっと凄いんじゃね』

『たまんねぇぜおい!』


  マリアティアスを見るなり口々に下品な言葉を使い始める男達。

  その言葉を使いと同様に眼の色を変えて舐め回すようにみるその姿はまさしく獣のようだ。

  そんな言葉を浴びされてもマリアティアスは蹴落とされず、怯まずに男達に問いかける。

  エリカとアイカは何処にいるのかと・・・


『残念だが娘さん達は此処にはいねぇよ』

『・・・何処にいるのです?』


  マリアティアスの問いかけに対して嘲笑うように答えるローブの男だが、マリアティアスは睨み付けるような眼力で睨むが・・・どうやら男達には効果がないようだ。


『おいおい!やっぱり美人ってのは怒っても綺麗なんだな』

『確かに。そんな可愛い顔で睨まれてもちっとも怖くねぇぜ』


  マリアティアスを見て嘲笑う男達。

  どうやらこの男達はマリアティアスの事を全く恐ろしいとは思っていないようだ。

  それもその筈・・・一人の女性に対してこちらは男が三人に、それぞれ獲物を持っているのだから。


『質問に答えてくれませんか?』


  再び問いただすマリアティアスだが・・・男達は気にも止めずにいる。

  一頻りマリアティアスの事を笑い罵倒した後、ローブの男が答える。


『娘さんに会いたかったら俺達と一緒に来るんだな』

『おっと妙な事はするなよ。娘さんの命が大切ならな』

『・・・エリカとアイカは無事なのですか?』

『さぁな?俺達はお前さんを連れて来るように言われただけだ。娘さんの事については知らねぇよ』


  そう言いながら嫌みな笑みを浮かべながら近づくローブの男、その手には手枷が握られており、それでマリアティアスを拘束して馬車へと連れ込む。

  マリアティアスは両脇を屈強な男、そして眼前にはローブの男と一緒に座り屋敷を後にする。


 

  スペルオーネ帝国南部・・・森林区画死刀の黒狼アジト


  馬車が止まり、男達と共に降りるマリアティアス。

  マリアティアスの眼の前には森の一角を改造して作られた場所にアジトがあり、そのアジトを囲むようにして塀で囲まれている。

  塀の高さは3m程度であり、丸太をそのまま利用しているのか分厚くなっている。


『どうやら来たようだぜ』


  アジトの前で警備をしていた死刀の黒狼のメンバーの一人が、アジトに向かって近づいてくる一台の馬車が見えてくる。

  騎手はメンバーだけに分かるようにサインを送り、門を開けるように指示を出す。

  指示を確認し終えたメンバーは門を開け馬車が通り過ぎると再び門を閉ざす。

  ある程度馬車で徐行した後に馬車が止まり、馬車の扉が開けられる。

  そこに居たのは手に刃物や槍、クロスボウ、そして鎖鎌を持った男達で、数にして四名。

  遠距離、近距離、中距離を対応できるように選抜された面々であり、マリアティアスがもし逃げたとしても捕まえる為の面々でもある。


『時間通りだな・・・』

『さて・・・お母さん。愛する我娘と再開と行きましょうか?』


  刃物を持った男がゲスな笑みを浮かべながらマリアティアスを案内する。

  マリアティアスの囲むように前方にはローブの男と刃物を持った男。

  両脇には馬車に乗っていた時と同じように屈強な男達、後方は少し離れた位置に槍を持った男。

  そしてマリアティアスより離れた位置に鎖鎌を持った男と、クロスボウを持った男が包囲している。

  マリアティアスが暴れたり、逃げたりした場合捕まえやすいようにするためであろう。


(門の警備に二名・・・そして私を囲むようにして七名。馬車から出たときに確認出来たのは周りで警戒していた六名に、見張り台に居た二名・・・見張り台が四方にあると考えれば後二人居てもおかしくないですね)


  マリアティアスは連行されている中で死刀の黒狼の面々が何処にいるのかを確認している。

  どのようにすれば逃げ出せるのかを考えていると、他の部屋とは違う豪華な装飾が施されている部屋へと案内されると・・・そこには首枷をかせられたエリカとアイカが地面に横たわっていた。


『エリカちゃんアイカちゃん!』


  エリカとアイカの元に駆け寄ろうとしたマリアティアスを二人の男達が阻み、エリカとアイカの首もとにナイフが当てがられる。

  どの男達もその手には獲物を持っており何時でも攻撃できる態勢になっているようだ。


『待ってましたよシスターさん。さて・・・感動の再開と行きましょうか?』


  そう言いながら愉快に笑うマグザス。

  多数のアイテムを身に付け、その右手には赤い魔導石が埋め込まれた杖を持っていて、その先端をアイカへと向けている。


『・・・でしたらその杖を下げて頂けないでしょうか?』


  マグザスを睨みながら杖を下げる様に要求するマリアティアスだが・・・どうやらマリアティアスの要求に答えてくれる気配はない。

 

『どうやら勘違いしているようだから言っておくぜ・・・あんたは俺達の要求をのむしかないんだよ』


  そう言いながらエリカの首もとに当てているナイフに力がこもり血が出る。

  恐怖に支配されてしまったエリカは堪らずに叫ぶが・・・口元を塞がれているのであまり声は聞きにくくなってしまっている。


『止めなさい!』


  マリアティアスの覇気のある声で怒鳴り、マグザスを睨むが・・・やはり効果はないようだ。

  一様エリカに当てているナイフを首もとから放すが、気味の悪い事に血の付いたナイフを舐め今度はマリアティアスに向かってナイフを突き立てる。

 

『まぁ・・・俺も鬼じゃないぜ』


  そう言うとマグザスは周りの男達に合図を送り、マリアティアス行く手を遮っていた男達が左右に別れる。

  そしてエリカとアイカの目隠しと口元を覆っている布を取り、拘束していた首枷を外す。

  マリアティアスの手枷も同じように外される。


『え・・・あっ!?』


  当然解放されたことに戸惑っているエリカとアイカに、マグザスは『あっちへ行け』というジェスチャーを送る。

 

『お、お母さん・・・』


  弱々しく母であるマリアティアスの名前を言うエリカとアイカ。

  感情が爆発してしまったのかエリカはアイカの手を引いて一目散にマリアティアスへと向かって行く。

  マリアティアスも一目散に向かい、マリアティアスとエリカ、アイカは互いに抱き締める。

  するとマリアティアスに抱かれた瞬間、エリカとアイカが泣き出す。

  身近に死の恐怖を感じ、そして最も安心できる状況になってしまったが為に泣き出してしまったのだ。


『お、お母さん』

『ごめんなさい。でも、もう大丈夫よ』


  泣き出してしまったエリカとアイカを優しく抱き締め、頭を撫でながら落ち着かせようとするが・・・一度植え付けられてしまった恐怖は消える事はない。

  そしてマリアティアスはエリカとアイカの服がボロボロであり、そのボロボロの服の隙間から殴られたような後を目にすると憤怒の感情が灯り、マグザスを睨み付ける。


『ちょっと躾がなってなかったようなだからねぇ・・・俺が教えてあげたんだよ』


  嫌みな笑みを浮かべてマリアティアスを見つめるマグザス。

  そして周りを囲んでいる男達も嫌みな笑みでマリアティアス達を見ている。


『さて・・・感動の再会もすんだようだし妹の方は要らねぇなぁ!』


  そうマグザスが言い終えると周りを囲んでいた男達が、獲物をギラつかせながらマリアティアス達へと近づいて行く。

  どうやらマグザスはマリアティアスに対しての人質としてエリカを選び、そしてアイカを見せしめとして殺そうとしているのだ。

  エリカは必死にアイカを庇うように強く抱き締める・・・自分が犠牲になってもかまわない覚悟を心に抱き。


(嫌だ!絶対にこんな理不尽に死にたくない!絶対に生き残ってお母さんと一緒に暮らすんだ!)

(嫌だ・・・嫌だよ。どうしてこんな目に・・・)


  エリカとアイカが必死に抱き締め合う中で、マリアティアスは優しくエリカとアイカを抱き締め・・・耳元で囁く。

  『絶対に大丈夫。お母さんがエリカちゃんとアイカちゃんを守るから』っと。

  男の達の手がアイカに触れようとした瞬間・・・その手を不可思議な壁によって阻まれる。

 

『・・・あ!?なんだこれは!?』


  アイカに触れようとした男が混乱しているのを確認すると、マリアティアスはエリカとアイカを立たせて両手を引っ張り駆け出す。

  マリアティアスの行動に呆気にとられる死刀の黒狼の面々。

  アイカを捕まえようとしていた男が今度はエリカを捕まえようとするが・・・やはりまた不可思議な壁によって阻まれる。

 

『おい!何しているんだ!?早く捕まえろ!』

『そ、そう言ってもお頭何だか見えない壁に阻まれるて手出し出来ねぇです』

『なんだと!?』


  死刀の黒狼の面々が手間取っている間にマリアティアス達は移動し、入り口とは違う方向の壁へと向かって行く。

  もちろん周囲を警戒していた男が行かせないように行く手を阻もうとするが・・・


『邪魔です』


  マリアティアスは男に向かって風の属性魔法を使い移動させる。

  身体が浮かされた事で身動きが取れなくなってしまった男は意図も簡単に移動させられ、抵抗しようにもやはりマリアティアスの発動した風の属性魔法によって阻まれてしまう。

  そして壁にたどり着いたマリアティアスは風の属性魔法を発動させ壁を破壊する。

  煉瓦や石作りでない木造の壁なので、煉瓦や石作りよりは破壊されやすいと思っていたマグザスだが、こうもあっさりと破壊されるのは予想外で言葉が出ずにいた。


『お、お頭!』


  部下の声によって我に返るマグザスだが時すでに遅く、マリアティアス達は屋敷から脱出する直前であった。


『お前達を彼奴らを逃がすんじゃねぇ!』

『で、ですがあの女もしかして・・・』

『あぁ・・・嵌めやがったなあの女・・・彼奴は風の属性魔導師だ!』


  一呼吸置き、冷静さを取り戻すマグザス。

 

『死刀の黒狼全員に通達しろあの女達を捕まえろ!なるべく傷つけないようにしたかったが仕方がねぇ!』

『了解だ頭』

『寝ている奴も森で警戒している連中も全員集めろ!』


  屋敷の壁を破壊して脱出したマリアティアス達だが、その行く手を遮るように再び男達が襲い掛かるが・・・マリアティアス達を捕まえる事は出来ずに風の属性魔法によって阻まれてしまう。


『凄いお母さん!こんな事が出来たんだ』

『・・・凄い』


  興奮気味のアイカにマリアティアスの使う魔法に呆気に取られるエリカ。

  確かにマリアティアスが最初にエリカとアイカに出会った時に、不可思議な現象が発生していたが、まさかマリアティアスが魔導師だとは思っていなかったようだ。

  初めて見るであろう魔法に心が踊ったのかアイカはマリアティアスをキラキラした瞳で見ている。


『後にもう少しだから頑張っ・・・』


  マリアティアスがエリカとアイカを引っ張りながら必死走り、屋敷を囲っていた塀にたどり着こうとしたその時・・・突如として火の属性魔法がマリアティアス達へと放たれる。

 

風の盾(ウィンドシールド)!』


  迫りくる火の属性魔法を風に属性魔法で作った盾によって防ぐ。

  風の属性魔法と火の属性魔法がぶつかり合い、辺りを炎と熱波、暴風が吹き荒れる。

  マリアティアスは火の属性魔法が放たれた方を睨むと、そこには魔法を発動し終えたマグザスが立っていた。


『やってくれたなぁ。シスターさんよ!』


  覇気のある声で怒鳴るマグザスに、屋敷から次々と出てくる死刀の黒狼の面々。

  数にして十名以上に、屋敷を囲んでいた塀の扉が開けられ森を警備していた連中も中に入ってくる。


『お前達油断するんじゃねぇぞ!』


  マグザスが死刀の黒狼の面々にマリアティアスを捕らえるように指示をする。

  決してこの縄張りから逃がさないというように一斉にして攻撃するが・・・総勢二十名以上の攻撃はマリアティアスの風の属性魔法によって防がれる。


『くそ!全然刃が通らねぇぞ!』

『突いても駄目だ!』

『メイスでぶん殴っても壊れる気配がねぇ!』


  決して壊れる気配がないマリアティアスの不可思議の壁に弱音を吐く死刀の黒狼の面々だが、どうやらマグザスはそうは思ってはいないようだ。


『遠距離部隊!』


  マグザスの指示によりクロスボウを持った複数の男達が狙いを定める。

  その矢の先には不気味な光を放っており、どうやら毒物が塗られているようだ。


『狙いはあの女の子供達だ・・・放て!』


  マグザスの指示によって放たれる複数の矢だが・・・


風の盾(ウィンドシールド)×3』


  先ほどのマグザスの放った火の属性魔法を防いだと同様に、風の属性魔法によって生成した盾で矢を防ぐ。

  複数箇所からの攻撃なので風の盾(ウィンドシールド)を複数発動させる必要があったが・・・どの矢もエリカとアイカに届く事はなかった。


『お、お頭?』


  先ほどから一向にこちらの攻撃が通らないことに不安になかった死刀の黒狼の一人が弱音を吐き、マグザスにどうしたらよいか問いかけるが・・・マグザスの答えは変わらない。


『お前達攻撃し続けろ!魔力だって無限じゃねぇんだ』


  再び指示を出して攻撃させようとしたその時・・・一線の風が吹き荒れ、死刀の黒狼全員が宙に浮いてしまう。

  死刀の黒狼全員が突然浮かされたことに戸惑っていると、マグザスを含めた数名がマリアティアスの異変に気が付く。

  辛そうに息を切らせながら、汗を流しているマリアティアス。

  顔色も先ほどよりは悪くなっているようだ。


『今の内に・・・』


  マリアティアスは再び風の属性魔法を発動させる。

  今度は風の属性魔法は防御の為でも、死刀の黒狼を妨害する為の魔法ではなく・・・エリカとアイカを風で浮かし塀の外へと運ぶ魔法だ。

  魔法が解けたエリカとアイカは翼でも生えているように、ゆっくりと地面に降ろしてもらい怪我はない。

 

『お母さん!?』


  マリアティアスの魔法から解放されたエリカが塀を叩きつけ、マリアティアスを呼ぶが・・・マリアティアスからの返事はない。

  何故答えてくれないのかと疑問に思っていると・・・塀の向こうで再び火の属性魔法が炸裂する。

  塀によって阻まれているので塀の向こうでは何が起きているのか分からないが、どうやらマグザスが再びマリアティアスに向けて魔法を放ったようだ。


『お母さん!?』

『お、お姉ちゃん・・・』


  再びマリアティアスの事を呼ぶエリカに、不安そうにエリカの手を握るアイカ。

 

『エリカちゃんアイカちゃん早く逃げないさい!』

『お、お母さんは!?』

『お母さんは後から行きます早く!』

『で、でも・・・』


  塀の向こうから聞こえてくる怒号に、負けないように声を張り上げるマリアティアス。

  死刀の黒狼の狙いは自身であると理解しているのでマリアティアス自身が囮となり、エリカとアイカを逃がす算段だ。

  しかしエリカとアイカの足は動かない。

  たとえ血が繋がっていないとしても自身を救ってくれた母を見棄てて逃げる事など出来ないのだ。


『お母さん・・・』


  弱々しく今にも消えてしまいそうな声でマリアティアスを呼ぶエリカ。

  だが帰って来た言葉は変わらず『早く逃げなさい!』であった。


『・・・お母さん・・・先に行くね』


  そう告げるとエリカはアイカを連れて森を走りだす。

  幸いなことにエリカとアイカを追いかけてくる死刀の黒狼はいなく、来た道へとたどり着く。

  辺りはすっかり暗くなってしまい月明かりもなければお互いの顔を伺うことも出来ないが、エリカは自身の内に宿る魔力を使い小さな火を灯し走り始める。

  街まで行き、マリアティアスを助けてもらう為に・・・

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