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出会い

  スペルオーネ帝国・・・南部都市エルセオーネ


  豊かな大地に多くの作物の種が蒔かれる頃、南部にある都市の一つエルセオーネでは新たな苗を買う者や、壊れた農具を修理している者など数多くの人々が都市へと赴いている。

  商売人の人々も血が騒いでいるのか声を張り上げ客引きを行っている。

  冬が終わり暖かくなってきたこの時期には農民だけではなく、商人達にとっても絶好の商売時期の一つ筈なのだが・・・街の一角にある飲食店にて人集りが出来ている。

  今は昼を過ぎたばかりで飲食店に人集りが出来ているのは当然だが、それでも集まっている人々が多いのにはかわりない。

  何故この飲食店に人集りが出来ているのかというと・・・店で飲食している人物に問題がある。

 

  教会のシスターなのか身に纏う衣装は聖職者らしい服装していて、ロングスカートに銀の糸で刺繍で十字架が描かれている。

  整った顔立ちは美しく、長く艶やかな黒髪は黒曜石を思わせるかのようであり対照的に、服を着ているので見えにくくなっているが雪のように白い肌、ルビーを思わせるような赤い瞳には見るもの全てを魅了するような、そんな瞳の女性だ。

  その女性の名前はマリアティアス・V・ヘリエテレス。

  美しい女性はその場に居るだけで絵になると言われるが、どうやらマリアティアスが食事するだけでこの人集りである。

  まぁ・・・直接覗き見るのは失礼なので周りを取り囲もうとはせずに周りの席に座っているだけだが。


『店長・・・あの人凄いですね』

『あぁ・・・あの人のお陰で商売上がったりだからな』


  マリアティアスを見ている飲食店の店員と店長、マリアティアスが飲食してくれたお陰でそれを目当てに人集りができ注文が何時もより多いようだ。


『店長見惚れてないで仕事をしてください』


  手を止めて見ていた店員と、店長が食事を配っていた女性ウェイターに注意され持ち場にしぶしぶ戻る。

 

(店にお客さんが来るのはいいけど、何時もより忙しいのが難点ねぇ・・・それにしても美しい人だなぁ)


  女性ウェイターがそんな事を考えているとマリアティアスに呼ばれる。

  呼ばれた内容は食事が終わったのでその会計をしてほしいという物で、この店ではウェイターが配給と会計をしているのでマリアティアスを案内する。


『それではこちらがお会計なります』


  そう言われて会計を済ませてたマリアティアスを見つめる女性ウェイター。

  そんなに見つめていたわけではないのだが、今までにこれ程間近にマリアティアスを見たことは無かったからなのかマジマジと見てしまっていたようだ。

 

『どうなさいましたか?』


  マリアティアスに言われて慌てて目線を反らす女性ウェイター。

  やはり同性とはいえマジマジと見てしまったのは悪いと思い、謝罪の言葉を口にするがマリアティアスから『気にしてはいませんよ』と微笑みを向けられ一気に感情が昂ってしまったのか顔が赤くなってしまう。

  何故同性なのにこのような感情になってしまうのか?

  そんな疑問を思いながらマリアティアスと別れてしまう。


(貴女に女神様の加護がありますように・・・だって、美人な人は心も美しいのかなぁ。それにしても何処から来た人なのかな?)


  マリアティアスと別れた女性ウェイターは幸せな顔をしながら業務に励むのであった。


  食事を済ませたマリアティアスが歩いていると、誰も彼もがマリアティアスを見る為に振り向き、作業の手や歩みを止めて見ている。

  マリアティアスが最初に街に来たとき程ではないが、それでもマリアティアスを見つめる者は多い。

  特に異性である男性からの目線が多く、中には彼女、妻をそっちのけでマリアティアスを見つめる者もいる。


『おや・・・あれは?』


  何かに気がついたマリアティアスは街の道路から外れた小道へと入り込む。

  昼が過ぎたのにもかかわらずにその小道は薄暗く、人通りが少ない。

  そんななかでマリアティアスは大柄な男に引っ張られるようにして移動させられている、二人の子供を目にする。

  引っ張られている子供の一人はまだ幼く、大柄な男に引っ張られているからなのかその瞳には涙が浮かんでおり今にも泣き出しそうな雰囲気だ。

  それに対してもう一人の子供は憎悪に燃える瞳で大柄な男性を睨み、必死にその手を振りほどこうとしているが、子供と大人では力の差があり振りほどける雰囲気はない。

  こっそり風の属性魔法、風による浮遊(エアー・コマンド)を発動させて、足音を消して大柄な男の後を追うマリアティアス。

  その大柄な男性は曲がり角に行き二人の子供を放す。

  二人の子供の後ろには壁、目の前には大柄な男性。

  最早逃げ場はない。

  二人の子供を追い込んだ大柄な男は憎たらしい笑みを浮かべて二人の子供に近づいて行く。


『なぁ・・・お嬢ちゃん達、あの場所は俺達の縄張りなんだよ。気軽にうろちょろしてもらっちゃ困るんだよね』


  そう言いながら拳を握りしめる大柄な男。

  どうやらこの二人の子供がこの大柄な男達の縄張りに入ってしまったらしく、それでこんな場所に連れてこられてしまったようだ。

 

『まぁ・・・俺も鬼じゃねえ。お嬢ちゃん達が持っている有り金全部出したら許してやるよ』


  まだ年端もいかない二人の子供に対して有り金全部を要求してくる大柄な男。

  力の差は圧倒的であり、もし拒絶した場合・・・二人の子供はどうなることか。

  年端もいかない子供を脅すような男なのだ。その力を躊躇なく子供に振りかざすであろう男が拳を握りしめ近づいて来るのは耐え難い恐怖であったに違いない。

  しかしその子供の目に恐怖はなく、憎悪に駆られたような瞳だ。

  目の前の男性を、理不尽な世の中を、そして世界すら憎むような憎悪を向けられても尚も平然としている大柄な男。

  子供の力など高が知れている。そんな事を思いながら迫り来る大柄な男だが・・・不意に呼び止められる。

  何者かと思い振り返った先にいたのは一人の女性。

  聖職者の衣装に身を包んだこの街では見かけない女性だ。

  長く艶やかな黒髪にルビーのような赤い瞳。服を着ているので分かりにくいが雪のように白い肌に、整った顔立ちで美しく、可憐な女性だ。

  突如として現れ、声を掛けてきた女性に驚きながらも真っ直ぐに正面に立つ大柄な男。

  二人の子供の事は一先ず置いておいて突如として現れた女性へ問いかける。


『何者だ?何処から来た?何が目的だ?』


  警戒しながらも突如現れた女性を観察する大柄な男。

  不意討ちをするのであれば声を掛ける必要はない。不意討ちをしてこないのであれば自分に用があるのかそれとも・・・後ろの二人の子供に用があるのか?

  どちらにしろ目的が不明ではあるが・・・目の前の女性から大柄な男は目が離せずにいる。

  その理由は単純に女性が美しいからだ。


『貴方のような男性に言う必要はありません。ただ・・・その子達に何をするつもりですか?』


  そう言われて素直に二人の子供のしたことを言う大柄な男。

  自分は悪くなく、当然の事をしているだけだと女性に告げる。

 

『そうなのですか・・・それでいくら払えば許してくださるのですか?』


  それを聞いた大柄な男の瞳の色が変わる。

  欲望に支配された・・・醜き人間の瞳に。

 

『ざっと勘定して金貨にして五十枚だ』


  その言葉を聞き、絶句してしまう子供達。

  ただ自分達はあの通りを彷徨いていただけなのに何故このような理不尽な要求をされなければならないのか?

  そもそも金貨自体を見たのは数回程度であり、そのような大金を持ってはいない。

  子供が持つには多すぎる大金なのだから。


『シスター様は持っているのか?持ってないのだとしたら・・・』


  そう言いながらマリアティアスの身体を舐め回すように見る大柄な男。

  特にこの大柄な男はマリアティアスの胸の辺りを凝視している。

  醜き人間の考えている事は高が知れている・・・欲望に支配された男がする事などただ一つなのだから。


『その身体で払ってくれてもいいんだぜ?』


  そう言いながらじわりじわりとマリアティアスに近づいて来る大柄な男。

  最早子供達の事は眼中になく、マリアティアスだけを見ている。

 

『貴方のような下衆な人間に払うお金などありません。元より払う気など更々ありません』


  きっぱりと言いきるマリアティアス。

  その言葉を聞いて大口を開けて爆笑する大柄な男。

  しかしその瞳は笑ってはいなく、寧ろ哀れな人間を見るような瞳をしている。


『そうか・・・払う気は無いと。流石は神に仕えるシスター様だぜ・・・だったら何されても仕方ねぇよなぁ』


  そう言いながらマリアティアスに向けて一気に距離を詰め、マリアティアスを捕まえようとする大柄な男。

  マリアティアスを捕まえようとしたその時・・・大柄な男の手は何か柔らかい物に触れる。

  それは水である。

  眼を凝らして見るとそこには薄い幕のようになっている水の壁が存在し、大柄な男の手を阻んでいるのだ。


『な、なんだこれは?』


  水の壁から手を引き抜くと、その手は水に濡れてしまっている。

  何が起きたのか?そんな事もわからないまま大柄な男はマリアティアスを睨み、腰に持っていたナイフで斬りかかろうとするが・・・やはり水の壁によって阻まれてしまう。


『て、てめぇ・・・まさか魔導師だったのかよ!?』


  マリアティアスの正体がただの通りすがりのシスターではなく、魔導師だと分かると大柄な男はマリアティアスに向かって吠えるが・・・時既に遅く、大柄な男の声がマリアティアスに届く事はなかった。

  大柄な男を気にする様子もなく近づいて来るマリアティアス。

  横を通り過ぎる間にもマリアティアスに向かって怒鳴り、攻撃をしようとしているが・・・声は届かず、攻撃もまたマリアティアスへと当たる事はない。

  大柄な男の攻撃とその怒鳴り声は全てマリアティアスの発動した魔法によって遮断されてしまったのだから。


『もう大丈夫ですよ』


  そう言いながらゆっくりと手を広げ、子供達を抱き締めようとするマリアティアスだが、子供達は未だに怯えている。

  得体の知れない人物への恐怖からなのか?それとも見知らぬ魔法を使ったからなのか?

  怯え、マリアティアスの手を払い除けようとするがそれより早くマリアティアスによって抱き締められてしまう子供達。

  最初は警戒していたが、マリアティアスの母性に当てられ次第に警戒心が薄れていったのか、感情が爆発していまい泣き出してしまう。

  恐怖から脱出した喜び、やっと安心出来ると思うと自然に涙流れてしまったのだ。


『大丈夫。大丈夫だからね』


  泣き叫ぶ子供達を宥めるマリアティアス。

  宥めてもらった子供は泣き止み、未だに怒鳴っている大柄な男の方を睨む。

  憎悪の瞳だが、それよりも何故この大柄な男が攻撃出来ないのか不思議なようだ。


『さて・・・名前を聞かせてもらってもいいかな?』


  マリアティアスの問いかけに警戒の色が戻り始める子供達だが・・・マリアティアスの溢れでる母性に、優しさに当てられ次第に警戒心が和らぐ。

  それにマリアティアスに名前を教えて貰えなきゃ何て呼べばいいのかわからないと言われたからでもある。


『エリカ・ヴィージェスです』

『り、リエカ・ヴィージェス・・・』

『そう。エリカちゃんとリエカちゃんて言うのね・・・取り敢えずこの場から離れましょうか?』

『でも・・・』


  不安そうな目線を送るエリカだが・・・マリアティアスに説得されてこの場を去る。

  マリアティアスと一緒に手を繋ぎながら。



  マリアティアスがこの場を去ってから数分後・・・未だに水の壁に阻まれ大柄な男は脱出する事は出来ずにいた。

  大柄な男を包むようにして半円状になっている水の壁は、拳で殴ろうが、ナイフで斬りかかろうがまるでゴムのような弾力で一向に壊れる気配がない。

 

『くそっ・・・何なんだよこの魔法は?』


  息を切らせながら座ってしまう大柄な男。

  何度も攻撃しているからなのか大柄な男は大量の汗が流れており、その汗で服の色が変わってしまっていた。

  何故この魔法の牢獄は壊す事が出来ないのか?

  何故あの女は直接殺さずにこのような回りくどい事をするのか?

  幾つかの疑問が浮かぶ中で突如何かが弾けるような音が聞こえてくる。


『魔法が解けた・・・あの女の魔法が解けたのか?』


  そう言いながら魔法が解け、周りに散らばる水を見つめる大柄な男。

  未だに何故この魔法が解けたのか不思議だが、どうやらこの男には関係ないようだ。

  何故ならこの大柄な男はマリアティアスの魔法が解けたと分かると、再び憎悪の瞳が宿りマリアティアスを探す為に歩き始める。


『あの糞女・・・絶対に見つけ出してこの借りを返してやるぜ!』


  そう言いながら曲がり角を曲がる大柄な男。

  マリアティアスを見つけ出すまでその歩みは止まる事はないと思われていたが・・・曲がり角を曲がった先で止まってしまう。

  何故止まったのかというと・・・

 

『な、てめぇは!?』


  曲がり角を曲がった先にいたのは一人の女性であり、その手には奇妙な形をした杖を持っている。

  何故動きを止めたのか?

  奇妙な形をした杖を持っている女性が居たからといっても別に動きを止める必要はない。

  無視して通り過ぎるなり、女性を退かすなりすれば通れる筈だが・・・大柄な男は止まってしまう。

  その理由は・・・その女性の服装にある。

  その女性はマリアティアスと同じく黒い聖職者の衣装を着ており、スカートには銀の糸で刺繍された十字架が描かれている。


『てめぇ・・・あの女の知り合いか?』


  そう言いながら女性に向かってナイフを突き立てる大柄な男。

  明らかに警戒心しているが・・・大柄な男のナイフが女性に当たる事はなく、地面に落ちてしまう。

 

『え・・・』


  何が起きたのか理解出来ない大柄な男。

  ナイフを持っていた手は地面に落ち、無くした腕からは噴水のように血が出ている。

  何をされたのか理解出来ていない内に耐え難い激痛が襲い掛かり、叫ぼうとした矢先に喉にも激痛が襲い掛かる。

 

(何をされた?俺は何をされたんだ!?)


  何をされたのか必死に探すと・・・目の前にいる女性が杖を降り下ろす瞬間を目にすると同時に自信の膝に激痛が襲い掛かる。

  見ると女性の手に持っていた杖が先ほどとは違う形状になっており、炎で出来た槍のようになって男の膝を貫いていたのだ。

  必死に声を上げようとするが喉をかっ斬られたのか声も出ず。

  逃げようにもここは裏路地であり男の後ろには退路はない。


(何で!?俺が何をしたっていうんだよ!?)


  助けを求めるような瞳で女性を見る大柄な男だが・・・


『はぁ・・・自分が何をしたのか分からないというような顔ですね。そうですね・・・冥土の土産に教えて差し上げます』


  そう言うと女性・・・アリセスは大柄な男のもう一方の膝を突き刺す。

  苦痛で顔が歪む大柄な男。

 

『貴方は死ぬべきなのです・・・これまでの行いを悔い改めてください。何よりもマリア様に危害を加えようとしたのです。あのお方の邪魔をする者は全て排除されて当然なのです』


  苦痛で顔を歪ませる中で大柄な男の首が地面に落ちる。

  アリセスの持っている槍が槍ではなく斧変化し、大柄な男の首を斬り落としたのだ。

  地面に転がる大柄な男と目線が合うが・・・アリセスの顔には後悔等はなく、寧ろこうなって当然という顔をしている。


『さて・・・そろそろ行きましょうかね』


  そう言うとアリセスは歩み始める。


  スペルオーネ帝国・・・南部都市エルセオーネにあるとある雑貨店にて


  夜も更け始め街に魔法の炎が灯し始める中で雑貨店にも明かりが灯る

  この雑貨店は死刀の黒狼の面々が経営する雑貨店で、雑貨も売っているがその裏では死刀の黒狼への依頼を請け負う場所にもなっている。

  当然帝国の兵に見つからないように偽造工作をしているので見つけるのは至難の技だ。

  そして今、その雑貨店に一人の男が戻ってくる。

  この雑貨店の主であり、死刀の黒狼のメンバーである男の名前はサルネラ・ロウギ。

  先日死刀の黒狼のリーダーであるゼオ・マグザスに直に報告しに言った男だ。

  そしてその男と一緒にもう人一緒に店へと入って行く。

  深々とローブを着込んでいるのでその素顔を見ることは出来ず、男性なのか女性なのか判断できない怪しげな人物だ。

  サルネラとローブの人物は店に入ると互いに向かい合うようにして席に座る。


『それで・・・いつ頃に決行可能ですか?』


  ローブの人物がサルネラに向かって問いかける。

  その声からして男性のようだ。


『下調べをしていた部下からの報告でまだターゲットはこの街にいます。なので早くて三日後には決行出来るかと』

『なるほど・・・ところで彼女を拐うにしてもどのようにするのです?』


  ローブの男に問われ少し苦い顔をしてしまうサルネラだが、ローブの男に問われたことの意味を考える。

  サルネラとしてはターゲット情報を掴んでいるので、後は準備ができ次第決行の予定であり、拐う手段をこのローブの男に言う必要はない。

  しかし相手はエヌジィ・ジェルマン・セカロン伯爵の代理であり、伯爵の機嫌損ねるのは不利益きに繋がり兼ねない。


『彼女の子供・・・といっていいのでしょうか?二人の子供と一緒に散歩や、食事をしているとの報告を受けています。その子達を利用して誘き出します』

『なるほど・・・しかしそう上手くいくかね?』

『彼女が借りている家の目星は既についております。それにその周辺にに多少の金を積めば大丈夫でしょう』

『なるほどなるほど・・・』

『女性一人を拐うのは我々にとって造作もないことです。しかし伯爵様からの依頼は無傷での彼女の引き渡し。なるべくリスクは避けるべきなのです』


  そう言われて頷くローブの男。

  その話を聞き終えるとローブ男は懐に手を入れ、革袋を手に取り机の上に置く。


『前金の金貨三十枚だ。受け取りたまえ』


  そう言われて金貨の入っている袋を開けて確認するサルネラ。

  入っているのが金貨だと分かるとその金貨を奥に潜んでいる死刀の黒狼のメンバーに手渡す。


『明確な、納得できる計画があるようで良かったよ。出なければ依頼を取り止めにするところでしたので』


  そう言いながら席を立つローブの男。


『それではよろしくお願いしますよ』


  そう言い終えると雑貨店を後にする。


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