表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
~業~  作者: 如妃
1/1

現代学生の荒んだ日常

現代日本においてイジメというものは日常的なもので、睡眠 食事 排泄 学習 会話 虐げ というのが学生の生活サイクルといっても過言ではないと俺は思う。

第一今俺の所属しているクラスで今まさに、この瞬間…起きているのだから……


「ねぇ、だから無視すんなつってんの!!」

ガタンッ


勢い良く敵を牽制するは我がクラスの餓鬼大将ならぬギャル大将『久ヶ沢 伊里(くがさわ いり)』である。

今日も化粧ケバケバだ、何回生徒指導部に連れていかれれば反省するのだろう…謎だ


「…………相手にしたらしたでアンタら面倒臭いじゃん」


束ねられた長い髪の大部分を掴まれているポニーテール…ん?ポニーテールなのかあれは、いやサイドアップ……謎の髪型をしている低身長くせっ毛金髪少女は先日転入してきた『歳月 如妃(とせつき きさらぎ)』である。髪の毛を鷲掴みにされても尚強気だ。


「はぁ??意味わかんないんですけど、なに?あたしらがウザイの?ハッハ・・・ウザイのはあんたの方ッでしょッ!!」


あっ、タイキックもどきストレートに入った。

教室のド真ん中でこんなストリートでファイトするゲームも真っ青なドロドロとした女同士の闘いが始まっているというのに皆見て見ぬ振り、NPCかお前らは…俺が言えたことじゃないけどな。


「キャハハ!!ウケるウケるマジウケるんですけど!伊里もっとやっちゃってよぉ!」


ギャルBの応援、大将のテンションが5上がった…


「早く立ちあがんなよ、そうしないとウチらがなんかしたみたいじゃん。」


ギャルCの挑発、ギャル軍団は強者の余裕だ。


「そんなに力入れてないから痛くないっしょ、痛がるふりして同情でも誘ってんの?むかつくんですけどッ!!」


横腹だァ…これは………流石に現代のマジゲンカでも希み見るかどうかの綺麗な横腹 教師は何をしているんだ…

「………」


「なんかいいなよ、無反応はつまんないってさっき言ったじゃん。ねぇ…ねぇ!!」


「……お腹すいたから購買行ってもいい?」


「「「・・・はァ?」」」


不思議な娘だとは思っていたけど、ここで購買…成程………強い。


「アンタ、何言ってんの?」


「反応しろと言ったのはそっちだろ?今考えてた事を言った、お望み通りじゃないか 不満でも??」


「いやいやいやいやおかしいっしょ!だって伊里…伊里!!」


「チッ、あ~あ……シラケた、アタシらもどっか行こ 解散解散!」


▼ギャルA,B,Cは退散した。どちらにも経験値は入らなかった。

パッパッ

「……はぁ、服に埃ついてるし…帰ったら洗うか。」


あれだけの事をされながらも彼女は服に付いた埃をパッパッと払い、乱闘によって乱された机と椅子を整え何事も無かったかのように教室を出ていった。

その後、教室に残ったのは気不味い雰囲気等ではなくクスクス笑いと、自分はあくまで傍観者であるという事を前提にした評論だけだった。

自分のボキャ貧と説明下手にはうんざりしておりますが…書きたいものは書きたくなるのが人の性ってものですよね………続くかどうかは気分とリアルの荒み具合ですかね

書く時は一瞬で書ける。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ