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三話 会話
駄文ですが読んでくれると嬉しいです
彼が白い場所に行く前、とある場所で話をしているもの達がいた。
「…というわけで幻想卿に、一人入らせて貰いたい」
「どうしてこの世界なの?ほかにもいい場所があるんじゃないの?」
「彼の力は他の世界ではその場所を滅ぼしかねない。彼が赤ん坊の時、別の世界へ送ったとき、その世界が半壊しかけた。その世界では彼の力は適応出来なかったのだろう。そこで色々な場所を調べた結果、この世界では適応出来ると分かった」
「そう…分かったわ、彼の侵入を許可するわ。でも一つだけ条件があるわ」
「何だ」
「その[試練]が終わったら、その彼にして貰いたいことがあるの。それをさせてもらうのが条件よ」
「何をさせればいいんだ?」
「それは……」
「…構わないが、いいのか?この世界でそんなことをして?」
「ええ、そういうことをして、この場所は成り立っているのだから」
「…分かった。全て終わったら言っておこう。八雲紫殿、ありがとう」
そういうと男は消えていった。
「まさか、この世界に、そんな凄い人物が来るとはね…
」
そう呟くと八雲紫は空間に出来た次元に入っていった