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第44話・大人バレエの教えについて

前話とリンクしています。

 いつもながら一生徒としての独断エッセイです。

 大人バレエの教えについてバレエの先生にとっては三種類の考え方があると思う。これはあくまでも生徒側視線、個人的な感覚です。


その1、たとえ大人バレエであっても基礎は大事です。だからバーレッスン重視。バレエレッスンというのはいろいろなメニューが含まれているが大人バレエには超初心者からいわゆる「じょうず」 と言われる人までいろいろなレベルの人がきます。なので本当に基本的なことを決められた時間枠までめいっぱいレッスンできないので、基本メニューから取り捨て選択してやっていく。センターは本当におまけでやる。


その2、大人バレエだからこそ趣味で自分なりに踊れて楽しめたらよい、そういう考え方。だから生徒の望むやり方をいちはやくのみこんでレッスンに取り入れてくれる。バーは基礎だから一応はやるが、念入りな柔軟レシピをやらせると苦情がきそう。だからそういうのはあまりしない。これから上手になってプロを目指すわけではないので、楽しく踊らせてあげましょう。センターもできるだけ派手で楽しい踊りをやる。注意なんかしても大人バレエはきりがないので、しません。教室内で人に見せるわけでなく生徒に楽しく躍らせたらそれでいいのです。ワルツなんかいいですね、ピルエット? ヴァリエーション? やりたいのですね? じゃあやりたいのだったらやりましょう、という感じ。


その3、ふーん、若いコと一緒でもいいのですか? とりあえず基礎からセンターまでフルメニューでしましょう。やれない人はおいていきます。ヴァリエーションクラスはやりたい人だけが指定の時間にくるか個人レッスンで実力を伸ばしましょう。


 大人バレエの生徒さん、その中で上手になりたいのでしたら3つのうちどちらの先生がいいですか?

 悩む人は多いと思います。上手になりたい人は年齢かかわらずどこにでもいますし、みんなその思いは同じです。どの先生でもあとくされなくチョイスできるのがチャコットのようなオープンクラスのスタジオです。困った時にはチャコットです。生徒の気持ちもよくわかっていてその1とその2の混合タイプの先生が多いような気がします。

 またチャコット以外にもオープンクラススタジオが近年増えてきて覆面グルメブログのように覆面バレエレッスンブログを作りたいぐらいです。一度限りとはいえいろいろな先生や生徒さんの踊りが見れるのが楽しいし私自身がバレエが根っから好きなんですね。でもグルメとバレエとは根本的に違うものがあります。プロでもないのに一回だけのレッスンで感想を独断で書いてはいけないでしょう。書くなら顔と名前をさらしレッスン日時を明らかにしたうえで書くのがマナーでしょう。


 さて上記3種類の先生の中から1つ上手になりそうな先生を選べ。その答えを出すとしたら私ならば、その3の先生なのです。とにかくへたでも体を動かせる。動いてこそバレエなのです。じっと突っ立って先生の注意を聞いているだけなら、上手にはなりません。

 ただし、踊りにきているはずなのに、お教室内の人間関係が最悪というパターンがあります。大人バレエにつらく当たる人がいます。つらく当たる人、意地悪な人はたいてい毎日来ている人なので先生も事務的な仕事をまかせたりする。だから生徒のはずが、いろいろな個人情報も把握されているし連絡事項もその人中心にまわる。これは、おかしいと思ってもたいていの人は、特に若い人は黙って従う。先生も黙認する。そういうところは要注意です。これは何度か見聞きしましたし、私が実際に実体験しました。人の性格は矯正しようがない。ターゲットになってしまったら、枝葉末節にとらわれず、踊りに専念するしかないです。

 3の教室の補足ですが、このタイプの先生についてから私はダブルができるようになった。そう思っている。とにかく軸を取らせる何度も取らせる。軸を取る感覚を覚えたらとにかく体を動かせる……毎日通いたいぐらいだが距離と日時の関係でそれは無理。なので先生のレッスンを思い出しながら家で自己レッスンしています。


 その1タイプの先生は、本当に気楽です。大人バレエの生徒たちもアンチエイジングと体力保存を兼ねてきますのでレッスンにというよりもおしゃべりを楽しみにきている感じ。この先生にしてこの生徒あり。上手にならなくともお友達とまったりとレッスンできたらいいな、と思う人向けです。そして時々貴族やお客様役などのチョイ役にお金を払って出演させてもらったりします。

 実は私は子供たちが小さいころは時間の融通が利かずその1タイプの先生についていました。先生も小さい子供がいたので昼間だけやっていたからです。わきあいあいとした楽しい時間です。だけどバーはプリエとタンジュ、ロンドジャンプ、グランバットマンだけ最低限という感じでしてあとはおしゃべり、センターも世間話をしながらという感じ。もちろんみんな揃っていつまでたっても上手になりません。

 私は子供から組だったせいか、そういう状況が楽しいながらも不満でチャコットやいろいろなオープンクラスをまわるようになりました。それが長じてバレエに対する思いをバレエ従事者でもないけれどここなら誰にも迷惑をかけずに書き綴ってもよいだろうと連載をさせていただいているわけです。

 ただどういうクラスでも共通しているのは人との出会いです。わりと寡黙な私ですけど、私にとってはバレエレッスンをすることが私のぜいたくです。会話をかわせないときもありますが先生や生徒たちの笑顔に癒されています。ありがとうございます。





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