表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
20/100

第20話・我が子上等! ♡

 何をするにつけても我が子はかわいいです♡

 まだ小さいので私を自分にかかわってくれる大人として、そして同じ女性として、どうかすると「お母さんすごーい」 とか尊敬してくれるし?

 いずれ反抗期になると対立することもあろうかと思う。だけど鉛筆で絵を書けるときに「これお母さんね」 とマルを書いてその上に目鼻をつけたイラストもくれたし、幼稚園で書かされた母の日のプレゼントの紙細工とか手形とかイラストとか。

 私はこういうのを大事にしたいクチなので、ためこんでいます。いつの日か我がチビコも独立して私のもとから巣立っていくだろうけど、今は私の手元にいる。

 そしてバレエ教室にも通っている。

 はじめはバレエが大嫌いで泣いていたけど先生の根気強い励ましと、一回のレッスンにつき最低一回はいいところを見つけてほめてやる、というというアメ作戦でバレエが好きだといってくれるようになりました。

「バレエってむつかしーね、でもおもしろいねー」 と言いながら狭い居間でシャッセの練習。チビコはどうかすると筆箱の鉛筆やノートがばらけた状態で散らばっていても平気で踊ったりするので足をすべらせてケガしたらバレエレッスンもお休みだよって怒る私。

 バレエを始める前の大泣き(前シリーズをごらんください)とはえらい違いです。


 ところで、我が子がかわいいのはどこの親でも一緒です。特にバレエを習わせている親御さんは私も含めて子供に甘いような感じです。そもそも小さいころからバレエを習わせるって間違いなくそれは親の意向なんです。

 幼い子供の意思一つでバレエを習わすことに決めたって一般家庭ならそんなのマレではないでしょうか。小さい子供ならレッスン前後の送り迎えも必須ですし、先生の連絡事項とかも本人に言っても伝わるか不明なので直接親に言ってきますし。どっちにせよ親の協力がないとバレエは続けられない。

 親も親によっては我が子の上達のためにはわが身を犠牲? というか我が時間を犠牲にしてでも子供に貢ぐ。

 レッスンの内容を細かくメモしたり、チェックしたり。偉いですね。

 普通のレッスンでも最初から最後までビデオ撮りする親が出て来たり。最初から最後まで自動で撮っていく。

 それ、どうするのかしら……帰宅後おうちで反省会するの?

 親子で見る分にはいいけど他の人には見せないでほしい。

 ネットに流さないでほしいわ……どうするの、今週うちのコは、あなたの娘の隣で踊っていたからばっちりうつっているし……とか。

 でもはっきりやめて、とはいえない。

 第一肝心の先生も何もおっしゃらないから他の親も言いにくい。こういうのってどうしたらいいんでしょうか。

 それで毎週、もやもやしてるのもバカらしくなって私もデジカメを持ってきて映しました。これも何かの記録になるかな? と気づきました。んで二,三回もやったら映すのにもあきて、廊下で本を読んだり仕事するようになりました。

 私も常識的に考えて家庭で再生して楽しむために録画しているのだろう、と思います。運動会と同じように考えたらいいのです。

 まあ、賛否両論ありますがそのクラスは小さいコクラスですしね。幼い子供だからOKというわけでしょう。


 たいていのオープンクラスでは「撮影禁止」 とあります。当たり前でしょう。大人バレエを映して何になる?

(無理やり黙って撮ろうとしている人を見たことはないけど、でもあっても)私は無名でも絶対に見知らぬ人の被写体にはなりたくない。出直してこいっ。

 そんなにバレエ写真を撮りたけりゃ、プロのバレエ団で取材させてもらいたまえーって言うと思いますです。

(発表会の自分の写真は吟味したうえで買っても人様の被写体にはなりたくないです。)




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ