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詩 ばけもの子供の物語 迷R3

作者: 仲仁へび
掲載日:2026/10/25



 見た目が醜い 可愛げがない

 愛想が悪い 都合が悪い


 生きていては困るけど

 手にかける度胸もないのだから


 生きて迷わせ 弱らせよう

 要らない 捨てよう 森の奥


 人の子だとは思わない

 ばけものだから思わない


「かわいそうに」

「かわいそうに」


 去っていく人

 見つめる木


 森の木々が嗤っている

 捨てられちゃったね

 戻れないよ


 ここにいるしかないんだよ

 彷徨うばかりさ 永遠に


 右も左も希望はない

 前にも後にも何もない


 ここにずっといなくちゃね

 帰る場所はないんだから


「ここから出たいの」


「ここは嫌」


 出口を探して歩いても


 見つからないよ


 どこにもない


 見通し悪い闇の中


 森の中には悪意がいっぱい



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