表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夜に薄くなる

作者: 夜咲レイ
掲載日:2026/01/04

夜になると、精神が落ち着かなくなる。

理由を探そうとしてみても、

どこにも答えは落ちていない。

昼間は形を保っていた思考が、

夜になると解けていく。


心臓の音がやけに大きく聞こえて、

部屋の静けさが逆に僕を追い詰める。

何が怖いのかと聞かれても、

きっと答えられない。

分からない、という事実だけが、

はっきりそこにある。


ただ、僕なりに思うことはある。

最近の僕は、今まで経験したことの無いこと

ばかりに囲まれて言う。

知らない感情、知らない環境、

知らない自分。

それら全部が、行き場のない緊張と不安に

なって、夜になると一斉に押し寄せてくる。


慣れれば平気になるのかもしれない。

時間が解決してくれるのかもしれない。

でも今は、その「いつか」を信じる余裕すら

なくて、ただ夜が来る度に、胸の奥がざわつく。


救われたいわけでも、

答えが欲しい訳でもない。

ただ、この落ち着かなさに名前がつけばいいのに、と思う。

そうすれば少しは、怖くなくなる気がするから。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ