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やっほ。
誰かを思い出すとき、
その人の声や仕草、
穏かな微笑み、
あたたかさや不器用さまでも、
私たちの中で“今”として蘇りますよね。
悲しみに囚われ続けることではなくて、
ふと風が吹いたときに、
その引き出しが自然に、
少しだけ開くような、
そんなやさしさ。
忘れないでいることは、
その人が生きた証を、静かに灯し続けること。
おばあちゃんおじいちゃん、また来たよ。
亡くなった人を、忘れないでいてあげる事が、
一番の供養かなって思えた、夏の日。
拙文お読み下さりありがとうございます。




