表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
エッセイ・短編たちのおもちゃ箱  作者: ぽんこつ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/54

流れ星


私が、あの夜、空を見上げたのは

なんとなくじゃなかった

遠く離れた場所で

新しい生活をはじめた

彼のことを想っていた


どうか夢がかないますように

健やかな日々を過ごせますように

がんばってねって


そうしたら

一瞬のきらめきが

音もなく夜の静けさを裂いた

ただ、まっすぐに

これも奇跡かな


たとえ、届くことはなくても

あの光が、願いを運んでくれる気がした

言葉にできない祈りほど

星に似合うものはない


わたしの想いなんて 

小さくて頼りない

ろうそくの灯りみたいなものだけど

いつか、どこかで

彼の頬を、撫でる風になる

それを感じて、笑ってくれたら


なんてね

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ