私の好きな彼は、”家に可愛い子猫を飼っていて凄く彼はその子猫を可愛がっている。”

作者：七瀬

私の好きな彼は、”家に可愛い子猫を飼っていて凄く彼は

その子猫を可愛がっている。”

合コンで知り合った彼に私はこう言われた。

３対３で久しぶりに女友達に合コンに誘われる！

丁度、彼氏と別れて３カ月ぐらい経っていて、もうそろそろ私も

新しい彼氏が欲しいなって思っていたところだった。

そんな時の合コンに私はときめいていたわ。

『”みんな～集まったかーい！　じゃあーはじめよう！　合コンスタート！”』

『カンパーイ！』

【カンパーイ】

そこで私の横に座った彼と私は凄く話が盛り上がった。

私もそんな彼を気に入ってしまい、彼が彼氏になったらいいなって

思いながら彼と話していると、、、？

彼が突然、家で飼っている子猫の話をしてきた。

『最近、飼いはじめた子猫が凄く可愛んだよねぇ～』

『えぇ！？　いいな～私は、猫アレルギーだから飼えないんだよね。』

『猫って気まぐれで可愛んだよ。』

『いいな～会ってみたいな～』

『・・・でも猫アレルギーなら無理だね！』

『”猫の種類ってあるの？”』

『・・・あぁ、野良だよ！　拾ってきたんだ！』

『へーえ、野良猫なんだね。名前は？』

『ユべべ。』

『えぇ！？　猫の名前で、ユべべって変わってない？』

『変わった名前を付けたかったから、でも可愛いんだよ。』

『そうなんだ！』

・・・その後、彼とは連絡交換をして合コンはお開きになった。

ちょくちょく彼と連絡を取り合いながら、会える時はプチデート

みたいな事もしていた。

彼と手を繋ぎ、キスまでしていたのに。

まさか？　彼の飼っている子猫が、可愛い女の子だとは思って

いなかった私は？

彼に発狂してしまう！

『どういう事！　これ和斗のSNSだよね？　横に写っている子猫ちゃん

って、まさか？　飼っている子猫って、彼女の事？』

『・・・か、可愛いでしょ、』

『じゃあ、私との関係は何だったのよ！　最初から彼女が居るなら、

合コンなんか来なくてよかったんじゃないの？』

『”最初は、人数合わせって言われて参加しただけだよ。”』

『私とはどういうつもりだったの？』

『”どういうつもりって？　何にもしてないじゃん！”』

『”手も繋いだし、キスもしたじゃない！”』

『あいさつ的なやつ？』

『はぁ！？』

『ごめん、もう俺の事は忘れて、』

『ふざけんな！』

『じゃあ、元気で！』

『・・・クソっ、さ、最悪だわ、』

男性が猫を飼っていると言った時は、気を付けた方がいいと分かった！

本当は若くて可愛い女の子だったりするから。

”私は完全に彼に騙されていたわ！”

イチャイチャした姿を見せつけられているようで凄く嫌だった！

”何より私より完全に可愛い女の子だった事が悔しい！”

そもそも合コンに、”彼氏彼女が居る人や結婚している人は絶対に

来ないでほしい！”

私みたいに本気で、彼氏が欲しいと思って合コンに参加している

女性も居るのよ！

フリーでない人は合コン禁止！

私は因みに、今もフリーです。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。