表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者日記  作者: かざむき
妖精の国編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

97/666

九十五日目

太陽暦934年 8月8日 雷雨

ゼノン=クロック 16歳


 はてさてなて、今日は結局、魔竜討伐を行うことはなかった。

 まあ、理由は簡単で情報が足りないというのと、天候が悪すぎたというところである。

 

 魔竜の外見について、足は四本、背中には二対の巨大な翼を持った赤い竜であった。大きさは大熊なんて比較にならない程大きく、足だけでも小さな民家ぐらいの大きさがあった。

 普段は獣のように四本脚で歩き、獲物を見るや否やその翼で空気を掴み一瞬にして加速。人の眼は緩急に弱いのか、俺はあの巨体を一瞬にして見失ってしまった。サーシャでもあの加速は恐ろしいようで、


「あの速度で突進されたら、受け止めきれないかもしれない。」


と評した。何で、この妖精は正面から受け止める前提なのだろうか。


「まあ、あの位のデカさなら、俺達二人で抑えられるだろうから問題無さそうだな。」


 ステゴさんとトプスさんは共に竜の因子を持っており、竜体になれるのだそう。いざとなれば大怪獣バトルでも始めて逃げる時間を確保してくれると豪語してくれている。心強いがいざということが起きないことを祈るばかりである。

 また、バーリングのペアであるルークさんは城壁をその場に創造することができる魔法を使うことができ、


「数分なら俺でも止められるでしょう」


と言っていた。

 

 援軍として来たのはフェルファーとガンタスであった。


 バーリングのペアであるフェルファーが絵本から首無し人形を呼び出して、試しに魔竜と戦わせてみていたのだが、咆哮で吹き飛ばされたり尻尾で一蹴されていた。特殊能力は今のところなさそうなので、物理攻撃と咆哮に気を付ければ良さそうである。


 取り敢えず、新人の俺、バーリング、フェルファーについては陽動、囮として出ることになった。まず、流星という緊急脱出手段を持っている俺がメインで、それをバーリングの大量の矢とフェルファーによる絵本産の兵士達でサポート、隙を見て一気にサーシャ、ステゴさん、トプスさん、ヨーキーさんが突入。ルークさんは万が一、魔竜が逃げそうになったときに逃走経路を封鎖する役割である。その他のガンタスとオーデットさんは万が一に備えて、少し離れた場所から戦いを俯瞰するとのこと。


 まあ、作戦も決まったし、明日は死なないように頑張るとしよう。



―――――――――――

所持金:189431スター、15246マニー

身分証:冒険者証(赤)、騎士章

武器等:偽装剣(カフェリアから貰った)、俺の愛剣(ハルル産)、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー

装備等:魔法の眼鏡、魔法のカラーコンタクト、魔法のローブ

所持品:開かずの小瓶、火打石、干し肉、薬草、水筒、方位磁針、救急用具、羽ペン、鉄板等の焼肉セット、焼き肉のタレ、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔術式連絡紙、龍鱗

―――――――――――

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ