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勇者日記  作者: かざむき
妖精の国編

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八十日目

太陽暦934年 7月24日 曇り

ゼノン=クロック 16歳


 あ~、悔しい。めっちゃ悔しい。

 今日は王都の見回りの任務があったのだが、窃盗犯を取り逃がした。しかも俺の失態で。


 お昼頃に通報が入り、サーシャと共に急行したのだが、そのとき俺は犯人グループが灰色の靄を纏った五人であると認識した。しかし、実際はその内の四人は魔術で動かされた木人形であり、サーシャはまんまとその四体を掴まされた。

 で、俺は残りの一体、つまり本体を任されたのだが、近接戦で素直に負けた。魔法とか関係なく体術で翻弄され、剣を一回も当てることはできなかった。あらかじめ投げていたブーメランもノールックで見事に躱される始末。

 腹に一発クリーンヒットを決められて、その隙に身軽な動作でひょいひょいっと逃げられてしまった。あと数秒稼げていれば、四体を木人形であるダミーであると見破ったサーシャが参戦したのだが、悔しい限りである。

 サーシャからは現在進行形で気にしなくていいと言われているのだが、気にしない訳がないだろう。あの靄の野郎は俺が捕まえたいなと思った。


 そう言えば、盗られた物は色々な物が入ったバックだったらしい。被害者は運搬業者の人だったようで中身は知らないとのことだった。宛先は学生だったようで、王都の学生に向けて家族からの仕送りだったらしい。謝罪に行った方が良いかなと思ったが、見回り自体は妖精騎士の慈善事業であるため、責任とかは発生していないらしい。

 それでも悔しいものは悔しい。最近は他のことで時間をあまり十分に取れていない剣術や徒手空拳などもまた訓練していくべきだなと思った。でも、魔術は魔術で重要だし、流星の訓練も平行して行わないといけないし。一旦ブーメランとワイヤーに関しては忘れるとしよう。


 今、サーシャにも相談してみたが、それが良いと言われた。

 それにしても徒手空拳か。ゴン十郎の指南役の人って確か、そっち方面もいけるらしいし、ちょっと教えを請いに行ってみようか。


―――――――――――

所持金:39549スター、15246マニー

身分証:冒険者証(赤)、騎士章

武器等:偽装剣(カフェリアから貰った)、俺の愛剣(ハルル産)、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー

装備等:魔法の眼鏡、魔法のカラーコンタクト、魔法のローブ

所持品:開かずの小瓶、火打石、干し肉、薬草、水筒、方位磁針、救急用具、羽ペン、鉄板等の焼肉セット、焼き肉のタレ、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔術式連絡紙

―――――――――――

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