七十九日目
太陽暦934年 7月23日 曇り
ゼノン=クロック 16歳
早速だが、昨日俺達がペアを作ったことにより、俺達は正式に妖精騎士として認められたようだ。つまり、今まではお試し期間的な感じだったという事だろう。
つまり、サーシャや他の妖精達が一気に厳しくなる、と覚悟したのだが、一切そんなことはなかった。どうやら、俺達というか今季のメンバーはみんな結構ストイックだったり、真面目だったりとやさしくする必要がなかったらしい。
治安等を守る騎士団に入団したというのに怠けるってどういうことだよって思ったのだが、どうやら騎士団に入団することが一つのステータスになるらしく、入団した瞬間に気が抜けて遊び惚ける馬鹿がいるらしい。
ということで、俺はいつも通り訓練をしていた。ブーメランはうまく自分側に戻って来るのだがどうにもキャッチが難しい。下手をすれば自分が投げたブーメランに首と飛ばされる可能性もあると思いゾッとした。
ワイヤーについては鈎爪を引っかけて、壁から壁だったり、振り子のように移動するのを訓練している。流星と組み合わせたら面白いことになりそうだ。
いろんな先輩方の力を借りているおかげで、体等を鍛えることができている。多分ではあるが、今の俺(装備、体力、心構え共にばっちりな状態)なら南の町で俺を捕まえにきた妖精達にもある程度戦える気がする。
勝てるって断言しないのかって?
勿論だとも。訓練していて思ったのだが、やはりあの百龍の妖精に勝てるビジョンが見えない。あいつはどう考えても規格外だと思う。俺の見立てなのだが、至近距離からのスタートでもない限り、サーシャにも勝てるのではないだろうかと思う。
まあ、俺はサーシャや百龍の本気を見たことが無いのでなんとも言えないが。
そう言えば、魔術の方は最近結構順調である。まだ、実際に現実に干渉できるレベルにまでは持って行けていないのだが、直感的にではあるが、理解できるようになってきた。この調子なら後数日で炎や光を出せるようになるだろう。
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所持金:40956スター、15246マニー
身分証:冒険者証(赤)、騎士章
武器等:偽装剣(カフェリアから貰った)、俺の愛剣(ハルル産)、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー
装備等:魔法の眼鏡、魔法のカラーコンタクト、魔法のローブ
所持品:開かずの小瓶、火打石、干し肉、薬草、水筒、方位磁針、救急用具、羽ペン、鉄板等の焼肉セット、焼き肉のタレ、魔術基礎(悪魔式)、奪光石
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