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勇者日記  作者: かざむき
妖精の国編

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七十八日目

太陽暦934年 7月22日 大雨

ゼノン=クロック 16歳


 さて、最近考えないようにしていたペア決めが今日期限でした。すっかり忘れてました。


 えーっと、結論から言いましょう。ペアはサーシャに決まりました。うん、俺も何が起こったか良く分からない。

 ペアが居ないボッチ達は集って下さ~いと、とぼとぼと歩いて行ったのだが、係の妖精に


「ファルさんはサーシャさんから指名が来ていますよ。」


と追い返された。

 ドキドキしながら、指定された部屋の扉を開けると、そこに私服姿で寛いでいるサーシャがいた。


「遠慮いらない。ファルの部屋でもある。」


 そんなこと言われても、俺はほどんど女性経験のない人間なんだよ。付き合ったことなんて勿論無いし、ハルルに居た時でもほとんど会話したことないんだよ。

 最近カフェリアとよく話してただろって? なんか、あれは俺が奴隷っていう身分だからなんか、役というのを羽織りやすかった。私生活に関しては完全に一人部屋だったし。

 でも今回は違う。私生活まで共通なのだ。慣れれるようにがんばらないといけない。そんなことを考えている俺にサーシャはさらに追い打ちをしてきた。


「そう言えば、ファルが人間ってことはわかってるから、気にしなくていいよ。」


 なんという事でしょう。俺はサーシャに人間であることがバレていた。バレたのは初回の訓練らしく、その後は他の妖精に気づかれないように、気が付いていない振りをしてくれていたとのこと。

 サーシャに何のメリットがあるのかと思ったのだが、どうやら、ペアになってほしかったらしい。


「ペアだった妖精は、どこかに行ってしまったから。私と組んでくれる妖精はいなそうだったから、弱みを握ってペアにすることにした。」


 絶対にみんな遠慮してただけだと思うんだけどな。サーシャはあまり会話の数が少ないせいか、周りからどう思われているのかに疎いところがあると思う。まあ、こちらとしては、日常的に訓練して貰えるし、美人さんと暮らせるで良いことしかないので良かったとしておこう。


 ちなみにサーシャとしては外の世界つまり、俺達の人間と魔族が争っている世界の話が聞きたいというのも俺を選んだ理由としてあるそうなのだ。まあ、俺もあまり詳しくは知らないので望んだものを提供できるか分からないと言ったのだが、それでも問題ないと言ってくれた。




追記


 部屋めっちゃいい匂いです。

 あと、サーシャさんが俺の存在を気にせずに着替え等を始めるので、流石にカーテンを設置させてもらった。この妖精に羞恥心というものはないのだろうか?


―――――――――――

所持金:40956スター、15246マニー

身分証:冒険者証(赤)、騎士章

武器等:偽装剣(カフェリアから貰った)、俺の愛剣(ハルル産)、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー

装備等:魔法の眼鏡、魔法のカラーコンタクト、魔法のローブ

所持品:開かずの小瓶、火打石、干し肉、薬草、水筒、方位磁針、救急用具、羽ペン、鉄板等の焼肉セット、焼き肉のタレ、魔術基礎(悪魔式)、奪光石

―――――――――――

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