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勇者日記  作者: かざむき
妖精の国編

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七十一日目

太陽暦934年 7月15日 曇り

ゼノン=クロック 16歳


 今日は初任務に行った。

 ペアは見つかったのかって?

 まだに決まってるだろ。指南役のサーシャといっしょに猛獣退治に行った。場所は王都近郊の森。内容は増えすぎた猛獣の間引きである。

 ちなみに一番楽な仕事だと妖精騎士の中で言われている。そして、一番事故が起こりやすいとも。


 勿論事故は起こらなかったぞ。事故が起こる原因としては、偶然特殊個体が生まれており、油断してかかって返り討ちに遭うっていう感じだから。

 サーシャからは常に気を張って、全方位を集中しておけと言われた。

 それにしてもサーシャの狩りの速度は凄まじかった。サーシャはそのフィジカルを武器に一瞬にして猛獣をミンチにしていった。


「ファルも。できる?」


 初めの三十分は実質見学状態だったが、サーシャに途中でそう声を掛けられ、俺も猛獣の討伐に参加した。南の森で狩りをしていた経験があったので、スムーズに狩れたのは良かったと思う。


「遅い。最低でも、あと十倍の速度で。」


 それでも、やはりまだまだ遅いとのこと。


「道具に頼って使いこなすのも実力の内。」


 さらに付け足してそう言われた。まあ、確かに人間に限らず妖精にも力の限界はある。なら道具に頼るのは当然の帰着だろう。

 俺に足りていないのは、パワーと言われた。魔法系ならまだしも、前衛で戦うのであれば、相手の攻撃をある程度は受け止める必要がある。俺は受け流すのが主であるが、それが通じないことはサーシャとの訓練で痛いほど味わった。


 パワーの強化。まず方法の一つとして、カフェリアから貰った剣、俺は妖精偽装の剣と呼んでいるが、・・・長いな。偽装剣って呼ぶことにしよう。こいつには俺を妖精に偽装する能力の他に周囲の魔力を俺のパワーに変換する力がある。俺は正直この能力をかなり持て余している。力を貯めて、瞬間的に爆発させてズバッとできるぐらいに制御できるようになりたいなと思う。

 まあ、でもこれだけでは足りない気がする。技術とかは置いておいて、単純にパワーを強化する方法。何かいい案はないだろうか。まあ、考えておこう。


 そう言えば、狩った猛獣は持ち帰って、騎士の皆に焼肉を振るってみた。

 結果は大絶賛。なんでも俺が適当に作ったタレが上手いのだと。料理に興味が湧いたので次は汁物系やステーキ、ハンバーグにも挑戦しようと思った。


 ちなみにサーシャの狩ったミンチ状の猛獣は流石に調理できなかった。サーシャはちょっと不満顔だった。



―――――――――――

所持金:90642スター、15246マニー

身分証:冒険者証(赤)、騎士章

武器等:偽装剣(カフェリアから貰った)、ハルル産の剣、笛

装備等:魔法の眼鏡、魔法のカラーコンタクト、魔法のローブ

所持品:開かずの小瓶、火打石、干し肉、薬草、水筒、方位磁針、救急用具、羽ペン、鉄板等の焼肉セット、焼き肉のタレ、牙、猛獣の爪、猛獣の毛皮

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