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勇者日記  作者: かざむき
魔物の国編
639/645

六百十五日目

太陽暦936年 1月9日(金) ?

ゼノン・クロック 17歳


 被害状況の確認が終わった。

 今後予想される変化は行方不明者の部分のラベルが変わるかもしれない程度。捜索はまだ続けるが規模は縮小する一方だ。

 久しぶりに32区に戻ってきた。緑光鉱石の森。一人になるにはいい場所である。一応オヨヨさんには言ってきているが、休んでいるということ以外他の人にはあまり伝えていない。


カフェリア:おや、僕はいるよ。

ミーリャ:僕もね。

ルウォ:主殿、我らを忘れてもらっては困ります。


 同一化もした仲だし実質一人と言ってもいいのでは?


アイナ:俺もいるぞ。


 カフェリアは兎も角、ミーリャ、ルウォ、アイナは夕方頃に合流した。

 アイナも一緒にいるんだね。


アイナ:弟のラクラナがいろいろやらかしてるだろ。だから、下手に動かない方が良いかなって。


 確かに。それにしてもアイナやラクラナはあまり様子が変わらないな。


アイナ:どういう意味だ?


 いや、燃え尽き症候群と言ったらいいのか、魔物たちのやる気というか活気が明らかに低いんだよな。決戦での被害で陰鬱になっているって感じでもないし。呪いの関係なんだろうけど、逆に影響のない人らも不思議だなと。アイナはまだしもラクラナは不思議なんだよな。


アイナ:俺はどうしてだ?


 ブッフ王曰く、お前は魔王対策用の特別製らしいからな。どういう手段だったのかはわからないが、何かしらイレギュラーな存在でも不思議ではない。


アイナ:確かに。


 ちなみに知ってたのか?


アイナ:薄々は。あと旅の途中で知ったしな。

ミーリャ:先王とは実は会っててね。そこで聞いたのさ。


 なるほどね。

 そういえばさ、アイナの未来視ってどうなってる?


アイナ:わからない。結局何が原因で滅んだかわかってないからな。


 恐らく魔王案件だっただろうから解決したで良いんだろうか?


アイナ:それでいいと思う。


 それなら肩の荷が一つ降りたな。降ろさなきゃいけないものはまだまだ残ってるけど。


―――――――――――

所持金:99525マニー、98760ゴールド

貯金額:901700マニー、84913スター

身分証:冒険者証(緑)、騎士章、迷宮探索許可証

武器等:魔法の剣(雷撃、重量変化)、丘の剣、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー

装備等:ヤーピリオンの腕輪(魔力貯蔵)、竜麟製のペンダント(身体操作)、夜火華の指輪

所持品:開かずの小瓶、黒晶玉、羽ペン、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔法の眼鏡、魔術式連絡紙、大学合格通知書、釣り道具、簡易折り畳みテント、勉強会での集合写真、邪龍の鱗(エリエスの邪龍)

魔法等:流星の魔法、静止の魔眼、幻破りの魔眼

仲間:ミーリャ、ルウォ(キンジオオカミ)

―――――――――――

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