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勇者日記  作者: かざむき
魔物の国編
605/612

五百八十一日目

投稿時間間違えましたすいません

太陽暦935年 12月6日(土) ?

ゼノン・クロック 17歳


 はてさてなて、困った。

 鉄道の道が詰まった。

 何かしらの影響により強い揺れが起こり、それで崩落と言った形だ。物資の運搬が封じられたことが痛い。現在早急に復旧作業に当たっているが、今回ばかりは崩落した箇所の範囲が大きい。列車がその時間帯にその場所に通っていなかったことが幸いしたが、有事であることには敵わない。

 キシャナに聞いたのだが、少なくともこの魔物の国の歴史上でこれほどまでに高頻度で揺れが観測されたことはないのだそう。つまり今が異常事態なのだ。


「その魔王という輩の性の可能性もあるが、それ以外も想定しておく可能性が必要かもな。」


 キシャナの警告には確かにと思った。魔王に気を取られすぎており、第三者が出現する可能性を忘れていた。この壁の向こう側にはとんでもない化け物が住んでいる可能性も・・・、そんなことを考え始めたらきりがないか。

 とりあえず、崩落事態は昔から発生している。現状としては崩落したときにできるだけ死傷者を減らすための案を考えるべきだろう。シェルターとかを建設するとかもいいかも。魔物は魔力があれば生きていける。潰されなければかなりの時間を稼げるしな。


―――――――――――

所持金:99525マニー、98760ゴールド

貯金額:901700マニー、84913スター

身分証:冒険者証(緑)、騎士章、迷宮探索許可証

武器等:魔法の剣(雷撃、重量変化)、丘の剣、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー

装備等:ヤーピリオンの腕輪(魔力貯蔵)、竜麟製のペンダント(身体操作)、夜火華の指輪

所持品:開かずの小瓶、黒晶玉、羽ペン、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔法の眼鏡、魔術式連絡紙、大学合格通知書、釣り道具、簡易折り畳みテント、勉強会での集合写真、邪龍の鱗(エリエスの邪龍)

魔法等:流星の魔法、静止の魔眼、幻破りの魔眼

仲間:ミーリャ、ルウォ(キンジオオカミ)

―――――――――――

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