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勇者日記  作者: かざむき
魔物の国編
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五百七十六日目

太陽暦935年 12月1日(月) ?

ゼノン・クロック 17歳


 はてさてなて、今日も今日とて議会は続く。


カフェリア:今日は僕もいるよ!


 いや~、カフェリアがいてくれるとスムーズだった。というか、今はどんな感じなんだ? 呪いの解析大変だろ? 休まなくていいのか?


カフェリア:ポップとアルブレロに休めって言われてね。ジャーニーならまだしも、あの二人にバレたら終わりだなって。


 ではなぜこっちに?


カフェリア:休憩と言っただろう? 僕にとっては君のサポートは睡眠と並ぶくらいに効率の良い休息方法なのさ。


 そうなのか。まあ、それならいいか。


カフェリア:そうそう。呪いの全容やその仕組みはなんとなくわかったよ。


 マジか。で、どんな内容だった?


カフェリア:基本的には予想した通り、王様が交代する時期に活性化して自身を転生させようとするための器を作ろうとしてる感じだね。で、解呪の方法なんだけど、こっちはあんまり。かなり罠が多い感じなんだよ。


 どんな感じな? 例えば爆発するとか?


カフェリア:どちらかと言うとうまく誘導されて回り回って呪いを強化してしまうみたいな感じかな。厄介なことに下手に暴走させるのも難しいんだよね。


 まるで、呪いを解呪されることを想定して作られたみたいな感じか?


カフェリア:あ~、確かにそうかも。かなり用心深い人だったんだろうね。下手に暴走して弱いものが出来上がるぐらいなら年月をかけてもっとよいものができるように準備するタイプの。


 ワンチャン会話可能だったり?


カフェリア:価値観があうと思うかい? 人類に対して殺意マックスの魔獣を生み出す呪いを残した人だよ。


 無理だな。


カフェリア:まあ、時間を掛けたら何とかなると思うよ。年明けぐらいには多少は光明が見えるはずさ。


 俺は今年も現世じゃない場所で年を越すのか。


カフェリア:妖精の国は第二の故郷みたいなものじゃないのかい?


 それはそれ。これはこれ。何とも言えないけどなんか戻りたいじゃん?


カフェリア:まあ、個人差ある考え方だろうね。


―――――――――――

所持金:99525マニー、98760ゴールド

貯金額:901700マニー、84913スター

身分証:冒険者証(緑)、騎士章、迷宮探索許可証

武器等:魔法の剣(雷撃、重量変化)、丘の剣、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー

装備等:ヤーピリオンの腕輪(魔力貯蔵)、竜麟製のペンダント(身体操作)、夜火華の指輪

所持品:開かずの小瓶、黒晶玉、羽ペン、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔法の眼鏡、魔術式連絡紙、大学合格通知書、釣り道具、簡易折り畳みテント、勉強会での集合写真、邪龍の鱗(エリエスの邪龍)

魔法等:流星の魔法、静止の魔眼、幻破りの魔眼

仲間:ミーリャ、ルウォ(キンジオオカミ)

―――――――――――

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