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勇者日記  作者: かざむき
魔物の国編
598/616

五百七十四日目

太陽暦935年 11月29日(土) ?

ゼノン・クロック 17歳


 はてさてなて、昨日はカトに日記を盗られた。今日の朝に読み終わったっていって返してきたけど人のプライバシーを何だと思ってるんでしょうね。

 まあいいとしてカトの実力はやはり凄まじい。今は軍の兵士の教育をして貰っている。魔物は個々の特技がバラバラすぎてうまく育てられる教育役が不足している。カトは魔術で分身を大量に作れるし、その膨大な経験から教育役には適任であった。ファルルやグリシラさんの鍛錬を付けてるらしいし、使っていいなら十二分に使ってやろう。


「てめぇ、覚えてろよ」


 使ってくれと言われたんだ。悪魔は契約を遵守するのだろう?

 カトは悪魔という括りの中ではかなり軽率な部類なのだろう。そうでもなければ悪魔に騙されたっていう伝承が数多く残るはずがない。あれ、もしかして俺が今騙されている最中なのだろうか。

 そうそう、カトの自称なのだが、特に何もない平地において前準備無しの近接戦なら悪魔の中で自分が多分恐らく一番強いはずだと言っていた。その他にもいろいろと条件を付けたしながら話していたことを考えると、カトと近接戦では同等程度、その他の面ではそれ以上に優秀な奴が悪魔の中にいるのだろう。

 俺の物差しの話だが、カトはオーデットさん達に匹敵する。もしかしたら凌駕しているかもしれない。そんな気がする。カトが悪魔の中でも自身は上の下ぐらいの立ち位置だったと語っていたことから悪魔のアベレージの高さがうかがえる。種族としてバカ強いと言われる訳だ。


―――――――――――

所持金:99525マニー、98760ゴールド

貯金額:901700マニー、84913スター

身分証:冒険者証(緑)、騎士章、迷宮探索許可証

武器等:魔法の剣(雷撃、重量変化)、丘の剣、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー

装備等:ヤーピリオンの腕輪(魔力貯蔵)、竜麟製のペンダント(身体操作)、夜火華の指輪

所持品:開かずの小瓶、黒晶玉、羽ペン、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔法の眼鏡、魔術式連絡紙、大学合格通知書、釣り道具、簡易折り畳みテント、勉強会での集合写真、邪龍の鱗(エリエスの邪龍)

魔法等:流星の魔法、静止の魔眼、幻破りの魔眼

仲間:ミーリャ、ルウォ(キンジオオカミ)

―――――――――――

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