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勇者日記  作者: かざむき
魔物の国編
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五百五十六日目

太陽暦935年 11月11日(火) ?

ゼノン・クロック 17歳


 はてさてなて、今日で一週間でございます。

 折り返し地点なので、そろそろキシャナ派の人たちが動き始めるかと思ったが、まずそれができないように工作されてるので大軍勢で攻めてこれる訳ないんだよね。


「火薬は全部燃やしました」


 笑顔で行ってくるフェリンさんが怖いのなんの。大規模な戦争とかが一夜で終わるようなことがあるけど、こういう人がバックにいたりするんだろうなって思うばかりである。


 そうそう、日課の運動をしてたらハクが「遊んでやる」って言って相手をしてくれた。


「妖精騎士の力、見せてくれよ。」


 そう言われたのなら手は抜けない。

 ヤーさんの腕輪にためた魔力は取っておくが、それ以外は大盤振る舞いだ。体力以外に減るものが少ないのでね。え? 昨日しっかり休むって言ってなかったかって?

 それはそれ。これはこれ。妖精騎士としてやるのであれば話が別だ。

 結果? 決まってる。ブーメランも笛も使ったのだが、手も足も出なかった。遊ばれました。まあ、眷属である神獣様のレフェルに一矢報いることもできなかった時点で自明だったんだけど。

 夜火華の指輪は流石にこのタイミングでは使えないし、使わないしな。


カフェリア:多分だけど、かの王龍と戦ったときの状態ならいい勝負できたんじゃないかな。


 あれもう一回やったら体壊す気がする。まず、偽装剣ないし、魔力薄いし、・・・。というか、今やったら体爆発する気がする。


カフェリア:訓練したら十分できると思うよ。少なくともこの一年間で魔力操作の精度は段違いに上がってるからね。雷撃の制御も今では余裕だろう?


 剣に纏わせるぐらいなら。流石にライグーンみたいに複数の任意の敵に雷撃を飛ばすみたいな芸当はできないけど。


カフェリア:出来たら流石の僕でもドン引きだよ。


 そうそう、呪いってどんな感じ?


カフェリア:やっと全体が見えてきた感じかな。


 つまりどういう状況?


カフェリア:そうだね。暗号があったとすると、その暗号の全文をやっと見ることができたって感じかな。勿論解読の「か」の字もできてない状況だよ。どこから手を付けたらいいかもわからないってレベルだね。


 あ~、これ間に合わないやつだ。


カフェリア:そんな気がするよ。呪いって難しいんだよね。魔法って一応個人レベルだけど論理があるじゃん? 呪いって感情に近いんだよ。激情がそのまま世界に影響を及ぼすってかんじ。感情だから使い手にも方向性は決められても制御が難しいし。


 共感できたら読みやすそうだな。


カフェリア:種族も時代も違う知性体に共感できると思うかい?


 ・・・がんばってくれ。


―――――――――――

所持金:99525マニー、98760ゴールド

貯金額:901700マニー、84913スター

身分証:冒険者証(緑)、騎士章、迷宮探索許可証

武器等:魔法の剣(雷撃、重量変化)、丘の剣、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー

装備等:ヤーピリオンの腕輪(魔力貯蔵)、竜麟製のペンダント(身体操作)、夜火華の指輪

所持品:開かずの小瓶、黒晶玉、羽ペン、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔法の眼鏡、魔術式連絡紙、大学合格通知書、釣り道具、簡易折り畳みテント、勉強会での集合写真、邪龍の鱗(エリエスの邪龍)

魔法等:流星の魔法、静止の魔眼、幻破りの魔眼

仲間:ミーリャ、ルウォ(キンジオオカミ)

―――――――――――

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