五百五十二日目
太陽暦935年 11月7日(金) ?
ゼノン・クロック 17歳
はてさてなて、快適な籠城が始まってから四日目でございます。
攻略側に動きはない。というかないようにフェリンさんの仲間が動いてくれているらしい。
「普段から仲良くしてる人が多いとこういうとき便利なんですけど、兄様もそういう人脈作った方がいいですよ。」
アドバイスなのか、嫌味なのか、火の玉ストレートがハクに飛んで行ったが、ハクはいつもの事と受け流した。というかそのあとにハクが言った言葉の方が怖かった。
「僕が仲良くするのは僕に利をもたらす相手だよ。人間の味方になったつもりはないし、なんなら品定め中だから。面白そうだったら魔王側も良いかなって思ってるぐらいだし。」
ハクは場合によっては敵対する可能性が高いということを堂々と言い放った。
そう言えば、こいつ白獣だから人類じゃないし、人類に肩入れする種族的な理由ないんだよな。じゃあ今人類側なのはなんでだろうか。
白きヒト達の仲間だからって理由だろうか。多分個人単位で見てるんだろうな。俺はその個人に入れているのだろうか。
カフェリア:仲間かどうかは置いておいて、面白枠としては入れてると思うよ。
それはどうして?
カフェリア:妖精の国に行って人間なのに妖精騎士になって、王龍討伐にも参加して生還。いつも何かトラブルに巻き込まれてて、現世でも都市単位とはいえ一瞬有名になって、エリエスの邪龍の討伐にも参加。そして今もこの騒動の渦中にいる。仲間はどうかともかく面白い存在じゃないか?
なんかいやな評価だな。というかそこまで日常的にトラブルに巻き込まれてるか?
カフェリア:事実だから仕方ないね。トラブルは大小あるし、というかチンピラにちょっと絡まれたぐらいのことなら君はトラブルと認識してないでしょ。
日常だからな。ランク5だからと力試ししたいって輩は多いし。ランゴルドさんがいたときはそうでもなかったんだけど。あの人凄かったんだなって実感するばかりだ。
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所持金:99525マニー、98760ゴールド
貯金額:901700マニー、84913スター
身分証:冒険者証(緑)、騎士章、迷宮探索許可証
武器等:魔法の剣(雷撃、重量変化)、丘の剣、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー
装備等:ヤーピリオンの腕輪(魔力貯蔵)、竜麟製のペンダント(身体操作)、夜火華の指輪
所持品:開かずの小瓶、黒晶玉、羽ペン、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔法の眼鏡、魔術式連絡紙、大学合格通知書、釣り道具、簡易折り畳みテント、勉強会での集合写真、邪龍の鱗(エリエスの邪龍)
魔法等:流星の魔法、静止の魔眼、幻破りの魔眼
仲間:ミーリャ、ルウォ(キンジオオカミ)
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