五百四十六日目
太陽暦935年 11月1日(土) ?
ゼノン・クロック 17歳
起きると、隣にブッフ王の残骸があった。
どうやら自害したらしい。日記を読んだが、理由としてはこれ以上のやらかしをする前に先に手を打つためということだろう。
はてさてなて、これでついに王座は完全に空となった訳か。
・・・正直さ。これ詰んでね?
魔物は呪いによって自滅に向かいます。最後の一が発生します。結果、それが魔王の依り代となりますってことだろ。そして、呪いは数十万年前からのものであり、到底解呪なんて不可能なレベルで強固です。
\(^o^)/オワタ
まあ、とりあえずだ。魔王降臨を防ぐためにおいて、正直、王位とかどうでもよくなったということは確かだ。王位奪取はあくまでも口実。王位そのものにはそこまで大きな意味はない。
なあ、カフェリア、どうすればいいと思う?
カフェリア:解呪に関してはこっちでも調査してみるけど、正直期待しないでほしい。幻術なら綻びを見つけたら、ボロボロと崩れていくけど呪いは地道に削っていくしかないからね。そしてその強度も桁違い。諦めるほうがいいだろうね。そのうえで、再誕した魔王を討伐できるように動いた方が良いんじゃないかと思う。
外部戦力はハクとフェリンさん率いる探索隊。あと学長とそのお弟子メンバー。見つかってないけどケーディウスさんらとファルル、グリシラさん、あとモール。正直どう?
カフェリア:正直心許ないね。というか普通に考えたら無理だね。最後の一の特性って知ってる?
知らない。
カフェリア:まあ、色々あるんだけど今回重要なのはその個体は定義の仕方にもよるけど、過去存在したどの個体よりも最も強くなるという特性があるんだよ。
つまり、過去存在した魔王以上の存在が生まれると?
カフェリア:まあ、そうなるね。つまり、現世に存在する魔王以上の存在が顕現することと同義だね。
これもムリゲーと。
じゃあ、どうしろと。
カフェリア:一応、手が無いわけではない。できるかどうかは置いておいて、呪いに加筆するって手段がある。
呪いに干渉して弱点を作り出すってことか?
カフェリア:そういうこと。ただ、基本的には強化することしかできないから、ダメな方向に突っ走る可能性の方が高いんだけどね。
でも、とりあえず、その方針が一番チャンスがあるってことね。
カフェリア:そのためには加筆するためにも呪いの性質を知るために呪いがより濃い場所、もしくは状況にならないといけないね。
つまり、王になれと。
カフェリア:・・・そうなるね。
あの王城を突破しろと?
カフェリア:そうだね。魔王を倒すよりは簡単だと思うよ。
それはそうだけどさ~。
―――――――――――
所持金:99525マニー、98760ゴールド
貯金額:901700マニー、84913スター
身分証:冒険者証(緑)、騎士章、迷宮探索許可証
武器等:魔法の剣(雷撃、重量変化)、丘の剣、笛、鉄製のブーメラン、鈎爪付のワイヤー
装備等:ヤーピリオンの腕輪(魔力貯蔵)、竜麟製のペンダント(身体操作)、夜火華の指輪
所持品:開かずの小瓶、黒晶玉、羽ペン、魔術基礎(悪魔式)、奪光石、魔法の眼鏡、魔術式連絡紙、大学合格通知書、釣り道具、簡易折り畳みテント、勉強会での集合写真、邪龍の鱗(エリエスの邪龍)
魔法等:流星の魔法、静止の魔眼、幻破りの魔眼
ペット:ルウォ(キンジオオカミ)
―――――――――――




