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勇者日記  作者: かざむき
ハルル編
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五日目

太陽暦934年 5月10日 曇り ゼノン=クロック 16歳


 祝ランク1昇格!!

 今日、俺は昨日までに3つの依頼をこなしたことでランク0からランク1に昇格した。冒険者証の色も黒色から茶色に代わり、一人でも依頼をこなせるようになった。

 ちなみにランク2への昇格条件は依頼を十個以上を満足にこなすこと。昇格試験とかはまだない。ランク3で一人前というのは昇格試験が含まれるからとかいう意味もあるらしい。

 一応飛び級制度もあるようで俺達のギルドではランク6まで認定することができるらしい。

 それ以上はもっと大規模なギルドに行かなければならないらしい。理由はとっても簡単。ランク付けは実力が全てだ。故に、ランク7を測るためにはそれより強い8以上の人が必要になってくるのだ。


 まあ、俺にはしばらく関係ない話だろう。取り敢えず、一人前と言われるランク3目指して頑張るとしよう。


 で、今日やった依頼、任務は特にない。先輩たちに言われてゆっくり休んでいた。

 若さを売りにして無理をしても良いが、それを習慣化すると早死にするのだとか。確かにもしもという場面で睡眠不足とかだったら目も当てられないと思った。


 と言うことで、俺は久しぶりに港のほうに行って釣りをした。昔から金がかからず、運が良ければ晩飯を確保できる遊びとしてよくやったものだ。

 餌はそこら辺を掘ったら出てくるミミズを使う。久しぶりにやってみて思ったのだが、結構退屈だな。話し相手がいれば苦でもないのだが、今日は残念ながらいない。いつか仲間ができたら一緒に釣りに誘おうと思った。


 そう言えば、日も落ちてきた頃、小瓶を釣り上げた。蓋は硬くて開けられないし、透明な容器も壊せない。

 この中の紙、何が書いてあるんだろうか?


 


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