表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者日記  作者: かざむき
ハルル編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
21/758

二十日目

太陽暦934年 5月25日 晴れ ゼノン=クロック 16歳


 えーっと、何から話そうか。

 いや、何から書こうか。が正しいか。

 船酔いで吐きそうで、頭が痛いです。


 取り敢えず、今日俺はハルル島から出航しました。


「了解とか問題なしっていう返事はヨーソローでお願いしていいですか。」

「よ、よーそろー?」

「ありがとう。昔からのちょっとした夢だったんだ。」


 ノーフェスさんのささやかな夢にちょっとホンワカしつつ、俺は船に乗り込んだ。

 船の名前はテトラ号と言うらしい。製造されたのはかなり昔のようで記録には残っていないらしい。ノーフェスさん曰く、ある日朝起きるとなんかあったらしい。


 そのノリで海運を始めるんだから、何といったら良いのやら、凄い思い切りが良い人なのだろう。


 船内は思ったよりも心地が良かった。昨日は一瞬しかいなかったので感じなかったが、生活空間はしっかりと掃除がされていた。いつもノーフェスさんが掃除しているのかと思っていたが、それは一瞬で否定された。


「おお、お客さんとは珍しい。どうも、カオナシでございます。」


 丁寧な口調でおれに挨拶してきたのはカオナシと名乗る、のっぺらぼうな長身の木の人形であった。

 高貴そうな服を着ているが、やっているのはこの船での雑用らしい。ここで気が付いたのだが、ノーフェスは魔法使いであった。

 もしかしたら、魔術師かもしれないが、俺には違いが分からないのでどちらでも良いだろう。

 取り敢えず、テトラ号では俺とノーフェスさん、鷹のクウォール、そして木人形のカオナシでの四人、いや二人と一匹と一体か。での航海が今日始まった。


 そして、今に至る。俺は船酔いでげっそりしロクに何もできていない。取り敢えず、今日は安静にしとけってノーフェスさんに言われたので今日は早く寝ようと思ったのだが、酔いがしんどくて眠れないです。


 明日から俺、大丈夫だろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ