表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
勇者日記  作者: かざむき
ハルル編
1/469

初日

太陽暦943年 5月6日 晴れ ゼノン=クロック 16歳


 今日から日記を付けることにした。周りの先輩冒険者を見てみると結構つけてる人がいると言うことで俺も試しにやってみようと思ったからだ。形から入るのも大事って先輩言ってたし、三日坊主にならないように頑張ってみたいと思う。


 今日は冒険者ギルドに行って冒険者登録をしてきた。なので、依頼とか言うのは受けていない。早くても明日からだろう。

 冒険者登録では軽い筆記試験と体力測定を行った。

 筆記試験は最低限度の常識があるかどうかを確かめるようなものだったので、頭があまりよろしくない俺でもすらすらと解くことができた。

 意外と計算ができない人は多いらしいので自信が無い人用に四則演算の勉強コースがあることには少し驚いた。


 隣の席の賢そうな年上の人の「1+1は何で2になるんだ?」という言葉には少し吹き出してしまいそうになった。でも、当たり前すぎて、証明しろとか言われたらなんか難しそうだなとも思った。

 もしかしたらそういう意図があったのだろうか。


 体力測定はまあ普通だった。力を測って、走力を測ってで終わり。細かいのもいっぱいあったけど、全力でやったせいか記憶が曖昧だ。超集中した時の記憶ってあんまり残らいよね。

 ギルド側としてはこれで最低限度以下の体力の奴を振るい落とすことが目的のようで、あまり記録自体には執着していなかった。


 で、その後、適当に書類に書き込んで冒険者証を交付された。いろいろと説明を受けたが、取り敢えず死なないように頑張れってことを言われてた気がする。あと、ランク制度があるらしくて、それによって受けられる依頼が変わってくるのだとか。

 ランクは十段階に分かれており、ランク0からランク9までとのこと。ランク3まで行けば一人前らしい。一般的な冒険者の最高到達はランク4らしいのだが、夢は大きくランク9を目指そうと思った。

 「夢は魔王討伐です!」とか言ってみようと思ったけど、日和って言えなかった。

 でも、ランク4以上は体力は人と比べて優れている方なのでうまく行けると思う。


 明日から頑張るぞ!

カクヨムの方で毎日投稿しております。時間帯は大体夜の12時ぐらいに更新しています。

小説家になろうはお昼の12時です。

いいねとかして貰えるととても励みになるのでお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ