ÚR/紲パラスフォーム
連続投稿します。
《姉サイド》
四姉妹は、iちゃんに世話を任せて私たちは、買い物に来ていた。
「今日は、何をしましょうか?」
「今日は、ゆっくりしましょう」
「はい、わかりました」
「ねぇ、妹ちゃん?」
「はい?なんですか、お姉ちゃん」
「あなたは、今のままでいいの?」
車に載せながら私は、妹ちゃんにいった。
「えっと、どういう意味ですか?」
「あなたが望むなら、私の妹はあなたの願いを叶えてあげられるかもしれないのよ?」
「いえ、私は、今の私が大好きです。それに、私は、マスターお姉ちゃんの妹です。私は、お姉ちゃんたちが大好きなんです。私は、お姉ちゃんたちと一緒に居たいです。私は、お姉ちゃんたちとずっと一緒にいます。お姉ちゃん達と離れたくないんです。お姉ちゃん達と一緒じゃなきゃ嫌なんです。お姉ちゃん達といつまでもいっしょにいたい……お姉ちゃん達とずーと……」
「そっか……そうよね……ごめんね……」
「ううん……大丈夫だよ?お姉ちゃんが私のことを考えてくれているのは、知ってるから……」
「そう?ありがとう」
「うん!えへへ〜」
「よし!今日の晩御飯は何にしよっか?」
私は、妹ちゃんと手を繋いで街を歩く。
妹ちゃんは、とても楽しそうだ。
妹ちゃんがニコニコしながら言う。
妹ちゃんが言うには、最近、お姉ちゃんが構ってくれなくて寂しいらしい今の状態じゃしかたないんだけどそれで拗ねるなんて可愛い過ぎる。
私は、お姉ちゃんに頼まれて買い物をしている。
お姉ちゃんがお料理をする為に必要な食材や彼女達の服を買いに来たわけだけど……妹ちゃんにお使いを頼んだのは、私だったりする。
妹ちゃんと私は、嬉々として出掛けて行った。
メイド服から可愛いワンピースを着ているのは、私の趣味です、だって、似合うと思ったから。
妹ちゃんが、私の腕に抱きついてくる。
ふふふ、可愛いなぁ〜♪ そんなこんなで、お店に着いた。
お店の中に入ると、店員さんが話しかけてきた。
どうやら、お店の商品について説明してくれているようだ。
正直言って、興味がない。
買うものを買って早く帰りたかったので適当に相づちを打ちながら聞いているふりをして聞き流す。
そして、必要な物だけ買いお店を後にした。
すると、後ろの方で悲鳴が上がった。
振り向くとそこには、黒いフードを被った人達がいた。
すると突然、辺り一面に煙が立ち込めた。
妹ちゃんの目がひかり、両手を前に出す、腕が組み変わり銃へと變化する光の赤光が敵を撃ち抜く。
「お姉ちゃん、下がっていて」
「わかったわ」
妹ちゃんは、変化を終えると同時に発砲する。
しかし、銃弾は、相手に当たったが半身を吹き飛ばすだけで通常に動いている。
「あれれ~おかしいぞ~」
「お姉ちゃん!あいつらは、人じゃない!機械、サイボーグだ!」
「なるほどね……だから、効かないのか……厄介ね」
「一応は、聞いてるよ?お姉ちゃん!ここは、わたしに任せて!お姉ちゃんは、逃げて」
「馬鹿なこと言わないで、私は、あなたを置いて逃げたりしないわよ」
そう言いながらビームガンから手に戻すと
「お姉ちゃん、危ない!!」
「えっ?」
気付くと目の前にナイフを持った男が迫っていた。
私を持ち咄嵯にかわす。
「チッ……外したか……まあ、いい、お前は後だ、気絶して人質しようと思ったがまずは、お前を倒してからだ」
「貴様なにものだ!!」
「何者でもないお前の猫神の敵……お前の姉に用事がある」
「何だと!?何故だ!?」
「教える義理はないな……」
「ふざけるな!!誰が、おまえなんかに渡すものか!!」
「なら、力ずくでも奪うまでだ……」
「やってみろ!この変態め!!!」
「変態ではない!だんじて違う!俺は、ノーマルだ!変態ではない!ただ、愛しているだけだ!あの人を!俺だけのものにしたい!それだけなんだ!邪魔をする奴は、誰であろうと許さない」
「黙れ!気持ち悪いんだよぉおおお!!!」
あの人?妹のこと?
「ふん……口の減らないガキが……だが、所詮は、子供……大人には勝てん」
「うるさい、ロリコンの癖に」
「ロリコンは、関係ないだろぉおがぁああぁあ!!!!」
「お姉ちゃん、大丈夫?」
「ええ、あの私一応、18歳だから、身長低いけど、お姉ちゃんって言われると少し傷つくかな?」
「えぇえええええええええええ!!!嘘でしょ?お姉ちゃん、どう見ても中学生にしか見えないんだけど……」
「うぅ……やっぱり……そうなんだ……グス……グスン……うう、そうなんだロリ巨乳って友達によくいじられるし、妹は、最近かっこよく見えるし身長抜かすし……うう……」
「ごめんなさい、お姉さま!そんなつもりじゃなかったんです!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなs……」
「おい!そこ!人の話を聞け!こっちを見んか!無視するんじゃねえー」
「はいはい、なんですか、ガチャの使徒さん、貴方も神様からチート貰っているんでしょ?」
「そうだが?それがどうかしたか?」
「いえいえ、別になんでもないですよ〜、私たちは、大事な用事があります、お引取り願えませんか?」
男は、襲いかかってきたけど、足掛けてこけさせて、
「そうですか……話でも無駄なようです」
私は妹ちゃんを庇いながら後ろに下がると、
「安心して下さい、猫お姉ちゃんがもうすぐ来ます!!」
「えええええええ!!!」
私は、思わず叫んでしまった。
だって、妹ちゃんがいきなり変な事を言うんだもん。
「ええ、お姉ちゃんが意識戻りましたから、大丈夫です。それに、お姉ちゃんは、強いんですよ?お姉ちゃんが本気を出したら誰も敵わないくらいに」
「そっか、よかったぁ~」
「うん!お姉ちゃんが助けに来てくれるよ!」
「うん!うん!」
「じゃあ、わたしが時間を稼ぐから早く逃げて!」
「わかったわ!」
私は急いでその場を離れると、
「待て!」
男が追いかけてくる。
しかし、私は急ブレーキをかけ、振り返ると、
「残念だけど、あんたの相手は、私だよ?」
「きたな!!アテナの使徒よ!!我がティターンの敵よ!!ここで決着をつけてやる!!」
すると突然、男の体が変形し始めた。
そして、巨大なロボットへと姿を変えた。
しかし、そのロボには、見覚えがあった……
そう、それは、私がかつて戦ったことのある機体だった。
そう、それは、かつての宿敵。
そう、それは、私の大好きな妹ちゃんを傷つけようとした悪しき存在。
そう、それは、妹ちゃんに嫌われたくないと思っているヘタレでシスコンでロリコンで変態で気持ち悪い男である。
そう、それは、妹のことが大好きで好きすぎてヤンデレになっている変態でロリコンでシスコンでロリコンで変態で気持ち悪い男。
そう、それは、妹のことを愛していると言いながら実は、自分の欲望を満たす為に私の妹にちょっかいを出している最低最悪な男。
その名は……
そう、それは……
そう、あれは、私がまだ、小学生の時のことだった。
「お姉ちゃん!今日ね!学校でね!わたしね!友達ができたの!」
「へぇ~良かったじゃない!どんな子たち?」
「えっとね、男の子が2人と女の子が1人」
「ふむふむ」
「それでね、みんないい人たちなんだ!いつも一緒に遊んでいるんだよ!だから、今度紹介するね」
「楽しみにしているわ」
「うん♪」
「ところで、宿題やったの?明日提出日よね?」
「うぅ……まだやってない……」
「まったく……仕方ないな……ほら手伝ってあげるからさっさと終わらせるわよ」
猫妹ちゃんは、今は、勉強になったけどは小学生の時は成績は、悪くて運動神経が良く、特に、走ることに関しては、誰にも負けないほど速くて、
妹は、よく学校が終わると走って帰ってくることが多いので、心配していたのだが、どうやら、友達と一緒に帰ってきているようで安心した。
ある日のこと、妹が家に帰ってきてすぐに部屋に入って行った。
何かあったのだろうか? 私は、不思議に思いながらもリビングでテレビを見ながらくつろいでいると、 妹が、部屋に入ってきた。
なぜか、顔が真っ赤で、息を切らせていた。
「どうした?妹ちゃん?」
「はぁ……はぁ……はぁ……はぁ……」
「妹ちゃん?」
「はぁ……はぁ……」
「妹ちゃん!?」
「はぁ……はぁ……」
様子がおかしい……
「なんか、変なおかしい男に裸にされそうになった!!」
「なんですって!!誰よそれ!!」
「わからない……知らない人だった……でも、怖かった……」
「大丈夫よ!お姉ちゃんが守ってあげるから!だから、落ち着いて」
「うん……」
「とりあえず、警察に電話しよう」
通りでくねくねと体を動かす猫妹私は、110番通報した。
しばらくすると警察がやってきた。
「こんにちは、お嬢さん、お名前は?」
「ーーです」
「では、ーー様、詳しく事情を教えて下さい」
「はい、まず、私が帰宅したら、妹ちゃんの部屋の方から物音が聞こえたので、様子を見に行った。そしたら、妹が、見知らぬ男性に襲われていました。」
「なるほど、わかりました。ありがとうございます。」
その後、男性は、逮捕された。
しかし、犯人が捕まっても、妹ちゃんが受けた心の傷は大きく、しばらくの間、夜は、寝られなく、私も付き添いで、一緒になって眠った。
しかし、そんな生活も長くは続かなかった。
あの男は、刑務所から脱獄し再び私たちの前に現れたのだ。
男は、以前とは比べものにならないくらいに強くなっていた。
男は、私の妹に手を出した。
それだけでも許せないというのに今度は、私の大切な家族を傷つけようとした、脱がされる妹の服を見て私は、怒りが頂点に達した。
「お前だけは、絶対に殺す!!」
私は、全力で男と戦った。
しかし、男の力は、私よりも強く、私は、追い詰められた。
だが、その時、私の中に眠る力が目覚めた。
私は、力を解放した。
そして、手の中に炎が生まれる。
友人からは、イグニションという超能力で何もない状態で火をおこす現象らしい、私の回りに火の玉が浮く、火事になったらどうし良いと考えたら
火が駄目なら氷とかどうだろう、今度は、氷の氷柱がうく、風なら旋風、雷は、雷の槍なんか魔法みたいだ、火ならともかく他のは、魔法なんだろうか?
左手には、雷の剣、右には、氷の細剣、投げてもまだ生むことができるので武器種を変える、雷は、ボウガン、氷は、細剣、風は、円盤状の武器スライサー、炎は、蛇腹剣となった、後から問題なりそうなので敵をテレキネシスで動きを止めて氷漬けにしてやった。
其れ以降は、この力を使っていない。
何故ならば、これは、人間が持つべき能力ではないからだ。
私は、異能者というやつらしい。
昔は、私以外にもたくさんいたようだが、今は、ほとんど見なくなった。
私は、その力で妹のことをずっと見守ってきた。
妹の身に危険が迫ると自然と体が動くようになったのである。
そして、今日、妹ちゃんに友達ができたと聞いて嬉しかったのだが、まさか妹にも力に目覚めるなんて……親たちは、見守っててイワれたケド…、猫妹ちゃんのことは、私が守るから! さっさと終わらせよう!
「ふっ!貴様ごときに我がティターンの力を使うまでもない!」
「なんですって?」
「見せてやる!我の真の姿を!!」
大地に手を置くと、大きく揺れて8メートル大の巨人が現れた。
肉体強化(大)という所か?いや其れよりも強いかも……。
装甲となっている、いわば見えない装甲である。
「どうした?かかってこないのか?まぁいい、こちらから行くぞ!!ふん!!!」
地面が大きく割れる。
「なら私も新たな、力を見せてやる!!ゴキブリに使うには、強すぎるからな!!ちょうどお前みたいなのがいてよかったぜ!!来い神魔刀・紲ーー!!」
叫ぶと、粒子が集まり花のような盾を模した飾りを持つバックルを持ち、
腰にあてると、回りが開きなにかをいれる挿入口が産まれ自動的にベルトが腰に付く。
「いくぜ!!テンション上げていこうぜ!!変身!!」
胸に手を当てると、大きく光、宝石の貨幣がでて挿入口に自動的に入る。
右手を上にあげながらポーズを決める。
「さぁ、お前の物語を聞かせてくれ」
「な……なんだその姿は!?」
「これこそ、私の力!!、紲パラスフォームだ!!」
変身姿は、全身日曜でやってるプリキュアの服装で体には、機械の鎧を手と足に装備し巨大な炎がマフラーとなり、妹に首に揺れた。
明日もします。