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閑話・猫神になった私

第一部終

職業が猫神になった私は、レベルがとても上がりにくくなった。

その分ステータスも低いし、スキルだって少ない。

でも……それでも!


「――私は絶対に負けない!」


この世界はゲームじゃない。

だから死んだら終わりだと思っていたけど違うんだね。

本当の死ってのはこういう事を言うんだよ! 彼女を殺せる。

今の所、変身すればとても強い私だけど、そんな私を倒せそうな化け物は沢山いる。

私の大好きな人がそうだったように……。

それに私は気付いていなかった。

自分がどれだけよわいのか

そしてそれはきっと、あの時感じた恐怖心から来るものなのだろう。


「……」

あれ?ここはどこなんだろうか? 確か私はさっきまで、誰かと戦おうとしていた気がするんだけど……。……まぁいいや。とりあえず起き上がろう。 


『にゃーん』


あ、声が高い。これは完全に子供の声だよこれ。…………どうしようか。

まさかこんな事になるなんて思ってなかった。

てっきり大人の姿になれると思ってたんだけどな~。

うぅ……このままじゃ何もできないじゃん! そうだ、鏡があれば自分の姿が見えるはず! えっと……あった!よしっこれで見てみる。…………ふむふむ、確かに子供の姿ではあるけれど、そこまで小さくはないみたいだねただやっぱり全体的に小さいかな?身長とか腕の長さとか足の大きさとか色々……それと髪の毛が白い。白髪なのかと思ったけど少し青みかかってるし銀に近いかも? 目は赤くなってるね。あと耳が長いような気がする。……うん、よく分からない。

そもそも何でこうなっているのかすら分かってないしね。

よし決めた。まずは自分の事を知ろう。それから他の事も考えよう。

そうと決まれば行動あるのみ! とりあえず歩いてみますかね。


歩いてみると、胸がポインと揺れた……。

以前の私より大きくなったような、胸なんかより大きくならなくていいから身長がほしい…、切実に欲しいです。

それにしても本当にここ何処なんだろ? 周りを見てみても木ばっかりだし森っぽい場所なのは分かるけど。

あっ川がある。ちょっと行ってみよう。……結構綺麗な水だ。魚もいるみたいだし飲んで大丈夫かな? 毒があったりしたらやだな。

「電脳転移を使えばかえれるね?」

……誰!? 今喋ったのは一体だれですか!? 辺りを見回してみたけど誰もいないよね? 空耳?それとも幻聴?

「あなたはもうきづいているはずだよ」

はいまた聞こえました!しかも今度ははっきりとした声で言われました! これは、山の怪異!!ババーン!!

「こらこら、人を妖怪にしないの久しぶり、やこちゃんでいいのかな?」


レイピアおねえちゃんが

目の前にいた。


「わぁびっくりした!うれしいです、また会えるなんて」

いきなり現れるんだもん!心臓止まるかと思ったよ!

でもこんな所で会えるなんて嬉しい。。

「ごめんね驚かすつもりはなかったんだよ。でも今はそんなことよりも大事なことがあるでしょう?」

「大事なこと?」

何かあったっけ?全然思いつかないよ?

「魔法少女覚醒おめでとう、後は、自分の杖を手に入れるだけネ?」

あ、そういえばそうだ! 忘れてたわけじゃないんだよ? ただ今の今まで気にならなかったというだけで。


だって私には、銅の剣+12あったし、Pちゃんあったのから。

「ありがとうございます!それでどこに行けばいいんですか?」

「その前に確認したい事があるんだけど良いカナ?」

「はい、なんでも聞いてください!」

「君はこれからどう杖を手に入れるためにガチャをして手に入れないといけない、自分に合わない杖や魔導書が出たら其れまでだけどあったものが手に入れられたら戦力になるわよ、だから頑張ってね♪」


「はいっ頑張ります!!」

「ガチャをタップすると出てくると思うからやって見てね」

出てきた!これってどうやって使うのだろう。

「後、自分のプライベートルームでやりなさい、又会おう、またね」

手を振りそういうと、消えてしまった。

さて、早速やってみましょうか。

「その前に家に帰ってガチャを回すぞーーーーー!!!電脳転移!」

気分は、ヒーローという感じ。

厨二病とも言うけど、そんなことはどうでもいいのです! さぁ、どんな武器が出るのか楽しみですね。

えっと、この画面をタッチすればいいんですか? ポチッとなと……魔導書ガチャにセットしてっと……


【SR】虎の魔導書

魔法:Tiger ändern(15秒)

詳細:一定時間、自分のステータスを大幅に(50倍)上げる事ができる。ただし、使用中は大幅大量消費MPを消費する。 


やったー!当たりだよ!これは絶対使える魔法だよ! そして、次は、っとレバー引きます!!。


【R】スキル/聖女の祈り

詳細:使用者のHP、状態異常回復。

う~ん、はずれ、これは、iちゃんか妹ちゃんにあげよう。

後2枚、ケットシーの幸運お願いします……! ポチッポチッポチーーン! えっと、これって……

「うそぉーーー!!!」

なんということでしょう、私の目の前にあるのは、

「杖じゃなくて、さば缶じゃんかぁ~、すきじゃないんだょな〜サバ缶ってなんか独得の臭いがして」

がっくし、ま、まだだ……後私には、後一枚残っている。最後の希望にかけて……えいっ! ぽちっとな。

「あ、あれ?何も起きないよ?」

おかしい、何で何にも起こらないの? もしかしてしなくても、もう全部使っちゃった。


「それは違うよ」

また声が聞こえた。

「おめでとうございます、はい組み立て、UR究極魔法具セット頑張って組み立ててね?早々オートマタより組み立てるかなりむずいから頑張ってね?神様は、いつでも見てますよ?」

それだけ言うと、どこかへ行ってしまった。

宛名さーん?!アテナさんでしよね?!ちょっと待てぇーーー! 結局どういう事ですか!? 説明プリーズ! あ、居なくなった。

とりあえず、まずはこの箱開けないとだね。………………


ÛR/究極魔法具組立セット

備考/部品作り出せる組立次第で、いろいろな効果の杖の力が使えるアーティファクト、約3500通りの組合せがあると言われている、使ったらしばらく使えない。失敗は、3回まで。


ふぅ……やっと開いた。

それにしても、いろんな種類の杖の部品があるんだな? 空間に浮かぶ画面をいじくりながら考える、形は、珠、杖上部分、下部分、飾り、ルーン刻印の5個、これは、組み合わせ次第なんだね? よしっ!気合入れていきます!!

それから私は、ひたすら組み上げていった。


途中、何度もやったけど、駄目だった、オートマタが造れない私がこんな複雑なやつができるわけがない……まてよ難しく考えるから出来ないのだ……


石の杖と、ドーちゃん、ガンナースーツ、銅剣の留め具箱の中に入れる……意志ある剣珠+12、石杖の上部、銃の銀杖下部、命中の装飾ができた……。すげえ、ガチャのアイテムが部品になるのか……。


SSR/意志ある剣珠+12/銅剣から開放された封印神剣の魂

石杖の上部、銃の銀杖下部/

R/Pー90から取り出された銃特製能力を持つ、魔力消費せずに石の槍を放つことが出来る。

命中の装飾/命中力を高める装飾


SSR+/神魔刃・紲

魔力+500、精神力+1250、 攻撃力+1000、 防御力+750、 全属性耐性+100

自動修復 、持ち主固定 所有者死亡時書き換え、装備解除 詳細:意思を持つ魔法の杖、その刃で敵を切り裂き、撃ち貫く、滅多なことしか堅固な鞘から抜けない、抜けない場合は、9割減、物凄く重くなる。


使用可能魔法/

魔法:Smite fire(10秒)

詳細:対象を燃やすことができる。


魔法:Weapon change(15秒)

詳細:使用者の意思で、剣や銃、槍、斧、盾などに変化する。 

魔法:God  Mode

商才:???


うん、良い感じにできたと思う。

でも、これどうやって使うのかな? 使い方が分からない……

画面を弄りまくっていると、 画面の端っこにボタンを見つけた。

ポチッとなと押してみると、画面が変わった。

えっと、この待機状態は、腕輪になるらしい。

とてもおおきいので、腕輪に付ける、約束的に盗まれたるするのがお約束だからだ、私としては、絶対そんなヘマは、しないいくらここが安全場所だとしてもだ。次に、武器として使いたい時は、 武器モードって言えばいいんだって。


そして最後に、防具として着るのは、 鎧のマークを押したらいいんだって、そうすると、全身に巻き付くように装着されるんだって。

早速、やってみよう! わぁ、だめだー、重くて持てないやー。


やっぱり私ってモブなのかなぁてって思う、じゃベルトになってとかできるわけ……ん?へんかした……?えええええええええええ!! これって、変身ヒーローみたいだよ!! かっけええええええ!!!


変身のためのコインとか機械をお姉ちゃんに作ってもらえば完璧だな! さてと、次は、これをどうするかだよね? そうだ!


「ケットシーさん、ケットシーさん、出てきてください!」

(はいニャ~なんじゃ?)

「ケットシーさん、あなたの幸運を貸してください」

(幸運?何に使うんだニャ~?さっき使ったにゃよ?)

「私のベルトをかっこいい姿になるよう願わせて下さい」

(仕方ないにゃニャ〜、そいつは、気難しいから少しずつ変化させるニャ〜からな、10秒だけやるにゃー!!)


そういうと、光に包まれた、私の周りをぐるりと回り、 光が収まると、そこには、猫耳の生えたていない私がいた。

あ、あれ?なんだろう? 胸が苦しい……

あ、あれぇ?! うぅ……

ドサッ……私は、倒れた。

あぁ……意識……が……

薄れゆく中、声を聞いた。


「あらら、やり過ぎちゃった?ごめんなさいね?ちょっと可愛かったからついね?大丈夫、すぐに目覚めるからね?」

誰の声だろうか? わからないけど、いごごちがとてもいい……。


そこで、私の意識は途切れてしまった。…………

ん?ここはどこ?私は、確か変な箱開けてからの記憶がないんだけど……。

周りを見渡す、そこは、まるで神殿のような場所で、天井には、ステンドグラスがあり、そこから差し込む太陽の日を浴びてキラキラと輝いていた歩いていくと、飾られているとても綺麗な槍、盾、鎧、兜が台座にセットに置かれていた。


触れようとしたら……。

「まだあなたには、使うには、速いかな?そうだこの私のやりをツールにしてあげるをあなたの杖にしよう、きっと役に立つよ?それでは、またね」


それだけ言うと、綺麗な槍は、私の体の中に入り消えていった。

今の人ってもしかしなくても神様? だとしたら、あの箱の中身は、もしかしてUR究極魔法具だったのかもしれない。

まあいっか、とりあえず、外に出ないとね。

まだつづきます

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